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黒羽 灯燈

普通〟って、なんですか?


望む花弁は枯れ落ちて、差し出す剄は百合の花
名前 黒羽(くろは)灯燈(あかり)
性別
年齢 15
能力分類
趣味 〝普通〟の生活をする事
好き 普通
トラウマ ――
大切 ――
『概要』
レイリスフィード学園の高等科一年。中学の頃からこの学園に通っている。
両親は不慮の事故で彼女が小さいころに他界。現在はは両親が残した(らしい)遺産と一軒家で一人暮らし。
一人で暮らすには少し大きすぎるため掃除が大変であるが、何とかそれなりに家事をこなして毎日を生きている。
『容姿/性格』
肩より少し伸ばした黒髪に、日系特有の黒い瞳。鋭いというわけでもないが、〝見る者が見れば〟瞬時に察する事の出来る程度の眼力を持つ少女
体躯としては平均的、若干華奢な見た目以外で別段不思議がられる様な所は何処にもなく、その容姿から繰り出される砕けた口調は全体的に軽い、緩やかな雰囲気を持つ。
普段から自らが所有する『銘無』を竹刀袋に入れ肩に下げ持ち歩いており、私服の時に限り腰に剣を吊る為のベルトを巻いている。

表面的な性格として軽く、頭で何を考えていようが出来るだけ飄々とした表情を崩さぬように心がけている。
男勝りな口調では決してないが、女性としての柔らかい話し方でもない。粗暴や乱暴とは少し違ったそれは、聞くものによっては違和感を覚えるかもしれない。
思ったことはできるだけ口に出すが、出していい時といけない時を多少弁えている辺り彼女も〝人〟としての生き方をある程度全うに進んでいる。

根本的な性格は〝普通〟である。しかし、自らが内包する〝体質〟の所為で不通としての人生が送れない、そして心の片隅で〝歪んた嫉妬〟を抱えている自分に嫌気がさしている。
自身が普通で在れないから普通の人間を恨み、そして嫉妬する。他者に責任を擦り付ける人間として極端的な行いであり、そして最も醜い感情。
歪んだ異常性を理解し、且つ切実に感じ続けているからこそ彼女は〝視ないフリ〟をした。自らの感情に鍵をかけ、思考に渦巻く子供じみた幻想を隠し、調子の軽い飄々者としてただ生きる。
だが、それでも彼女は憧れを捨てられない。自らが妬み、憎んでいる筈の人間に抱く憧れを強め。そして構成された感情はどの感情よりもどす黒く。醜い。
結局はただ普通に生きたい、普通の少女として在りたい。〝絶対に叶わない〟願いを未だ引き摺っているからこそ、ひたすらに我が道を往く。
―――――『あの言葉』に誘われるがままに。
能力
『大罪《ケース》“嫉妬《エンヴィー》”:罪銘《コード》“剣姫《ストレンジアウト》”』
彼女が先天的に持つ病であり、彼女が彼女足り得る異常な感覚。天性の才能とも揶揄されることがある。
それは異能であり、魔法であり、存在価値《レゾンデートル》として体現する。自らの中に眠る〝罪〟を核とした身体に常に影響を齎す一種の〝体質〟。
端的に言えば剣士として、人間としての〝直感〟が高く。且つ人には本来あるはずの無い〝感覚〟を持つ。

彼女の動体視力は比較的に高い方ではあるが、銃弾を見切る等と言う事は先ずできない。
通常の瞳と違うのは魔法や異能などによる現象の〝核〟を見出す事。本来なら人間に見える筈の無い魔力的異能的な概念を観測し
且つそれに存在する〝核〟を見つけ、その部分を正確にズレなく切断することによってその魔法をかき消してしまう事すら可能である。
ただ、自身の視覚で追いきれない程の速い攻撃であれば勿論。自身が把握できない死角から放たれた攻撃に対しては対応できず
対象の数が多い、そもそもの密度が違う、〝弱点の無い攻撃〟等。人間としての〝底〟は確実に存在する。

近接戦で起こる些細な違和感や相手の行動、遠距離における視線や死線等。自身に関わりのある事柄を〝なんとなく〟察し、及びそれに対応が出来る。
疑似的な未来予知、不完全な刹那的未来予測とでも言ったところ。その場面に直面して初めて〝なんとなく〟動く事が出来るため、完全な未来予測とはなり得ない。
相手の能力攻撃や攻撃パターンなどのロジックを解いて躱しているわけで無く、当然攻撃パターンなどが瞬時に把握できているわけでもない。
あくまで〝本能〟等と言ったごく自然的な感覚で機能している物であり、彼女の想定を大きく超えた攻撃。そもそも〝直感〟の働かない攻撃や働かせない攻撃等、弱点は確かに存在する。
しかし、実質的な精度としてはかなり高い部類に入るだろう。

