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用語辞典・あ行 - (2009/01/21 (水) 10:19:26) のソース

*オーディンスフィア用語辞典
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#contents()
**あ
:アイスエレメンタル 【敵キャラ】|
ふわふわ浮いている氷の精霊。主にウィンターホルンに登場する。
どんな一撃でも簡単に消し飛ばすことができるか弱い敵。
また、こちらから攻撃しなくても離れていればいつのまにか勝手に消滅してしまう。
単体で出現すればどうということもない敵なのだが、触れるだけで攻撃判定があり即凍結させられてしまう上、
こいつ自体は小さいので攻撃を当てにくいという、他の種類の敵と一緒に登場するとPCの逃げ場を塞ぐ厄介な敵に変貌する。

:アイスエレメント 【魔法薬】|
アイスエレメンタル3体を呼び出し敵の攻撃から身を守る魔法薬。
所詮アイスエレメンタル、敵の攻撃一撃で散っていくので3回で効果は消滅。
凍結耐性のない敵の場合、エレメントが散り際に凍結状態にしてくれる。
説明だけだと一見ショボい魔法に思えるが、これを使っておくとなぜかコルドロンの超強力な爆発攻撃(フォゾンバースト)から
PCの身を完璧に守ってくれるという、実は完全バリヤーな魔法だったりする。

:アイスとクーリ 【カフェメニュー】|
カフェでの正式名称はマグルのアイスとマルベリーのクーリ。
クーリというのは「液体状の」という意味で、要するにソースのこと。
ゲーム内ではマルベリーのソースの上にマグルのアイスが乗っている模様。

:アックスナイト 【敵キャラ】|
タイタニア裏通りに出現する中ボスで、首切り役人兼衛兵。ナイトの名前どおりこれでも騎士様。
他のボスも使用してくる踏み付け攻撃の性能がどういうわけか極端に優秀で腹が立つ方も多いだろう。ふぬん!
尻。

:甘いパラチンケン3種 【カフェメニュー】|
パラチンケンとは、ちょっと厚めのクレープ生地で色々な食材を包んだ料理やデザートのこと。
ゲーム内では、マルベリー、ナップル、マグルをそれぞれコンポートもしくはジャムにして包んである模様。

:アリエル硬貨 【アイテム】|
かつて存在したバレンタン国が発行していた硬貨で、現在はややレアなアイテムとなっている。額面は5G。
別名、バレンタイン王女の硬貨と呼ばれることからもわかるように、彫られている横顔の女性は
ベルベットとイングヴェイの母親にあたるバレンタイン王女である。
王女のコインをわざわざ発行したことからもバレンタイン王の王女への溺愛ぶりが伺える。

:アリス 【人名】|
プレイヤーとオーディンスフィア(というゲーム)を繋ぐ役目を担う少女。
このゲームはアリスが読んでいる本の中のお話という前提の下、進行していく。
本を持たずに椅子に座らせ、足をブラブラさせているのを見るのもまた楽し。
実は本の中との住人とも繋がりがあり、彼女の気紛れの発言が、
呪いにより時が止まったまま物語の世界の中に取り残された者の呪縛を解き、
本当の意味で物語の最後を締めくくるという役割と果たすことになる。

:アリスの母 【人名】|
公式な正式名なし。
中の人つながりで、グリゼルダの生まれ変わりだと言われているとかいないとか。

:アンシーアブル 【スキル】|
全PC共通で使用できるサイファースキル。
使用すると一定時間透明になり、どんな強力な攻撃だろうと無効化してしまう絶対防御スキル。
代わりにこちらの通常攻撃も当たらなくなってしまうが、サイファースキル、アイテムの使用による攻撃は普通にできるので、
サイファーゲージやアイテムの準備さえしっかりしていればこのスキルの併用で一方的に攻撃してしまうことができる。
そういう意味ではどんな難局でも何らかの方法で必ず打開できるというこのゲームの売り文句を証明するスキルと言えるかもしれない。
ただし、自分の意思では決して途中解除できないので、小さな宝箱を目の前に歯がゆい思いをすることもw
(ちなみにサイクロン等を繰り出せばアンシーアブル状態でも小さな宝箱を開けることは可能)

:アンチドート 【魔法薬】|
解毒の魔法薬。
毒の効果時間が長い為、毒にかかったら飲みたくなる。でも、何も無いのに常備すると邪魔。
ラウンドに合わせて所持しましょう。

