【名前】
不知火 和泉(しらぬい いずみ)
【年齢】
30歳
【容姿】
澄んだ黒目、傷みの無い黒髪を男ながらも後ろで長い一つ結びにしている。
黒いセルフレームの眼鏡をつけているが、お洒落用の度無し。つまり伊達メガネ。
ワインレッドのシャツに、黒いネクタイをつけ同色のジレを羽織り、灰色のズボンを着用。
その上に、前を開いた長めの白衣を着ている事もある。ただし、大抵が仕事の時なので白衣を着た彼を見かける事は少ない。
【能力】
『万有引力 ~The hand of
dragging the leg of God~』
引力が働く対象と、引力の中心となる対象、その引力の強さを設定する能力。
例えば、対戦相手を中心として、引力が働く対象を自分に、強さを強めに設定すれば、自分は150kmくらいの速度で相手の方に引っ張られる。
地球からかかる引力が無くなるわけではなく、中心への引力も追加されるだけなので、自分を働く対象として操ることは難しい。
イベントの時以外では、対戦相手を引力の働く対象にはできない。引力の中心となる対象にはできる。
働く対象、中心となる対象はともに一つずつしか設定不能。
【性格】
普段は女好きの不良研究者といった感じで、研究以外のありとあらゆる物に真面目に取り組んでいない節が有る。
だが、それが全てかと言われればそうではなく、研究者となった理由に誰かの為になりたいという思いが一つとして有る為、根底の部分では善である。
おどけた口調が特徴的で、一人称は俺。二人称は「坊主」「チビ」「貴女」「アンタ」。
【武装】
「独自開発手榴弾――シンデレラ」
彼が自ら開発した、オリジナルの手榴弾。
ストライカー式で、ピンを抜き、レバーを離してからから四秒で爆発する仕掛けとなっている。
分類としては攻撃型手榴弾に入り、半径2メートルの範囲を爆風に巻き込む。そして、半径5メートルにまで細かい破片をまき散らす。
前者の威力は言わずもがな、後者の威力も服を貫通して肌に刺さるほどである。
ただし、それでも一撃即死といった実際の物ほどの威力は無く、まともに食らっても戦闘は可能だろう。
特製の品である為常に一つしか持っていない。使ったら次のロールまでにまた作る。
「独自開発籠手型兵器――アテナ」
肘の下から手の甲までを覆う籠手型の防具。金属製で、「硬い、軽い、動きを阻害しない」をすべてクリアしたハイレベルな武器兼防具。
ただし、一切特殊な機能等は搭載されておらず、あくまで基礎性能を底上げする事を目的とした設計思想である。
自分で作り上げた品の為、壊れても次のロールまでにまた作り直すことが可能。
【戦闘方法】
相手を中心に指定、働く対象を自分にし、中度の引力を働かせることによるそれなりの高速移動
落ちている物を働く対象に、相手を中心に指定しての投げつけ攻撃(回避しても、相手の方に何度でも曲がって飛んでいく)
手榴弾を働く対象に、相手を中心に指定しての精密攻撃
と、バリエーションや手数に富み、奇策や意表をついた攻撃を得意とする。
【概要】
水の国出身の研究者。およそそうとは思えない風貌だが、少しは名が知られているらしい。
自身の生涯の研究課題という物は特に定まっていないが、自身の研究は「一人でも多くの人を笑顔にする」為だけに使う事を心に決めており、誰かを傷つけなければ出来ない研究は世界を変革するとしてもやらないと断言する。
幼い頃は研究者になるという夢は無く、目的も無く毎日を過ごしていた。
しかし、自身にとって一番大事な存在であった妹の死去により、彼女の夢を引き継ぎ、自分の夢を持ち、それを叶える事を決意。
妹の夢であった「誰かの笑顔を見る」事と、自分の夢である「自分が満足に思える生き方をする」事を重ね合わせ、「誰かの笑顔を見る為に、一人でも多くの人間を救う」という夢を持った。
研究する課題も私生活にも節操が無いらしく、とにかく色々な事に手を出すので無駄に多芸。
【備考】
今までの研究してきた物の中には
「最低限の反撃と、必要以上の防御」をテーマにした護身用スーツ
「闘争本能や一時的な怒りを抑え、正常な判断を取り戻させる」為の薬品
等が有る。
タイプは大人の女性と断言し、幼い少女はストライクゾーンの外だとか。
幼い少女(少女に限らす子供ならだれでも)には父性本能を刺激されるようだ。
【近況】
鈴音と言う少女に出会い、雪合戦もどきを行う。今度クレープを奢る約束をした。
――――私は素直な悪よりも頑固な善を好む
モリエール