彼女が持つ体質の根幹は罪銘である〝剣姫〟。その名の通り〝剣〟の〝姫〟を象徴とした力であるため、剣を〝扱う〟力を持つ。
所有権を持つ(≒手に持っている)剣の性能を〝なんとなく〟で理解し、彼女自身〝剣〟に〝同調〟する力があるため、それを実践的なレベルにおいて運用することが可能であり。その剣の性能を限りなく十割に近い数字で振るう事が出来る。
初めて触れた刀剣であっても分類が〝刀剣〟と言う括りの中に僅かでも嵌るのであれば運用はでき、更にそれを使い続けることによって技術の確立化を図ることが可能。
〝なんとなく〟できていたことが〝技術〟として染み着き、実際に自らが望んだタイミングでそれを実践できるようになる。しかし、初めて触れた剣を其処まで扱うことはまず不可能。
同じ剣を何度も振り続ける事によって始めて技術としての確立化が発生する。

身体能力は其処まで高いわけでもなく、男性相手や筋力の強い相手に力で拮抗することはまず不可能。
基本的にその不足部分を技術で補う形になるのだが、年齢などを加味するとやはりまだまだ弱い。所詮〝そこそこ〟のレベル

罪は〝犯す〟ごとに洗練され、純化され、最適化される。
『装備』
『銘無』
彼女が所持する片刃の反りの無い直剣。刃渡りは72センチメートル、剣の幅は西洋剣と比べれば細い。
刀を意識して作られた西洋剣の成れの果てで完成した半量産型の刀剣の一種であり、壊しても比較的再入手が容易なため彼女はこれを好んで使用する。
剣の様にただ頑丈で叩き切る剣でなく、刀の様に刃を滑らせ対象を切断する剣でもない。その何方をも得ようとした結果どちらにも就く事の出来なかった物。
そこそこ頑丈で、そこそこ斬れる。性能としては中の中、剣士が扱うにしては凡庸な一振りで、だからこそ彼女が持つ〝違和感〟に拍車を掛ける。
戦闘方法
『直感型』
本能的、直情的な〝刹那戦闘〟と言うのが彼女の戦闘形態を一言で表すものである。
剣を扱う人間から教えを乞ったことは一度も無く、それ故に細かい動きや構えなどが定められていない。
自らの目と身体能力、そして剣に任せた刹那の剣戟。及び直感で瞬間的に反応できる異常反射と〝罪〟の力。
幾多の要素が集まって彼女という一個の戦闘形態を為しているため、その一つでも潰せれば勝機は大きく上がるだろう。
剣士としての技術は高いが、完全な我流のため攻撃回避がワンパターンに陥りがち。そこを見切れば倒すことは容易な筈だ。
+ ...
満たせ 満たせ 殺意で満たせ (あまね)(こうべ)を刃で満たせ
名前 (くろは)灯燈(あかり)
性別
年齢 15
能力分類
趣味 ————
好き ————
トラウマ ————
大切 ————
『概要』
【櫻】舞い散る剣の下で 屍に躍るは我が主 故に眠るは刃の性か
『容姿/性格』
肩よりも少し伸びた黒髪は艶やかに、其の奥に潜む双眸は剣の鋭さを思わせる。身長は約162cm前後。本来理想とされる体重よりは軽いが、痩せぎすと言う程でも無く。端的な表現で表してしまえば〝普通〟の体型と言えるだろう。
これは普段から彼女が常に〝普遍〟であることを心がけているからこその容姿であり。本来の彼女が持つ異常性を表面上覆い隠しているだけに過ぎない。
能力
『絶剣』
彼女が持つ唯一の能力《たいしつ》であり、そして同時に自らに嵌められている枷。彼女の身体に溶け込んだ〝絶〟たる〝剣〟を略しそう呼ぶ。

身体に眠る〝絶〟の鼓動に震えて嗤え 己が鼓動に狂喜せよ 我が望むは刃なり
絶刀〝銘無〟『忘』——ZETTOU MEINASI WASURE——
黒鞘に納められた刃渡り二尺四寸程度の『片刃直剣』。剣の幅は西洋剣と比べれば細い。
剣の様にただ頑丈で叩き切る剣でなく、刀の様に刃を滑らせ対象を切断する剣でもない。その何方をも得ようとした結果どちらにも就く事の出来なかった物。
柄と鍔の間にの間に黒く輝く黒鉄の欠片が埋め込まれており。全体的な色としては通常の刀と同じく鈍色に近いが、目を凝らせば極僅かに〝空〟色が表面に現れているのが見えるだろう。

銘を〝忘れ〟た揺蕩う剣 其処に在るのは鈍ら刀 鮮血溢れて目覚めと記す 故に〝名無シ〟と知り賜え
戦闘方法
絶 ——ZETU——

遍くは〝死〟によって純化され、思考は殺意に満たされる。

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最終更新:2014年12月11日 01:57