:アンリミテッドパワー 【魔法薬】|
使用すると効果時間中常時パワーが回復するようになる。
攻撃の隙の間などにも回復し続けるのでオズワルドのバーサク使用時以外はパワー切れを起こすことはまずありえなくなる。
また、メルセデスがこの薬を飲むと無限砲台と化す。
POW切れuzeeeeeee!!!となりがちなこのゲームにおいて、ゴリ押しで敵を倒すことが可能になるこの魔法薬は、
序盤から終焉まで常に役に立つ重要アイテムの一つである。

**い
:痛んだマルベリー 【アイテム】|
痛んだマルベリーの実。
実をつけたマルベリーの木を一定時間放置するかエンデルフィアのドロップで手に入る。
そのまま食べると効果が低いが、ヒール生成やプーカキッチンのレシピに使えるなど有用な用途は意外にも多い。

:イルリットの森 【地名】|
鬱蒼と生い茂る深い森。
ベルベットとイングヴェイの隠れ家があり、そのためベルベットはイルリットの魔女と呼ばれている。
しかしベルベットシナリオのホームポイントはプーカの地下街がほとんどでイルリットの森は一回もない。
地理的にはそれほど重要な地域ではないが、全主人公のシナリオ共通に存在するラウンドであり、クリア後の入り直しも自由、
更に暑さ寒さ、闇などの余計な地形効果もないので結構稼ぎのお世話になった人も多いだろう。
またカロッチオの出現頻度がラウンドマップ中をくまなく探せば一回程度は手に入るぐらいの頻度で出現するので、
カロッチオの出現頻度が高いラウンドに入り直せないキャラにとってはなかなか貴重なマップでもある。
森の奥には蓮の花が咲く美しい沼もあるが、残念ながら大ボス戦以外でこのステージを拝むことはできない。

:イングヴェイ 【人名】|
亡国バレンタインの王子にしてベルベットの双子の兄。
幼少期の様々なトラウマが災いして、性格はわりとひねている。
それでも妹のことは大事らしく、妹に近づいた野郎にプーカの呪いをかけてしまうという極度のシスコンである。
(コルネリウスに化けてタイタニア王から秘術について聞き出すという目的もあったようだが)
物語中、蛙になったり獣になったりと忙しい。
また、ベルベットやコルネリウスそっくりに化けるなど、変装の名人(?)でもある。
(実際はバレンタイン王が直筆で書き残したという変身の魔導書による魔法だと思われる)
ラグナネイブルによるバレンタイン侵攻時、父親であるオーダインを助ける目的でバレンタイン側の攻勢を止めるために
コルドロンを暴走させ自国の領土を吹き飛ばした件から始まり、ティトレルの指輪をエルファリアに渡す、コルネリウスをプーカに変える、
終いには自らがダーコーヴァの獣になってしまう等々、つくづく取り返しのつかないことを発作的に行ってしまうとんでもない奴である。
国亡き後、コルドロンを暴走させてまで助けようとしたオーダインから息子に対する労わりの言葉ではなく、
バレンタインを滅ぼした裏切り者扱いされたこと、実の母に死と呪いを予言されたこと(コレは思い込み)、
そして自国を滅ぼしたことに対する自責の念から、オーダインとコルドロンを滅ぼすことのみに心血を注ぎ、
その破滅的な行動が結果として終焉への引き金を引いてしまう。
ただ、蛙の姿になっていた時は、人間の時には裏目に出るばかりだった彼の行動が全て良い方に作用し、
幾度もメルセデスの危機を救い、彼女の女王への成長を助けることとなった。
さらに人間に戻った後は一方的な誤解からコルネリウスに呪いをかけたことを後悔し、彼を認める発言もしている。
最期は母が自分を愛していたこと、そして自分がメルセデスを愛していたことを知り、ようやく心穏やかになり逝く。
モデルとなったのは北欧神話の神フレイで、イングヴェイというのはフレイの別名である。
ちなみに本来はPCになる予定だったらしく、ゲームCD中にイングヴェイ用のデータがいまだに残っているという噂も……

