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 **しらいし裕@暁の円卓さんからの依頼
 
 /*恥ずか死の決闘*/
 
 
 /*1*/
  病院は大騒ぎであった。何があったかは知らないが、看護師達はあわただしく駆け回り、あからさまに病院関係者でない、というか兵員にしか見えない人々がそこかしこを行き交っている。その中で、大海に浮かぶ孤島のようにぽつぽつと一般患者が「なにごとー」という、驚いているような、呆れているような、あるいは感心しているような、興味深そうな、まああからさまに言って野次馬心万歳な視線と表情をマウントしてロビィのソファに腰掛けている。
  そして、そんな一団ともまた異なる者がそこには、いた。ロビィの壁際、自販機の横に二つの影がある。妙に印象の強いその姿は、時折、行き交う看護師や兵員達の目にとまったが、まあそれに関わっている場合でもなかったので、幸いにも詰問される事態だけは避けていた。
 「本当、何事なんでしょうね」
  そう尋ねたのはひげの男性だ。白いシャツに、黒いパンツ、上には茶色のジャケットを着ている。やや崩し気味の格好と背におったギターケースを見るに、ロッカー、だろうか。見た目もあってやや渋めに統一された格好は、しかし、落ち着いた印象に良くあっていた。
  この人物だけで言えばいえばさほど目立つわけでもない。や、この修羅場のごとき病院では充分に目立ちうるが、しかし彼だけならば単にちょっとした職質を受けるだけですんだだろう。
  それすら躊躇わせる雰囲気を作るにあたり、最大の助けとなっているのは彼の隣にいる鳥類だった。
  服を着て、黙然と立ち続けるペンギンの姿は、愛らしいとか格好いいとか興味深いとか、そんな次元を軽々と踏みしだいた遠く彼方に飛んでいる。おかげで、誰も話しかけられない。例外として好奇心旺盛な子供達だけはさっきから遠巻きにきゃっきゃ騒ぎながらペンギンを見ていたが、彼らに対しては、ロッカーの男が絶大な防御力を発揮しているために、近寄るまでは到っていない。
  いや、なんでこの二人が、と思われるかもしれないが、これには簡単な事情があるのである。今日、後数分以内にここにやってくるであろう暁の白石裕、白石ほむらに絡んだ物だった。
  ぶっちゃけ、護衛であった。
 「何か知っていますか?」ロッカーの男が問う。
 「そんなことを気にしていていいのか?」
  ペンギンが嘴をしゃくった。はしゃぐ子供達。釣られて視線を向けてみれば、ロビィには新たな姿が二つ、現れている。
  片や長身の男性。比較的がっしりとした体つきに、少々長い前髪。後日、一部では「ロリコンの」で通じると噂になる白石裕である。彼はあまりにもあわただしい病院の有様に、ただただ呆然としていた。死んだふりかもしれない。
  一方で、その傍らにいるのは十歳くらいの娘である。小柄という言葉が実にふさわしい華奢な少女は、しかしどことなく落ち着いて見える。彼女は裕をちらと見上げた。黒絹のごとき長髪が、はらりと揺れる。その様は兄に手を引かれる妹のように見えなくもない。ただし、呆然としている裕に対して、彼女はむしろ落ち着き払っていると言っていい雰囲気であったが。
  彼女の名前を白石ほむらという。
 「ああ、来ましたね」
  ロッカーの男はさりげなく二人の死角に移動する。ペンギンも無言でついてきた。
 「えーとこの子なんですが」
  とりあえず人を捕まえようとしたのか、通りすがりの看護師に裕が話しかける。が、当然のごとく、この状況下で応対する間もなく看護師は立ち去っていった。呼ばれたことにすら、気付いていなかったかもしれない。
 「……なんかすごく忙しいみたいだな」
  今更な事を言う裕。ほむらは無言で外へ目を向けた。窓の向こうをヘリが飛び去っていった。遠くから、脱走だーという声が聞こえてくる。ヘリと関係があるかはわからない。
 「……大丈夫なのかこの病院」
  やや心配そうな様子で、裕は受付に向かっていく。診察の手続きの後、二階の階段へ向かっていく。途中、振り返ってほむらに手を伸ばす。炎は一瞬目をさまよわせた後、そっと手をとった。
 「そつがないですね」ロッカーの男がつぶやく。
 「照れてるな」ペンギンが断言した。
 「え?」
  グア、とペンギンは鳴く。嘴でほむらをさした。よく見れば、頬が赤くなっていた。
 「あー…そういえば手とか、まともに繋いだことなかったよな俺たち」
  そんなことを言う裕も充分顔が赤くなっている。
 「や、初々しい」
 「いちいち口に出すな」
 「否定はしないんですね」
 「鳥類に人間の恋沙汰を聞くな」
  ここが病院でなかったならば、この台詞の前に煙草の煙を吐いていたことだろう。そんな口調であった。
 
