◎インカーフ
オクタヘドロン系列会社、『ハイウインド社』の特務機関。
1番隊から13番隊まであり、PCが協力するのは3番隊となる。
3番隊の活動は主に戦闘と調査であり、特定の目的のための調査機関と言って差支えない。
また、その性質から外部協力、委託も広範囲で雇っている。
余談だが、1番隊は特殊任務のプロが揃う、裏工作セクション。
2番隊は、他の隊の書類や活動記録など、ルーチンワークを一手に引き受ける事務屋。


◎ファーサイドタロット
魔王ニミュエー・フェイが配下の人間に作らせた魔道具。
タロットカードの形をしており、タロットを内包したクリーチャー『魔人』を形成する。
この魔人は、人間でも侵魔でも、まして魔王でもない。吸血鬼や人狼など、怪物に近い属性を有する。
魔人一人につき、4枚のタロットを内包している。現在4人の魔人が確認されている。
アビスと呼ばれる存在に対抗するため作られたものであり、タロットが起動したということは、アビスの活性化を意味すると思われる。


◎魔人
ファーサイドタロットによって構成される怪人。
人間の姿を取ることも可能である。
人間の欲望をエネルギーにしており、人間の理性を破壊し欲望を増幅し、吸収する。
また、いくつか白紙のタロットを持っており、そのタロットを使って自分の配下を作ることも可能。
魔道具としては既に壊れているらしく、ジャッジメントという魔人以外は、自分が作られた目的を忘れている。



◎アビス
アビス、あるいは奈落と呼ばれる概念。
アビスに意志はなく、無差別にプラーナを失わせ、また生物の精神を変容させる。
さらに、この無差別兵器にも似た存在は、主八界の外側から来たという。
アビスに汚染されたクリーチャーを、奈落獣と呼ぶ。



◎タロット編のあらすじ
1話「欲望」
登場PC:レオン、烏家老、愛衣

ハイウインド社の倉庫に眠っていた魔道具「ファーサイドタロット」が起動する。
ファーサイドタロットは、4体の怪人となり、街に放たれた。
怪人の一人「エンペラー」は、近くに居た人間(戦闘はしなかったが月匣の中にいたことから、人狼などの亜人だと推測される)を利用。
その人間の物欲を吸収し、クリーチャーを生み出す。

2話「暴走するJ/過ぎた善意の末」
登場PC:レオン、烏家老、愛衣、ヤード

魔人ジャッジメントが、正義感の強い少年、本郷武の『正義を成したい』という欲望から怪人を生み出す。
近所の英雄としてもてはやされる怪人、「ホッパークリーチャー」だったが、PCたちが武とジャッジメントを説得。
暴走したホッパークリーチャーを倒したPCたちに、ジャッジメントが「アビス」について、自分自身について語る。
ファーサイドタロットが制作されたのは、プラーナを奪い人の精神を変容させる、アビスに対抗するためだったのだ。
欲望を取り込まないと消えてしまうジャッジメントに、『守る』という欲望を供給すると申し出るレオン。
インカーフ3番隊に、新しい仲間が増えた瞬間であったが・・・?

3話「眠気と植物と女教皇」
登場PC:レオン、烏家老、リク、ヤード

魔人プリーステスが、人間の『眠気』を吸収するために「プラントクリーチャー」を生み出す。
だが、プラントクリーチャーはPCに怯えて逃げてしまう。
一方、ジャッジメントは他の魔人たちを説得しようと試みるが、失敗に終わる。
プラントクリーチャーを追い詰め、倒すPCたち。
その影で、純真な心を持った魔人「マギ」は、ジャッジメントが壊れていると思い込み、ジャッジメントを直そうと思い至るのだった。
また、烏家老はスカイブにある考えを打ち明ける。
曰く、「魔人たちが『アビスを利用する』という発想に思い至ったとしたら・・・」。


4話「策謀」
登場PC:レオン、烏家老、リク、コンビニエンス

魔人エンペラーは、マギの無垢な心を利用し一計を案じる。
マギに『ジャッジメントが壊れたのはPCたちのせいだ』と嘯き、マギをけしかけたのだ。
マギと戦うことになったPCたち。その傍らで、エンペラーはジャッジメントと戦う。
その時、エンペラーはジャッジメントを構成するタロットを奪ってしまう。
そして、PCたちと戦い弱ったマギも、その毒牙にかかってしまう。
ジャッジメントたちのタロットを取り込み、とてつもない力を得るエンペラー。
一方、瀕死のマギを救うためにジャッジメントは自分を構成するタロット全てを使って、これを助けた。
ジャッジメントは『死んだ』のだった。生きた証を残して。
そして、PCたちがハイウインド社に帰ると、そこにはなんと魔王ニミュエー・フェイがいたのだった・・・。