**う
:ヴァリアンス 【魔法薬】|
服用すると次の一撃が残体力に応じた高い威力を持つ代わりに、HP1の瀕死状態に陥る。
特性的にはちょっと使いにくい感じだが、ここぞというときの切り札としてボス戦で使用すると意外と効果的だったりする。

:ウィザードアイ 【敵キャラ】|
空中に浮く目玉のような敵。主にタイタニア裏通りに登場する。
裏通りとは言え、普通の街中にこんなモンスターがいるのは不自然なので、恐らくはタイタニア裏通りラウンドで
必ずストーリーに絡んでくる三賢人が召喚したものか。
めまい効果を持つ誘導性のあるビームを放ってくる。

:ヴィシソワーズ 【キッチンメニュー】|
冷たいジャガイモのポタージュスープのこと。
持ち込み材料にジャガイモがないので、これはキッチン側で用意するのだと思われる。

:ウィンターホルン山 【地名】|
雪に覆われる高山。
ここの最高峰には元々ハインデルが住んでいたが、ハインデルがオズワルドに討たれて以来、
友への復讐に燃えるワーグナーが居つくようになった。
他にラグナネイブル軍も定期的に見回っているなど非常に物騒な山である。
全主人公のシナリオ共通に存在するラウンドで、全員が入り直すことができるのも共通である。
ラウンドの特徴としては寒さの地形効果があり、ウォーマーや耐冷のペンダントが無いと、
通常ステージでは戦闘中一定時間毎に最大HPの1%ずつのダメージを受けていく。
このダメージも戦闘評価に影響するので、寒さ対策は必須と言える。
生息マンドラゴラはターニーがほとんどであるが、タイタニア裏通りもターニーの出現頻度は高いので、
そちらに行けるキャラだと地形効果の面倒さもあり、多少重要度が下がるかもしれない。
しかし、このゲーム唯一のレアアイテム「トロルの奥歯」を落とす大トロルはこのラウンドのみに生息するので、
欲しい場合は頻繁に利用することになるだろう。

:ウーズ 【魔法薬】 【敵キャラ】|
メイジ系が召還する軟体生物。コルネリウス編終章から出現。
動きは遅いが、接触を許すと全身に纏わりつき、ベリアルの呑み込み並みの大ダメージを負う。
極めて高い物理耐性を持つ為、コルネリウス編で攻撃魔法の仕込みを忘れた場合は大変な難物となるが、
メルセデス編以降は各主人公がアイテムに頼らない対抗手段を持っているので、雑魚に成り下がる。
また、ウーズの魔法薬を使うことでPC側も召喚することが可能で、炎上しようがPCの攻撃で敵もろとも八つ裂きにされようが、
体力の続く限り再生を繰り返して触れた敵を拘束し続ける頼れる相棒となる。
ボス系は接触によってダメージを与えるだけで拘束できないことが多いが、接触攻撃は高いダウン効果を持つので、
地上部分にダメージ判定を持っており、かつダウン攻撃に弱いボスには絶大な効果がある。
よってウーズの真価は上記弱点の見本とも言うべき、大ボスにしてラスボスであるオニキスに対して遺憾なく発揮されるのであった。

:ウォーマー 【魔法薬】|
服用すると体を温める薬。寒さでダメージを受けるウィンターホルンステージでのダメージを防止する。
凍結時にも効果がありそうな気がするが、凍結時はアイテム自体使用できないので完全に雪山専用アイテム。
ステージが始まってから大急ぎで使っても必ず二回分の寒さダメージを食らってしまうのが何気に鬱陶しい。

:ウォーリアー 【種族】 【敵キャラ】|
ラグナネイブル軍斧兵隊所属の筋肉達磨。
斧での一撃はボス並みの威力を持ち、また絶命時には非常に避けづらい角度で斧を放るので、
あまり接近戦で臨みたくは無い相手である。

:ウサギの喫茶店 カフェ・ラビット|
プーカの地下街に存在する、薔薇とレースとリボンに囲まれた豪華でラヴリーな喫茶店。
各種デザートをお金と材料次第で食べることが出来る。
厨房には、冷たいデザートをも作り出すことが出来る魔法の電子レンジがあるという噂。
女の子三人は言うまでもなく、コルネリウスもプーカの姿なのでそれほど違和感はないが、
オズワルドが一人、ここで甘いデザートを食べている姿は見ているこっちが恥ずかしいw
中央奥の2階への階段が少し気を持たせる。