 
 /*2*/
 「あ、部屋に入っていきましたね」
  二階で診察待ちをしていた二人は、名前を呼ばれて部屋に入っていった。それを遠目に見ていたロッカーの男は、どうします、という目でペンギンを見た。ペンギンは小さくため息。
 「ここにいたいなら好きにしろ」
  フリッパでちょいちょいと帽子をずらすと、無言で歩き出した。そのまま当然のように診察室に入っていく。男は慌ててその後に続いた。誰もこちらを見ていなかった。何かの魔術だろうか。
  診察はすでに始まっていた。ほむらはスチールの丸椅子に座り、白衣と同じ色の髪をした年寄りの医者と話している。ほむらが頷いて服を脱ぎ始める。裕は背を向けた。ロッカーの男も背を向ける。ペンギンは裕の方を見ている。勘違いするロッカー。ちょ、何見てるんですか。おまえは何しに来たんだ? そんなやりとりが小声でかわされる。
 「だいぶよくなっているね。痕も残らないかもしれない」
  ややあって、医者の声が聞こえてきた。小さくため息をつく裕。ほっとしたらしい。
 「よかったなぁほむら」
  そして五秒後。
 「うわあああスマン!」
  酷くうろたえた声が響いた。
 「な、何があったんです?」
  全身に力を込めるロッカー。表情を険しくして、振り返った。敵襲か? しかしそんな気配は――。
  と、そこに見えたのは、顔をの真っ赤にして慌てている裕と、同じくらい顔を真っ赤にしてそちらを向いているほむら――ただし上半身裸。
 「あ」
  とっさに目をつむり回れー右。そんなロッカーを、ペンギンは虫を見るような目で見た。ため息をつく。
 「同じレベルだな」
 「ああ、そういうことですか……いや、見てません。見てませんから」
 「アホだな」
 「確かに。アホですね、彼は」
 「…………」
  ペンギンの冷たい視線が突き刺さる。ロッカーは気付かないふりをした。
  その後、ういういしい新婚さんですのと多少楽しそうな口調で医者が言うと、診察終了。二人が出て行くのにあわせて、ペンギンたちも出て行った。
 
