フロイト


容姿

身長152cm。10代後半くらいの見た目。肌の色は若干薄く白い。体型は細身であるが引き締まっている。体付きはなだらかでモデル体型には程遠い。
紫色の髪の色と瞳の色を持つ。髪型は髪に若干癖があるため、毛先が首筋に掛かるくらいのショートボブのような髪型になっている。前髪は眼にかからない程度。眼の形は丸い瞳のどんぐりまなこ。若干憂いを湛えるように細められた眼をしている。
服装は真っ黒な肩紐型のキャミソールを着用している。スカート丈は膝上で若干フレア状に広がっており、裾の部分はフリルがあしらわれている。腰の部分に紫色の長い紐リボンが通っている構造になっており、それを腰の後ろでリボン状に結ぶことでウエストのサイズを調整出来る仕組みになっている。下にはドロワーズを着用している。
首には黒いチョーカーを付け、手にはオープンフィンガー式の黒いグローブを嵌め、足には黒いレースアップ式のショートブーツを履いている。


来歴

人工的に能力者を生み出すことを目的とした施設で造られた人造の人間。その中で中途半端な失敗作――――《インコンプリートエラー》と定義された存在。体内で通常の人間が生み出すことの出来ない未知のエネルギーが感知されたが、それが何かの形で表現できるわけでもなく利用価値無しと見做された。
機密を守るために処分されかけたが別の組織に匿われ、能力者の調査などを行っている。フロイトという名はその組織に拠って付けられたコードネームのようなものでもあり、たった1つの名でもある。


《フラタクルエフェクト》と《シュートエフェクト》

体内で作られた未知のエネルギーをフロイトが独自の研究と研鑽によって効果のあるものとして表現したのが、《フラタクルエフェクト》である。このフラタクルエフェクトは身体を包む青白い球体状の光として現れ、1つのサイズは拳足を包めるほどで最大4つまで創り出すことができる。
この光に包まれている箇所は強固になりそこから生み出される力が強力になる。そして炎のような普通であれば触れることの出来ないようなものにも触れることが可能になる。
光は身体を伝って移動することが可能で重ねることでより効果を高めることが出来る。また光りに包まれている箇所は極僅かだが少しづつ治療されていき、痛みを和らげることができる。
このフラタクルエフェクトを両手両足に纏って戦うのが、これもまたフロイトの独自の研究と研鑽によって生み出された《シュートエフェクト》という戦闘スタイルである。この戦闘スタイルは徒手空拳による打撃を主とした既存の格闘術をベースにしたものであり、それにフラタクルエフェクトの効果を併せて近接の打撃で戦うものである。
両手両足に纏った光を指向性を以ってバーストさせることで推進力にすることも出来る。但しバーストは一瞬のためその動きは直線的で、一度使用したら再使用までラグがあるためそれを利用して空を飛ぶということは出来ない。
フラタクルエフェクトは体内の神経や脳のシナプスに作用しており、その作用に拠って鋭敏な感覚を有することが出来る。フラタクルエフェクトの生成や維持、バーストは体力を消費するため、燃費の激しさや継戦能力の低くさが弱点となっている。


性格

基本的にですます口調で話すがこれは礼儀正しさから来てるわけではなく、単に口癖のようなものである。どちらかというとふてぶてしい性格をしており、捻くれた面も持ち合わせている。また自身の能力の研究と研鑽に熱心で、これがそのまま好戦的かのような行動に直結してしまっている。
趣味はチョーカーなどの小物集め。体力の消費の激しい能力のこともあって食べることも好きで、菓子類を含むジャンクフードが好みでそのようなものばかりを摂取している。大切なものは自身のたったひとつの名前。


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最終更新:2019年05月22日 23:39