:ウフアラネージュ 【カフェメニュー】|
カフェでの正式名称はウフ・ア・ラ・ネージュ。
卵白で作ったメレンゲをお湯で茹で、フルーツソースやカスタードソースをかけたデザート。
ゲーム内ではソース状にしたナップルの上にメレンゲを乗せ、ナッツ(ルーワートの種)のソースをかけて、
飾りにマルベリーを添えてある模様。

:ウルズール 【人名】|
三賢人の一人。白いローブを纏っている。
タイタニア王国に仕え、ダーコーヴァの秘術の秘密を調べるために活動していた。
イングヴェイを蛙に変えたのはこの人。
最期はコルネリウスに心臓を抉り取られ瀕死となるものの、心臓の鎖の呪縛から
解放されたベリアルに食い殺されるという自業自得の末路を迎える。
おそらく北欧神話の運命の三女神の名前が元ネタ。(ウルズ)

**え
:エクストラフォゾン 【魔法薬】|
使用すると15のフォゾンを放出する魔法薬。
ローズマイルの種より放出量が多く、まとめて放出されるので長く待たされないのもメリットと言える。
98のマテリアルとハバニールをセットで持っておけば、サイファーゲージの補充に非常に頼もしい存在となる。

:エスカベーシュ 【キッチンメニュー】|
キッチンでの正式名称はサーモンのエスカベーシュ
エスカベーシュとは、魚を油で揚げて香味野菜と一緒に調味酢に漬ける、いわゆる南蛮漬けなのだが、
このゲーム中では材料にミルクがあるのが謎。

:エドガー 【人名】|
エドマンドの兄で、本来はタイタニアの世継ぎだったはずの王子。
村娘と身分違いの恋に落ち、それを父王であるガロンに疎まれたため駆け落ちしてしまう。
その後、「タイタニアの王は代々、タイタニア王家に連なる者に殺される」という王家に伝わる予言を恐れたガロンにより、
その命を受けた刺客によって殺害されたらしい。
ハインデルの言葉が正しければオズワルドの実父である。

:エドマンド(タイタニア王) 【人名】|
現タイタニア王にしてコルネリウスの父親。
ダーコーヴァの獣となりタイタニア王国で暴れ狂うガロンを、王族の責務としてその手にかけた。
その後、虎視眈々と反撃の機会を伺うバレンタイン王に対して、「それでも秘術の用意がある」と言い放ち、
その覚悟の前にバレンタイン王は侵攻を断念したという逸話がある。
このように若い時にはかなりの胆力を備えた人物であったと推測されるが、積年の罪の意識に苛まれ、今はその面影もない。
そして終焉では悲惨な末路が彼を待っているのであった。

:エビ 【アイテム】|
普通にエビ。グラフィックはロブスターっぽい。
料理の材料専用素材で、店買いする以外の方法では手に入らない。

:エビドリア 【キッチンメニュー】|
バターライス入りのグラタン。
米は店側で用意する模様。

:エビのハーブロースト 【キッチンメニュー】|
ハーブをまぶして香ばしく焼き上げた料理。
グラフィックを見ると、エビは殻ごと焼いてある模様。

:エビのペペロンチーノ 【キッチンメニュー】|
ニンニクと唐辛子でシンプルに味付けしたパスタ。
エビが入るのはちょっと豪華かもしれない。

:エリオン 【地名】|
このゲームに登場するすべての国がある大陸。
環状に大地が広がっており、上から時計回りに、ラグナネイブル、イルリットの森、タイタニア王国、ボルケネルン、
リングフォールド、バレンタインの首都、ウィンターホルン、エンデルフィアという配置になっている。
おそらく元ネタは、北欧神話に登場する人間の住む領域であるミズガルズ(ミッドガルド)だと思われる。
ミズガルズとは「中央の囲い」を意味し、その周囲をぐるりと海蛇ヨルムンガンドが己の尾を咥えて取り囲むという
設定になっており、これはこのゲームにおける終焉のラスボスであるレヴァンタンの姿に重なっている。
なお、バレンタイン王国の民は異なる大陸から渡ってきたとされているので、エリオンが世界の全てではないようである。
名前のほうの元ネタはケルト神話の舞台となる世界「エリン」。