 
 /*3*/
  ややあって、ロビィに戻る。会計を済ませると、白石裕は何事もなかったかのような――というか、何もかもを誤魔化すような青空まぶしい晴れやかな口調で言った。
 「よし、診察もすんだし。どっか行きたいとことかないか?」
  この場合、切り替えが早いと褒めるべきかどうか、少々評価に悩む。が、こんな事口に出して言おうものなら再びペンギンにツンドラの冷気を帯びた目を向けられるのは間違いない。
  ただし。まあ誰も彼もが切り替えられるというわけでもなく。裕の見たほむらは、未だ顔が真っ赤であった。やべー、アホなことしてるー、と慌てる裕。本人は気付いてないのだろうが、視線があっちこっちに飛んで落ち着き無いことこの上ない。
 「顔のほてりを、さませるところ」口調だけはいつも通りにほむらは言う。
 「うーん…じゃあ静かな場所がいいかな」裕はこくこくと頷きつつ返した。
  病院を出て行く二人。先に行くのを確認しつつ、ロッカーの男とペンギンもついて行った。そろそろ、僕らは何をやっているんだろうと思い始める追跡者達。考え続けると虚しくなるのでやめた。
  十分ほど歩いた頃、不意にペンギンが口を開いた。
 「公園に向かっているな」
 「え? しかし公園は……」
 「もう一つの方だ」
 「ああ」
  のんびりと歩く二人の背を眺めつつ、事務的な会話を交わす男二人。ペアリングの珍妙さで言えば群を抜いているが、それだけである。
  ――実に、寒々しい。
  目の前の二人が熱くなればなるほどに、熱量の保存の法則でも働くのか、こちらが冷えていく気がした。
 「ちょっと遠いけど歩くのも一緒なら楽しいさ」
 「火照り、とれないよ」
  再び手をつないで歩きつつ、そんな言葉を交わす裕とほむら。
 「あー…いやでも俺はこの方がいいな。ダメか?」
 「かまいません」
 「じゃあいこうか。目標は公園!ってな」
  裕の方は実にご機嫌そうだ。ほむらもすました態度だが、ご機嫌な雰囲気が伺える。まあ、仲がいいのは良いことです、とロッカーは心の中でつぶやく。
 「ほう」ペンギンがかすかに目を大きくした。「初々しいことだ」
 「え? なんです?」
 「娘の方が緊張している」
 「落ち着いてるじゃないですか」
  ペンギンは答えないが、しかし、的を射ていた。無論、彼にほむらの手が汗で濡れていた事がわかったわけではないのだろうが。
  その間も二人の会話は続いていく。
 「あのさ…け、結婚式するならどんなのがいい?」
 「どこでも」
 「あんまり盛大にやってもそういうの嫌だったらあれだし」
  と、ほむらは何かを思い出したのか、微笑む。
 「……? どうした?」
 「RBが守る門の下で」
 「うん」
 「それだけ」
 「そっか」何か考え始める裕。
 「雷鳥と太陽が、二つ揃えばいいのにね」ほむらは懐かしそうに言った。
 「雷鳥と太陽…か。雷鳥号は海法さんが乗ってると聞くけど。今はどうなんだろう」
 「ふたつのあーるびー。ななにんのちち、9にんのはは」
 「9にんのはは…か、はじめて聞いたよ」軽く目を見開く裕。「RBが二つそろえば良いことが起きたりするとか?」
 「ううん。ただの古い伝説」
 「そうなんだ。伝説かー古いのにRBとか出て来るんだなぁ」
  すっかり感心している風の裕。ロッカーの男も、へぇ、などと言っていた。
  故に気付いていたのはほむら本人とペンギンだけだったろう。今の話が、ちょっとした照れ隠しであった事に。
  ペンギンは、無粋なことをしているな、と思いつつ、あまりの甘さにため息をつきたいのを必死にこらえた。フリッパで帽子をなおす。
  ほむらはつないでいた手をはなし、少し歩く。くるくる回りながら、手を頬に当て、顔を冷やしていた。
 「火照らせすぎたかな」
  裕は小さく笑う。ほむらも笑い返した。
 「火照り。直った?」
 「少し。王たるものは分かっていてもきいてはいけないことがあるわ」
 「ごめんごめん。ちょっといじめたくなった」いいながら裕は彼女の隣に立つ。「前は散々いじめてきたんだからこれくらい。いいだろ?」
 「怒った?」悪戯っぽい口調で聞くほむら。
 「全然」
  そう言うと、裕はそっと両手を伸ばした。そのまま軽々とほむらを抱え上げる。顔を近づけて、心からそうであるように言った。
 「強いて言うなら幸せ かな」
  そう、とほむらはほほえみかけて――
  ふいに、かっと顔を赤くした。素早く手を伸ばして、裕の頬を引っ張る。唐突な行為に反応できない裕は、びっくりしたまま頬を引っ張られた。
 「いひゃいいひゃい」裕はやや慌てる。何でだーと思った直後、もしかして、病院でのことを思い出したのではないかと気付く。「ごめんごめん悪かったって。でも可愛かったよ」
 「しらない」ぷいっとそっぽを向くほむら。
 
 
 /*4*/
 「……ふう、単に甘いだけでしたね」
 「まだ一時間目だ」
  遠くより見守る、というより、もう目をそらしてしまったロッカーの男とペンギン。まだ後一時間続くことに気付いて、男は一瞬絶望を覚えた。ペンギンは表情を変えないが、心境は定かではない。
 「まだ、続くんですか」
 「やめるか?」
 「……まあ、一応頼まれていることですし」
 「そもそも、誰に頼まれたんだ、こんな事」
 「えーと、国の方々から……」
 「暁か」
 「ええ」
 「他に何か言われなかったか?」
 「何か、と言うと?」不思議そうな顔をする男。
 「覚えは無いのか?」
 「ええと……ああ、そういえば。後で報告書をあげて欲しい、と。できるだけ詳細に、とも言われましたが」
 「……」
  ペンギンは今度こそ、深く、深くため息をついたのだった。
 
