台風抽出

20km格子全球大気モデルでは強い熱帯低気圧の出現頻度は現実よりも少ない傾向
弱めの低気圧もカウントすることにより、現実の熱帯低気圧(最大風速17.2 m/s 以上)の全球発生数と同程度の数になるように条件調整
下層(850hPa面)の最大風速基準を上下させると、カウントされる低気圧の数は大きく変わる

tcstep2.f90を書き換え
発生時の条件(iflag)と、継続時の条件(iflag2)にわけて、継続時の条件に関しては条件を緩和させる
日本列島付近は対流圏ジェットが強いため、850hPaの風速は300hPaの風速に比べて小さくなりやすいことから、w8mw3crit2を大きめに取る

これまでは発生数でチューニングしていたが,現在はトラックに合わせたチューニングを試験中
このまま使うとtcstep3で36時間以上継続するものも増えてしまい、台風の個数も増えるので,発生数の過小評価も合わせて調整

GPIは主に気候モデルの台風発生数過小評価の原因解明のため
気候モデルは北西太平洋で台風発生数が少ないのは確かだが,GPIがそこそこ大きいのに発生数が少ないとなるとトラック抽出法にも欠陥があるのではないか

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最終更新:2010年04月26日 17:27
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