:エリオン叙事詩 【テキスト】|
>第1節 
>大釜の炎で大地は沈む 
>鏃と刃で底打てど 
>たぎりは溢れん 
>ただ歩をば戒めるのみ 
>第2節 
>燭々たる6つ眼の獣が駆ける 
>救いの御手の導き手 
>苦痛を払うるは我が息子 
>第3節 
>死の凱旋で冥府の王は現る 
>漆黒を脅かすは 
>時に亡き彼の主の影 
>第4節 
>森を焦がし灼熱が来たる 
>人には抗えぬ炎の奔流は 
>いずれ世界樹に阻まれ消える 
>第5節 
>蛇の王が残りを喰らい尽くす 
>混沌と炎から生じ 
>母の手で眠る 
>大地に生命は絶え 
>終焉が満ちる 
この物語の根幹をなす終焉の預言。
古代タイタニア王が残し、王家に代々伝わっていた終焉に関する予言をガロン王が叙事詩の形にまとめたもの。
6つの詩篇から成っており、それぞれ5つの災厄とそれぞれが持つ運命、そして終焉の後の世界の復活について書かれている。
「朽ちかけの古文書」と比べると作成時期がかなり最近になるため、内容は比較的詳細なものとなっている。
終焉が終わりではなく、その後に復活があるとする点で古文書とは大きく食い違っており、
復活時に君臨するという「終焉を制す冠無き二人の王」の立場を狙って様々な者が謀略を練っている。
ベルベットが再集成するまではガロン王の死によって散逸していたため、古文書に比べるとあまり内容は知られていないが、
オーダインや三賢人、炎の民など内容を知る者は少なからずいる。
ついにはクロイツによって預言の真相が解かれるが、その代償にクロイツは命を落とし、ベルベットに真相を授けて息絶える。
ただ、タイタニアに仕えている三賢人、三賢人の弟子だったことがあるオーダインはともかく、
タイタニアに何のゆかりも無い炎の民が何故内容を知っているのかは不明。
ハインデル曰く、「終焉は避けらないが、運命は変えられる」ということで、実際の終焉に至る先が古文書に従うのか、
それとも叙事詩に従うのかは終焉でのプレイヤーの選択に委ねられることとなる。

:エリクサー 【魔法薬】|
各種ゲームでお馴染みな名前の強力回復薬。
説明文ではHPが全回復すると誤解しそうであるが、一回分の回復量はHP1000である。

:エルダー 【敵キャラ】|
ボルケネルンマップに出てくる火トカゲ。サラマンダーの上位版。
基本は雑魚なのだが、火球を飛ばしてくるのがうっとおしい。

:エルファリア 【人名】|
妖精国リングフォールドの女王にしてメルセデスの母。
コルドロンを巡るラグナネイブルとの戦いの中で、オーダインの手にかかり命を落とす。
リングフォールド史によると、それまでまとまりを持たなかった妖精界における国家形成後の初代女王らしい。
彼女とその忠臣とがコルドロンを入手して以降、リングフォールドはエリオン大陸の二大国家である、
ラグナネイブルとタイタニアに迫る巨大国家として急成長した。
それもあってか国民からの人望と信頼は厚く、偉大な女王だったようだが、序盤のメルセデスのわがままっぷりを見ると
政務で忙しい分、放任気味になりがちな娘には甘かったのかもしれない。
メルヴィンから叔母上と呼ばれているということは兄か姉がいるのか、メルセデスの父親は誰なのか、
物語中では一切語られないが気になるところである。
真名はフィンブルヴェトル(別項参照)。
飛び立つ時や亡くなられる際に、美しいおみ足を見せ付けてくださる。
妖精女王は脚が命。

:エルフナイト 【種族】 【敵キャラ】|
妖精族のエルフの戦士。妖精国が敵として絡んでくるラウンドに登場する。
移動スピードはなかなか速いが、近接攻撃しか持っていない最弱クラスの敵。
代わりにほぼ必ず集団で現れるので、安易に飛び込むと数を頼みにPCの攻撃の隙に割り込んでくるので注意。
緑色の低級種はサイクロン等の攻撃スキルを使えば爽快に薙ぎ倒すことができる。
銀色の上級種は体力が高く、防御もできる。
PCのレベルが低いとサイクロンに耐え抜いて突っ込んでくるがしぶといだけなので、
アーチャーやキャスターなどのお付きがいなければ簡単に倒すことができる。

