周囲が太平洋・東京湾・利根川・江戸川に挟まれているため、擬似的な「島」となっている。そのため国外からの侵入にはやや弱いが、千葉から東京へは、通称「ターミナル」と呼ばれる国際貿易センタービルを、通るしか行き来は出来ない。河川流域には帝国軍基地があり、警備網を抜けるのは不可能である。

東京湾周辺はそれなりに栄えており、東京と遜色が無いほどの町並みである。
しかしどこか煤けた感があり、その地に住みし者たちを体現しているともいえる。
各企業が進出しているが、ビッグ10のレンラクの本拠地であるため、レンラクの力が大きい。しかし最近の失策により影響力が、薄れてきているのも否定できない状況だ。

東は<覚醒>以前から農村地帯で緑あふれる地だったが、<覚醒>以後魔境と化しており、数多くのクリッターが生息する地に変わってしまった。
しかし、マナが溢れるほど活性化されているので、多くの魔法使いが住んでいる。
日本国内における4割近くの収束具はここで生産されていて、腕のいい職人が多い。

南西の埋立地には各企業の関連工場があり、コーポレイトセキュリティーが日夜目を光らせているのだが、企業の暗闘が活発な地である。
航空自衛隊の基地もあり、軍事関連の工場も揃っている。
それゆえに横流しも多く、フィクサーの「商売」の場でもあり、非合法の武器・サイバーウェアがここから流れる。

南の房総にはマスドライバーがあり、軌道上にあるビック10の国際会議場への直行便が用意されている。
マイクロ波受信施設もあり、関東への電力供給を行っており、日本帝国にとって重要な施設が多い。

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最終更新:2007年08月02日 03:27