 
 /*5*/
 「なにーっ!?」
  白石裕は絶叫した。隣では気絶こそしなかったもののしっかりと現実から焦点をはずした白石ほむらの姿がある。
  小笠原ゲームよりずいぶん日が経ってから、執務室でのことであった。
 「だ、誰の仕業だこれー!」
  裏返った声で思わず叫ぶ。普段ならのけぞってぶっ倒れていただろう。それをしなかったのは、傍らにほむらがいたためであった。
  まあしかし。今更そんな些細なプライドを維持したところで、この『致命傷』を前にしていったいどれだけの意味があったのかは定かではない。
  その日。国中は愚か、国外にまで広く行き渡ったとある広報がある。タイトルは無く、編集者もまた定かでは無かったが、しかし問題はそこではなかった。彼ら二人を恥ずかしさで精神的に悶死させるに到った原因、それはそこに記述された無いようである。
  A4用紙5枚にわたり記述された内容は、あの小笠原ゲームについて、実に丁寧かつ微に入り細を穿った表現で(恥ずかしいところを中心に)記述されていたのであった……!
  それもまあ、一時間目の事だけならばまだ良かった。良かったのだが……。
 「ぐはぁ……よ、よりにもよって二時間目の事まで」
  執務机にぶっ倒れる白石裕。ほむらは壁に両手をあててうなだれていた。あのとき、すでに「もうこの島にはこれない……」とのたまっていた彼の女性は、ここに来て恥ずかしさの限界突破をしていた。
  しかし、白石裕の述べた「よりにもよって二時間目のことまで」という表現は正確ではない。むしろ正しくは、「二時間目のことを中心として」記述されていたのである。
 「しかも……しかもこれなんだよー、というかあからさまにスカーフの真似じゃないかぁ」
  A4用紙を持つ手をぷるぷる震わせながらもだえる裕。むしろ死んだふりしようか。成功率も上がったことだし。
  や、これ、本当に屈辱に他ならない現実である。二重の意味でぶっ倒れる白石裕。
 「……うう、火照りがとれない」
  めずらしく涙声のほむら。ああそういう彼女もかわいいーとか反射的に思った裕は、しかし、次の瞬間烈火のごとき一瞥を喰らって三回死んだ気分になった。
 「……お願いがあります」
 「はい」
 「どうにかして」
 「ど、どうしろと」
 「どうにか」
  にこーと笑うほむら。こんなに背筋が冷たくなる笑顔もあるんだなぁ、と現実逃避しかける白石裕。
  が、落ち着いた口調ではあるものの、普段は絶対言わないような無茶苦茶な事を言うあたり、ほむらも相当ぶっ飛んでいるのは明らかだった。
 
  そして三日後。
 
  伸びる右腕は稲妻のごとく。空を穿つ一撃は寸分違わず白石裕の腹部にたたき込まれる。
  はるの一撃に遠慮や容赦は微塵もない。拳は内臓をえぐりとらんばかりに振り抜かれ、白石の体を吹き飛ばした。
  常人なら腹部が吹き飛んでいる一撃。圧力に耐えかね内臓は破裂し、血と肉片をぶちまけたであろうそれをうけて、しかし、白石は耐えた。ばかりか、まるでこたえていないというように大剣を構えると、咆哮をあげて地を蹴った。
  姿が消える。驚く暇もなく、ただ危機感のみではるは飛び退いた。刹那、はるの立っていた地面に猛スピードで白石がつっこんでくる。大きく振り下ろされた大剣は、鉄槌じみた一撃を地面にたたき込む。
  轟音を立てて大地が砕けた。ばかりか、まるで冗談のように、大地だった物が空に巻き上げられる。土塊の雨が、刹那、青空を隠した。
  避けきったはるを睨む白石。はるは冷や汗を拭いたいのをこらえて視線に応えた。
 「おとなしく断罪されろーっ!」
 「アホか。あんな話を書くよう依頼されたこっちの身にもなれー!」
  両者一歩も譲らぬ構えで再びぶつかり合う。振り抜かれた大剣と、強烈な右ストレートがぶつかり合う。衝撃波に、二人を中心として十メートル半径のクレータが穿たれた。
 
  その日。一部地域で戦争中を彷彿とさせるオーマの戦いが見られたとの報告が、宰相府にながれた。
  戦闘行為を行ったのは『緑にして矢車』と『黄にして春』の二名。燃料不足のために多くの絶技を封殺された緑にして矢車と、もとより絶技を使わぬ代わり超絶な身体能力を帯びた黄にして春の戦いは、必然的に絶技無しの熾烈な白兵戦となった。決着はなかなかつかず、両者の戦いは一昼夜続いた。
 
  なお。あまりにも迷惑な戦いに終止符をうったのは、戦いの噂を聞いて乱入してきたバロ・バルク等、黒の一団であったという。
 
 
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 **作品への一言コメント
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 - 遅くなりましたが、SSありがとうございましたー面白かったです。ちなみにはるとガチンコでやるとたぶん負けます(アイドレス的な意味で)  -- しらいし裕  (2008-01-06 01:09:03)
+- 感想、ありがとうございます。まあ、なんですか。きっと負けはしても死にはしないですよ!(フォローになっていない)  -- 黒霧  (2008-01-06 16:08:50)
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 御発注元: しらいし裕@暁の円卓様
 http://cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=224;id=gaibu_ita#294
 
 製作:黒霧@玄霧藩国
 http://cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=606;id=UP_ita
 
 引渡し日 2007/
 
 
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