:炎上 【ステータス異常】|
体に火が付き燃え上がっている状態。一定時間毎に最大HPの1%が奪われる。
素早く移動し続けることで状態異常ゲージを減らすか、クーラーを服用することで治すことができる。
また、耐火のペンダントを装備していれば完全に回避可能。
毒に比べてダメージを受けていくスピードこそ早めだが、走れば治るので普段はそんなに怖くない状態異常である。
しかし終焉のコルドロン戦は足場が狭いので、この状態にされると非常に鬱陶しい。
敵も同様に炎上するケースはあるが、ドワーフや森の熊さんがその身をメラメラと燃やしながら
その場に腰掛けてタバコで一服したり、ハナ提灯ふくらませてグースカ寝てる様は絶対何か間違っている。

:エンデルフィア 【地名】|
死の女王オデットが統治し、死んだ人間が行くことになる冥界と呼ぶべき場所。
死の国なのにどういうわけか大陸内に存在している。
生の世界との間には迷路状の抜け道があり、地図を作ってもオデットの魔力で消えてしまうため、
生きた人間で抜け道を知るのはオーダインと三賢人のみ……という触れ込みのわりには全主人公が行くことなるラウンドであり、
行くのが終章になるグウェンドリンと、オデットに目を付けられているのがまずいのか、オズワルドはクリア後の入り直しができないが、
他の主人公は自由に入り直すことができるという、わりとお手軽な死の国である。
ただしエンデルフィアがホームポイントになっている章ではエンデルフィア以外のラウンド選択ができなくなっている。
つまり、行くのは簡単だが出るのは難しいということなのかも知れない。
後にグウェンドリンとの戦いに破れたオデットが消滅する間際に生の世界との間の道を完全に閉じてしまったが、
その時にエンデルフィアそのものがどうなったのかは不明。
ラウンドの特徴としては視界が狭くなり、レーダーが無効化される闇の地形効果がある。
背景で歩いてる骸骨の蝋燭に近付けば視界は広がるが、レーダーは有効にならないのでスムーズに戦いたければシャインは必須。
敵は霊体化してPCの攻撃を無効にする物が多く、そのせいでかなりだるいが、これもシャインを使用することでだいぶ楽になる。
更に背景のレブナントなどに処理がかかるのか、処理落ちがやたらと起き易いのもこのラウンドである。
生息マンドラゴラはほとんどトリカブばかりなので、トリカブを確保したいのでなければ入り直すメリットは余りないと思われる。

**お
:オーダイン 【人名】 【敵キャラ】|
ラグナネイブル王にして、グウェンドリン、グリゼルダ、ベルベット、イングヴェイの父親。
バレンタイン王女のことは本気で愛していたらしく、王女に生き写しのベルベットへの思い入れが非常に強い。
また、子らを愛していないわけではないのだが、全てにおいて父としての自分よりも王としての自分を優先させたために、
グリゼルダは戦死し、グウェンドリンは彼の手元から飛び立ち、ベルベットとの間に埋まらぬ溝を作り、
イングヴェイの心に絶望と憎悪を植えつけることになってしまった。
終焉の預言を回避するためにバロールを作り出すが、戦争中にメルセデス女王のリブラムによって砕かれる。
現世から冥界へ生きたまま行き来できる道を知る人物。
人間離れしたゴツい体になったのは、昔、ワーグナーと戦って引き分け、その褒章として血をもらい飲んだから。
若い頃に魔石の秘密を狙い、身分を隠して三賢人の下で働いていたことがあったらしい。
三賢人だけでなく他の魔法使いからもパシリ扱いされていたという笑撃の過去を、タイタニアのモブの魔法使いから聞くことができる。
モデルは北欧神話に登場する神々の王「オーディン」で、隻眼、優秀な魔法使い、策を弄して人を惑わせる、
死後の世界に通じているなど共通点も実に多い。そもそも名前が似ている。
見た目や略歴に反して、イベントを通すとヘタれな印象が色々と拭えず、マダオの称号は伊達ではないらしい。
巨乳好き疑惑あり。星柄のマントがPOP。

