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第六部 各山域のツボ
北アルプス
概して峰々が連なっている
夏山の平均気温は、10度から15度
森林限界は2300mくらい
ほとんどの山小屋の設備は良い
ほとんどの山は登山者がいっぱい
特に北のほうは残雪が多い
木曽山脈
残雪と氷河地形がよく見られる
設備の行き届いた山小屋と登山道
交通の便が良い
夏山登山者の大半は北アルプスに集中する
後立山連峰
白馬岳・唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳・針ノ木岳
黒部川とJR大糸線(糸魚川静岡構造線)の間を南北に走る
花と残雪が豊富
黒部川を挟んで剣岳・立山が間近に見える
白馬岳は人が多いが、その他の山域は比較的人が少ない
水場は少ない
白馬と針ノ木の大雪渓は、日本三大雪渓
白馬岳~唐松岳かんの不帰ノ鹸(カエラズノケン)は細い顔料のアップダウンが続く危険な岩場
白馬駅・白馬尻で軽アイゼンのレンタルがあり、白馬山頂で返却できる
白馬岳山頂はウルップソウの大群落
痩せた稜線が続く
雷鳥に会うことも多い
非対称稜線を形成しているところがある
剣・立山方面
剣岳・立山連峰(大汝山・雄山)・大日岳
日本三大雪渓の一つの剱沢雪渓
雪と岩の殿堂、剣岳
剣沢は日本では珍しいU字谷
岩質は割としっかりしている
前剣・剣岳と岩場の連続
剣岳山頂直下のカニのタテバイ・カニのヨコバイは難所
アルペンルートを利用できるのでアプローチは楽
大日岳は高山植物が豊富だが、人が少ない
大日平や落差の大きい称名滝などがある
槍ヶ岳
日本のマッターホルンとも呼ばれ、北アルプスを代表する山である
登山者は多い
東、西、北鎌尾根などが合流し、各方面からの縦走路が集まる
表銀座コース・・・中房温泉~燕岳~大天井岳~槍ヶ岳
裏銀座コース・・・高瀬ダム~烏帽子岳~野口五郎岳~鷲羽岳~双六岳~槍ヶ岳
上高地~横尾~槍沢~槍ヶ岳
折立~黒部五郎岳~双六岳~槍ヶ岳
穂高岳から大キレットを経て槍ヶ岳に行くコースは、危険な岩場が続く熟練者向け
肩にある槍ヶ岳山荘から山頂へは急な岩場が続く
遠くから眺めてもその山容は美しい
周辺には多くの山小屋があり、よく整備されている
穂高連峰
奥穂高岳・前穂高岳・北穂高・涸沢岳・西穂高岳など
奥穂高岳(3190m)は日本第三の高峰
上高地から横尾を経て涸沢に入る
岳沢を登り前補を経て吊尾根を経て奥穂へ行くコースも有る
穂高連峰へのベースキャンプ、涸沢は氷河地形のカールが残っている
涸沢を囲むように、名峰がそびえる
全体に岩場が多い
ピークを結ぶ稜線は痩せ尾根であり、要注意
西穂は少し離れたところにあり、新穂高温泉からロープウェイを使うとアプローチが楽
登山者は多い
黒部川源流方面
水晶岳・雲ノ平・黒部五郎岳
北アルプス最奥の秘境といわれてきた
静かな山歩きが楽しめる
なだらかな山容の個性的な山が多い
雲ノ平は周りをすべて山に囲まれた、北ア最奥の高原
顕著な大カールを大きな手で抱くようにそびえる黒部五郎
大きくて優しい女性的な姿の藥師岳
大きな鳥が羽を広げたような端正な双耳峰、水晶岳
槍穂周辺
常念岳・蝶ヶ岳・笠ヶ岳など
笠ヶ岳は山頂が尖っているので、遠くから眺めたとき槍ヶ岳と間違えやすい
釜トンネルが出来る前は、上高地へは島々谷を通り徳本峠をこえるコースだった
常念岳の美しい三角錐の頂はよく目立つ
梓川をはさんで槍・穂高連峰と対峙するので、素晴らしい展望が楽しめる
蝶ヶ岳はどこがピークかわからないほど平坦で伸びやか
森林限界を越えた稜線からのパノラマは北アルプス髄一
蝶ヶ岳付近は二重山稜と呼ばれる珍しい地形が見られる
南アルプス
概して峰々独立しており、山々のスケールはでかい
標高差が大きく、登るのが大変
森林限界は2600mくらい
山小屋の数は少なく、素泊まりのみの山小屋もある
ほとんどの山小屋の設備は良くない
北アルプスに比べて登山者が少なく、落ち着いた山歩きができる
赤石山脈
日本最高、最大の山地
日本第二の高峰、北岳を筆頭に13座もの3000m峰を擁している
