アンドレイ・ニキシビリチャチ・ル・ダグラス・マックスウッド

『僕は”彼女/月”を愛してる』


名前 『 』
性別 男性
年齢 31
身長 184cm
体重 66kg
所属 無所属
好き
嫌い なし
特技 高速模写

【人物】

貴公子然とした柔らかな雰囲気の男性。芸術家。
その正体はかつての六罪王である『ダグラス・マックスウッド』である。
が、自身の過去と真名を喪失しており、自分が何者なのかを思い出せない。

性格は極めて温厚で、会話が好き。趣味は月のスケッチであり
幼少からの落書きを含めればこれまでに数万枚の絵を描き上げている。

彼の特質として、月への偏執的な愛情、というものが挙げられる。
それがどれほどのものかは実際に話してみるのが一番早く
彼と話すにはよく月の見える丘の上などを彷徨くと良いだろう。

【能力】

  • 『創造物を現実に引き出す能力』
    絵に書いた龍を生物として召喚したり、絵に描いた餅を食べたり出来る能力。
    ダグラスの頭の中で空想したものを、そのまま現実に引っ張りだすことが出来る。

    この能力は元来、絵画や彫刻などの『作品として完成した創造物』を
    現実において召喚するというものであったが、ダグラスと共に能力が成長。
    現在ではその場で想像した物をほぼ完全な形で現実化出来る程になっている。

    一見して『すべてを可能にする全能』にも思われるが、いくつかの制約も存在する。

    『制約その一』:他者を巻き込む事象は現実化出来ない。
    自分を除くすべての『他者』に対しての干渉が不可能である、という制約。
    つまりは『~が自殺する』というような物語は現実に引き出せず、無駄であるということ
    ただし大まかな範囲を指定した場合はその限りではない。
    ex)周囲一体を爆破、という事象の際に、範囲内に他者が居ても問題なく爆発は発生する。
    簡単にまとめれば、能力に寄る他者への行為の強制は出来ない、となるか。

    『制約そのニ』:ダグラス自身のキャパシティを超える存在は現実化出来ない。
    世界を焼きつくす存在、一撃で必ず生命を刈り取る冥府の魔物、と言った存在は引き出せない。
    そういった強力すぎる創造物はダグラス自身の能力の容量を遥かに越えてしまい、不発となる。
    つまりは『あくまで現実的なレベルまで』という線引。龍の一匹程度が限度である。

【戦闘】

強化された能力を使用し、様々な物体を具現化させて戦闘に用いる。
かつてT-レックスと対峙した際は、無数の銃火器(戦艦の主砲からマスケット銃まで)を作り出し
一斉射撃で恐竜を肉塊へと変貌させた。その際、能力に寄る消耗は見られなかった

しかし、能力が強力な一方で肉体面は一般人レベルであり、特に近接戦闘は苦手。
緊急対応などで剣を振るうことはあるが、全くの素人である。
そのため、何らかの形で武道を学んだ相手に接近されると途端に局面が反転することがある。

【生い立ち】

『lost memory』

【近況】

様々なものを失ったこの男には、神域の芸術的技能と月への愛情しか残っていない。
かつてカノッサ機関において大悪を成した記憶も、まつわる人々も
なにより自分自身が何者なのかという『真名』すらも、彼の中には存在しない。

しかし、物事を名や肩書きではなく本質で捉える彼にとって
己の名や記憶を失ったことは些事な現象に過ぎず、なんの影響も受けていない。

もっとも、かつて世界に刃を向けた男がその記憶を失ったところで
世界はその全てを赦す、とは限らないだろう。

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最終更新:2018年01月22日 10:20