:オーディンスフィア |
このゲームのタイトルであり、終焉に向かう世界とその終焉に立ち向かう5人についての話を綴った一大物語。
一見バロールのことを指しているように見えるが、「オーディン=神」「スフィア=世界」を意味し、
「神々の世界」という意味でつけられたタイトルらしい。
「ワルキューレ(Valkyrie)」「呪われ王子の冒険(Pooka Prince)」「妖精の国の物語(Fairy Land)」
「死と闇黒の剣(Black Sword)」「運命とともに(Fate)」「終焉(Ending)」「生と死の糸車(Reel)」の七冊からなる。
ゲームの進行点が丁度アリスがその本を読んでいる部分、という形式でこのゲームは進行していく。
アリスの家には終焉までの六冊しかなく、そのためアリスは世界が終わってしまう話だと思っていたが、
終焉の本の表紙の飾りとして付いていたコインが実は本物のバレンタイン記念硬貨であり、アリスの気紛れの発言のおかげで
ようやく最後の一枚である記念硬貨を手に入れることができたコルネリウスとベルベットから、世界の再生を綴った
七冊目の本にあたる「生と死の糸車」を譲られることとなる。
隠し要素のカーテンコールでは、プレイヤー自身が「オーディンスフィア」の著者として登場するというメタ的な遊びが見られる。
また、同じく隠し要素に登場するバレンタイン王の祝福は、やり込み要素をコンプリートしたプレイヤーへのメッセージともとれる。
初回特典の設定資料では、北欧神話やニーベルングの指輪をモチーフとしたゲームを作ることへの制作者の思い入れが語られている。

:オーバーロード 【スキル】|
全主人公が共通で使えるサイファースキル。2ゲージ消費。
30秒間の間、攻撃力を2倍にアップさせる。どんな場面でも汎用的に役に立つ。
基本的に強化されるのは通常攻撃のみで、アイテムやスキルの攻撃には恩恵は得られないことが多いが、
メルセデスのラウンドショットは強化される。
フォゾンバーストには効果がないので、この点でもラウンドショットは優遇されていると言える。

:オズワルド 【人名】|
妖精国の黒い魔剣士。倒置法の男。『死と闇黒の剣(BLACK SWORD)』の主人公。
赤ん坊の頃に捨てられていた彼をメルヴィンが拾って育ててくれたのだと信じ、息子として忠実に仕えていた。
とはいえ、周囲の妖精達には恐れ蔑まれる奴隷的扱いが長く、メルヴィンの命令を機械的にこなす日々を送っていたが、
ラグナネイブル城に潜入した時に可憐なドレス姿のグウェンドリンに一目惚れしてしまう。
そのため、それまで無感情に戦ってきたオズワルドも戦場で相まみえた時に彼女を殺すことができなかった。
メルヴィンのメルセデスへの反乱に加担するがその計画は破れ、更にメルヴィンから単なる捨て駒だと言い放たれ、
その後ブロムから、実は捨て子ではなくオデットへの生贄にし、黒魔剣士として仕立て上げ使役するために
人間の夫婦からメルヴィンがさらってきたのだと告げられ、大変なショックを受ける。
そして、その絶望の中で見出した唯一の希望がグウェンドリンであった。
憎からず思っていた彼女が自分と同じように父親から道具として扱われ切り捨てられたのだと知り、
その後はグウェンドリンへの愛のためのみに生き、ポエマーとも揶揄される情熱で彼女の愛を得ようとする。
五人の主人公の中で唯一王族では無いと思われていたが、終盤で実父エドガーが現タイタニア王エドマンドの兄と判明する。
エドガーは父王のガロンに村娘(オズワルドの母親)との結婚を反対されたため駆け落ちするも、
「タイタニアの王は代々、タイタニア王家に連なる者に殺される」という言い伝えを恐れたガロンに命を狙われ結局殺害されてしまう。
しかしエドガーは事前にオズワルドを妖精国に逃しており、これにより結局タイタニアの言い伝えが成就することとなる。
父の過去を知り、エドガーが自分を妖精国に逃がしたところを拾ってくれたのがメルヴィンではないか、
あの妖精国での日々のすべてが偽りというわけではなかったのだと、オズワルドは思い直すのだった。
胸に二つ付いている三つ葉模様の円形プレートにはぐるりと「TITANIA GALLON」と彫られているが、由来は不明。
モデルとなったのは北欧神話および、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」に登場する英雄ジークフリート。
「オズワルドが死の国で気にかけた小鳥の正体はグリゼルダだから、グウェンドリンに繋がる描写はおかしいのでは?」と
疑問を持つプレイヤーもいるが、これは「ニーベルングの指輪」の、
「ヴォータンの私生児を助けるために眠りの刑に処されたブリュンヒルデのもとへ、小鳥がジークフリートを導く」
というエピソードをなぞらえた描写だと思われる。
つまりあの小鳥は案内役として、グリゼルダがグウェンドリンの身を案じてオズワルドを導いたという演出なのだと考えらる。