南アルプス北部
白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)・甲斐駒ケ岳・仙丈岳・鳳凰三山
南アの中では、人気がある山域
高山植物の種類も多い
一部に残雪がある
県営北岳山荘は例外的に設備が良い
南アルプス南部
光(テカリ)岳・聖岳・赤石岳
いわゆる通好みのエリア
毎日午後3時くらいになると、バケツをひっくり返したような夕立になる
アプローチが不便で、山小屋が少ない
八ヶ岳
南北で全く対照的な雰囲気を持つ
山麓から稜線まで、要所には必ず山小屋がある
夏沢峠を堺に南北に分かれる
日本アルプスに比べると山が深くないので、エスケープルートが取りやすい
多くの峰が連なることから、多数の意味を含めて「八ヶ岳」と呼ばれている
八ヶ岳の北に蓼科山が隣接してある
北八ヶ岳
縞枯山・茶臼山・白駒池・天狗岳など
森林と池と苔が素晴らしい
原生林に囲まれたなだらかな地形
南八ヶ岳
硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳・権現岳・編笠岳
アルペン的な山容の岩峰
主峰赤岳からは中部山岳地帯の主な山々の大パノラマが楽しめる
その他の山域
北海道
大雪山系(旭岳・トムラウシ)・知床連山・利尻山など
標高はさほど高くないが、森林限界は1500m付近
大雪山系はスケールの大きさ高山植物の豊富さが魅力
山頂からの展望は高さではなく広がりを感じることができる
大きく、のびやかな山容
広大な山の湿原とお花畑が続く
ヒグマが出ることもあるので注意
利尻山は標高1719mの単独峰で、天候が変わりやすい
東北
独立峰が多い
飯豊(イイデ)連峰・朝日連峰・磐梯山・鳥海山・岩木山・八甲田山など
飯豊、朝日連峰はいくつものピークを連ね、山深く、どっしりとした山容
尾根筋は伸びやかで、盛夏でも残雪をとどめ、規模の大きなお花畑が展開する
朝日連峰より飯豊連峰の方が全体的に一回りスケールがでかい
山深く、アプローチにも時間がかかる
山頂からの展望は雄大
日本海の眺めは絶景
尾瀬
燧ヶ岳(ヒウチガタケ)・至仏山(シブツサン)・会津駒ヶ岳など
広大な湿原の種類の多い花々が最大の魅力の本州最大の湿原
福島、群馬、新潟の3県にまたがる高層湿原
尾瀬沼や尾瀬ヶ原の水辺のエリアと、燧ヶ岳や至仏山の山のエリアに分かれる
気軽な散策から本格的な2000m級の山々の山登りまで楽しめる
周囲の山からの尾瀬沼、尾瀬ヶ原の景色が素晴らしい
設備の整った山小屋が多数ある
山小屋は完全予約制であり、予約なしでは泊まれない
幕営地はない
春のミズバショウ、夏のニッコウキスゲ、秋の紅葉といろいろ楽しめる
富士山
富士山に登らない馬鹿、二度登る馬鹿
♪富ぅ士は日本一のぉ山ぁ〜♪
九重山
中岳・久住山・三俣山・大船山・平治岳など
中岳(1791m)は九州本島の最高峰
休火山で、火山活動の名残をとどめている
坊がつるの高原には法華院温泉があり、360度の雄大な景色を楽しめる
6月にはミヤマキリシマツツジの群落がピンクの花を咲かせ、、非常に美しい
屋久島
宮之浦岳・永田岳・高塚山
宮之浦岳(1935m)は九州最高峰
縄文杉を筆頭に巨大な屋久杉が生育する
山頂部の屋久杉は白骨化した白骨樹になっている
花崗岩の巨岩とヤクザサに覆われ、独特の雰囲気がある
雨が非常に多く、1ヶ月に35日雨が降るといわれるほど
屋久島はほぼ円形で周囲100kmの日本第5位の大きさの島
海からいきなり切り立った山がそびえる
アプローチは不便である
山小屋はほとんど避難小屋であり、寝具、自炊用具が必要
花之江河(ハナノエゴウ)と呼ばれる高層湿原がある
山麓にも見るべきところが多い
幾重にも山が重なり、山が深い
「第六部 各山域のツボ」をウィキ内検索
最終更新:2010年03月31日 09:54
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第一章 山歩のツボ
第二章 準備編
第三章 山中編
第四章 知識編
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