なぜ、Emacs を使っているか?

逆説的かもしれませんが、Emacsキーバインドが使えるカスタマイズブルなエディタだから です。

私は Windows を使っています。Windows は次の設定により、OS のあらゆる操作を Emacsキーバインドにすることができます。

また、cygstart on Cygwin や wslstart on WSL と次の設定を組み合わせることにより、Emacs の Dired を Windows ドキュメントを開くファイラーとして利用することができます。

Dired から 開いた Windows ドキュメントは、先の設定により Emacsキーバインドで操作できますので、Windows アプリケーションソフトがあたかも Emacs のプラグインソフトウェアであるかのような感覚で利用できます。

この操作感は、一度慣れてしまうと離れられないものです。そしてこの操作感を実現できているのは、モーダレスな Emacsキーバインドの存在 によるものだと思っています。

Emacs を Atom や VSCode などの他のエディタと比較する記事も見かけますが、Emacsキーバインドで使えるエディタであれば状況に応じて使い分ければ良いと思っています。次の設定をすれば、VSCode との相互利用も容易となります。

いずれにせよ、私にとっては Emacsキーバインドで PC の操作を統一できることがとても重要で、その操作の基軸となるソフトウェアとして Emacs を選択して使っている。これが Emacs を使っている理由となっています。



ちなみに、私は vim も時々使います。顧客環境にあるサーバの設定変更などで必要になるときがあるためです。当然、カスタマイズしていない状態の vim を使うことになりますし、vim はそのような状態で使えれば良いと思っています。

一方、自分の PC で vim 使うことはほとんどありません。先に記載したようにすべてのアプリケーションソフトの操作性を統一したいからです。自分の PC からサーバの作業を行う場合でも、大抵は ssh の接続性があるので、Emacs の tramp を使って行っています。

vim の前身の vi は 5年間くらい使っていましたので、vim の優れた操作性はある程度は理解しているつもりです。しかし、Word や Excel など Windows アプリケーションソフトでも同じ操作性を!となると、Emacsキーバインドのようなモーダレスなキーバインドに統一する必要があります。そこで、そのようなキーバインドを持つエディタとして Emacs を選択し、OS のキーバインドを Keyhac の設定で Emacs-like にして使っている。これが現在の PC の利用環境となっています。