:オデット 【人名】 【敵キャラ】|
冥界の女王。入ってきたものは帰さないと言いつつ、いろんな奴らに逃げられている。
自分の土地の宝石を盗まれたり、不法侵入にあったりしてオーダインにはかなり手を焼いているご様子。
愛する人を取り戻すと言う目的で死の国に乗り込んできたグウェンドリンと、オズワルドを巡って激突し滅ぼされる。
爆乳なのはいいが、腕が骨だったり脊髄が丸出しだったり妙な所の露出度が高くて困る。
スカートの下に隠した下半身はクモの足のようになっている。
オデットという名前は、バレエ「白鳥の湖」のヒロインを連想させるが、グウェンドリンには黒鳥のイメージが入っているらしいので、
黒鳥のオディール(グウェンドリン)と王子ジークフリート(オズワルド)を取り合うライバル関係の女性、
というところから名付けられた可能性が高いと思われる。
なお、オニキスからは嫌われている模様。
ボスとしてはグウェンドリン編ラストで初登場なのだが、飛んでくるザコ敵のせいでとんでもなく処置落ちしてしまう。別ゲームと錯覚するほど重くなる。

:オニオンヌ 【アイテム】|
ナパーム以外の魔法薬はすべて微妙だが、キッチンメニューでは大活躍なマンドラゴラ。
元ネタはたぶん玉ねぎ。

:オニキス 【人名】 【敵キャラ】|
ウーズが苦手な燃える牛さん。
だが、真の姿である牛状態は、自分では醜いと思い嫌っている。意外とナルシスト。
人間時は浅黒い肌のがっしりとした精悍な若者だが、実はオーダインよりもはるかに長く生きてきた人智を超える存在。
しかし老成した雰囲気はまったくなく、若々しく傲慢で尊大な態度の人物である。
炎の国ボルケネルンの国王にしてグウェンドリンの元婚約者。
プライドの高さゆえに素直な気持ちを吐露することができないタイプで、グウェンドリンのことは表向けには
あくまでも政略結婚だと言っていたものの、内心は本気で思いを寄せていたらしく、掠め取ったオズワルドに怒りを向ける。
終焉の災厄の一つ、灼熱の化身とは彼のことであり、終焉の対オニキス戦にグウェンドリンで臨むことで、
彼のグウェンドリンへの悲しくも純粋な本心を知ることができる。
終焉では世界樹によって炎は阻まれると予言されおり、その否定のためにあえてすべての森を焼き払う進軍ルートをとる。
だが、やはり予言どおり世界樹によって彼の野望は阻止されることになるのであった。
とは言え、オニキスはコルドロンの濫用によるボルケネルンの水没で止むを得ず進軍したのであって、
元から終焉を望んでいたわけではないのは同情の余地があるかもしれない。
ちなみにこの人もなかなかのポエマーである。
そして、あんなにボンッキュッボーンなバルカン達に囲まれているのにグウェンドリンを一途に思っているというのは、
実はオーダインとは逆で貧乳派なのかもしれない。
(実際には処女雪の様な肌、並外れた武勇、簡単にはなびかない強気な性格といった、自国の女に無い部分に惹かれた可能性が高い模様)
モデルは北欧神話に登場するムスペルの長「スルト」であり、このスルトも炎の剣で世界樹を燃やしている。
なお、オニキスとグウェンドリンの中の2人は他作品でも相思相愛もしくは一方的な求愛感情を持っていることがやたらと多い(某カンタービレや某ステイナイトとか)。

:おべんとパン 【キッチンメニュー】|
プリンセスクラウンからの由緒正しき遺産。
そもそもの元ネタは天空の城ラピュタなので、目玉焼きを先に食べてしまうのは正しい。
グウェンドリン編から作れる便利なテイクアウトだが、目玉焼きとパン部分の回復量にムラがあるのが欠点。

:オムレツ 【キッチンメニュー】|
シンプルなプレーンのオムレツ。
持ち込みも卵のみと非常にシンプル。

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