目次
人物
ソール・アルバート・太郎。19歳。
世界中を旅して巡る冒険者。
明朗にして活発な性格で、お人好しな青年。
ただし常識の基準が他の一般人とは異なるようなところがあり、時折ズレた言動を見せる。
本人にとっては至って真剣なつもりでも、他人からすると馬鹿のようにしか見えない時も。
身長は174cm程度。癖の強い金髪に、灰色の瞳。
中世西欧風の古びた旅装束に身を包み、一振りの長剣を背負った姿でいることが多い。
生活
決まった住居を持たず、各地を転々としながら暮らしている。
森の中で動植物を捕って野宿をしたり、住み込みのアルバイトがあればそこに仮住まいをしている。
航海の前には港で日雇いの仕事をして、その稼いだお金で乗組員を雇うこともある。
料理の腕前はそこそこ高い。
ただし彼の料理スキルは、シェフのそれとは全くの別物である。
彼にとっての「料理」とは、サバイバル生活をする中で培われた、土臭い食材加工技術のことを指す。
グレートマスク・ザ・ウロタ
かつて武道大会に出場していた、正体不明の人物。
頭にはターバンを巻いてサングラスをかけ、全身白タイツに橙色のグローブとブーツ。
朱色のマントをなびかせたヒーロー風の姿で現れた。
本戦に出場する程の実力者だったが、大会以外では姿を見せず、その正体は全く不明である。
全く不明である。
蒼飛竜グッチ
グッチ。太郎と行動を共にする幼きワイバーン。
子象ほどの体格で、蒼灰色の鱗を持つ。
好奇心旺盛な腕白小僧といった気質で、かなり活発に動き回る。
雑食性。肉や果物、穀物類、果てはまんじゅうまで、色々なものを食べる。
太郎とは親しい関係らしく、友人のような、兄弟のような、少なからぬ時間を共にしてきた空気感が伺える。
能力
《Sol=Vidro》
太陽光からビー玉を作り出す能力。
生成されたビー玉には光熱と魔力エネルギーが凝縮されており、
太郎が念じることにより攻性のビームや激しい閃光として放出される。
太郎は普段、このビー玉を生活上の便利な道具として使っている。
水を張った鍋にビー玉をいくつか放り込めばすぐに湯が沸くし、
夜道を照らす簡易ライトや、たき火を起こす際の種火代わりにもなる。
陽玉砲 Soleil Canon
ソレイユカノン。複数のビー玉と大量の魔力を消費して放つ、極大ビーム砲。
能力というよりは魔術に近く、発動には口頭による詠唱を必要とする。
詠唱による霊核融身 Helios Fusion
【This data is Locked】
〝天地に遍く漂う陽光の精達よ
身の内に原始の焔光を灯さんとする者の声を聴け——
——無に等しき極小より生まれ出づる無限の核熱よ
偉大なる終焉の重責を玉座とし
荒び狂える祝福の赫光と共に
我が心身に熾れ——〟
装備
屠龍剣 Dragon Buster
ドラゴンバスター。とある仮想世界を冒険した際に手に入れた剣。
かなりの名剣であるらしく、その刃で斬り殺した龍の力を奪うとされている。
ただし太郎はこの剣で龍を殺めたことがないので、その本領が発揮されたことはない。
やや幅広な白銀の両刃剣であり、柄と刀身を繋ぐ部位に赤い宝珠が埋め込まれている。
エネルギーを収束させて爆発させる『メガフレア』という異能(アビリティ)を有している。
太郎の魔力とは異なったエネルギーを持ち、彼はこの力を「特定の属性に分類されない純粋な生命エネルギー」として解釈している。
旅人の服
冒険者向けに編まれた衣服。特別な効果はないが、極めて丈夫。
ブーツ、ズボン、シャツの上に貫頭衣を重ね、その上から腰元でベルトをする。
西欧の中世ファンタジーを思わせるようなテイストである。
かなり色褪せていて、長い旅の道のりを感じさせる。
道具袋
丈夫な帆布製の肩掛け鞄。かなり使い古されている。
見た目から想像できる量を遙かに超えた収納容量を持つ。
中には、旅の中で手に入れたものや生活用品などが入っている。
来歴
元は異世界の人間であったが、何らかの力が働いてこの新世界へ飛ばされてきた。
当初16歳。
やってきてすぐの頃、争いにより人が死に往くこの世界の非情な現実に打ちのめされ、
ふさぎ込んでいた時期があった。
しかし様々な人間との出会いや旅の経験を経て、心身の強靱さを得ていった。
現在は19歳。
やや大人っぽくはなったものの、かつての明るさは健在の様子。
旅の途中で出逢ったのか、幼い飛竜を連れている姿が確認された。
今でも旅は続けており、冒険者として大分こなれた感じがうかがえる。
最終更新:2015年04月06日 19:31