希望だけで構成された人形。だから彼女は欠陥品
容姿
【肩まで伸ばしたブラウンの髪に、無機質なブルーの瞳の少女】
【何の変哲も無いグレーのパーカーにカーキ色のチノパン】
【製作物なだけあり、生命感の無い整った顔、かなり小柄で細身】
【常に連絡用のイヤホンマイクをつけている】
性能
特殊センサーによる円状の範囲感知(視覚感知と同時は付加)
急な方向転換にも対応するホバー移動。両足からは地面に固定させるためのアンカー。消音能力の高い歩行。
BCLの衝撃への対策で特殊な構造をしており、部位によって装甲の強度がばらばら。
開発当初は空中からの索敵も視野に入っていたが、BCLとの相性が悪いため陸地専用に。
それなりに怪力だが、拳闘による攻撃は戦闘プログラムによる補強が行われていない上、内部機能に生涯を及ぼす可能性があるため好まない。
感情は表に出さないがかなり細かく設定されている。しかし戦闘時には弊害が出ないようにするためほとんどの機能をシャットアウト。
能力
兵器をデータ化、実体化する能力(機能)
携帯するには向かない兵器はデータに分解されて転送されてくるので、それを再構築し実体化する。
また、その兵器を再び分解し、送り返すことも出来る。
予め彼女のメインシステムに構成データを組み込んでいく必要があるので、分解できるのも構築できるのも特定のものに限られる
性格
予め設定された主の指示を元に行動する兵器。
主の指示が無ければ自由な行動を許されており、そこまで堅くは無い。
淡々としたたびたび狂う敬語口調であり、偵察機としての性質なのか極端に目立つのを嫌う。
耐水性ではあるが完全では無いので水分を嫌がる。
装備
BCL
ビッグシリンダーランチャーの略称。
trial6の対応武器であり、彼女の全長ほどの長さと、彼女の横幅がすっぽり収まる円状の口径の大筒から粒子砲を発射する兵器。
その大きさゆえ転送に異常に時間がかかるが、威力はそれに比例するほど。
重量もかなりのもので、対応機であっても、両足のアンカーで地に固定し軸を安定させずに発射すると衝撃に負けてtrial6が半壊する。
攻撃力を重視しすぎたためか、非常に目立つ上逃走に不便なため偵察機には余りに向かない。
燃費も悪く、四発で警告、五発撃てばオーバーヒートして爆発する。
作りは頑丈なため、最近はコーティングを施して打撃武器として使用することが多いが、それでも動きは十分鈍る。
戦闘方法
感知能力の高さを利用した先制攻撃と、BCLを使用しての打撃、もしくは射撃。
詳細
機密兵器開発部による陸専用近接砲撃装備偵察機。
通常の人間には使用の難しい兵器の実用化を目的として、専用の人型を付属させている。
シリーズ化されており、本機は高い攻撃能力を持つ偵察機、をコンセプトにした試作兵器第6号。
求めるものが極端すぎるため作るもの全て試作段階で問題が発生し、完成形が設計されたことは一度も無い。
オーバーテクノロジーだが、どこで設計されどこで生産されているかは全て不明。
分かっているのは、全て女性型であること。
最終更新:2012年06月28日 23:23