ティミル

――――さぁてね


――野良猫に決まった名、決まった生がないように、僕にも決まった名、決まった死はないから




【人物】

接する相手によってコロコロと性格を変える為どれが素なのかは判別しがたい
実際、子供のように無邪気な面もあれば、どこか悪魔的な側面や、穏やかな面を見せる。
しかしその本性は、超越者を気取った小物でしかない。
自身は、何も考えず、何も思わず、何もしない傀儡を望んでおきながら自身を支配するマスターを選別しようとし。
加えて独りよがりで他力本願な感情を、世界の総意と決め付ける。
故に、普段の鍍金が剥がれた彼の姿は我侭を言うだけの賢しい子供と大差の無いもの。
無知無能の超越者気取り、魂の奇形児と彼を言論で打ち負かした少女がそう突きつけたが、彼を指すに的確な言葉である。

また過去には、彼に全てを教え込んだ人間がいたらしいが詳細は不明。
ちなみに元は名無しだったのだがとある少女に自身の能力が無限であるから、と有限(リミット)をひっくり返して
ティミルという名をもらった


【容姿】

19世紀イギリスの空気をそのまま持ってきたかのような少年で、見た目年齢13、14ほど
キャスケット、あるいはハンチングのような帽子を被っており
ブラウンの擦り切れたコートに、その下にサスペンダーとすす汚れたカッターシャツ
そして黒いスラックスと少しぶか目のブーツを履いている
また瞳は暗く蒼い

また後述の能力で、別生物へと変わると鈍く光る金色の瞳となる

【能力】

【不死】
死亡しても蘇るというまんまな能力
ただ、速度は遅いらしく戦闘では描写が見られない
【ノベンバーステップス】
変身能力、ただそれだけである
ただ変形したものの特性を変身している間自分もその特性を得られる
それだけの能力である

『天国』について

彼の望みはすべての存在が等しく最悪で、何もかもに上のない世界。
彼はそれを哀しい天国、あるいは単に天国と称しておりこれに至る方法。加えてその世界を支配できる指導者を求めて世界をさすらっている。
もしもこの天国が実現されたのなら、誰も彼もが何にも抗う気をなくし今を生きることしか考えないようになると彼は述べている。
彼の生涯はただこれだけにのみかけられており、このためならばどんな行為を行うのも辞さないと宣言している。

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最終更新:2013年03月12日 02:05