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船橋鷹大@キノウツン藩国様からのご依頼品


「先輩!何やってるんすか先輩!そろそろ時間ですよ」
ボーっとしている所に後輩から声をかけられハッとした

「ん、そうか、では行こうか」
「んもー気持ちはわかりますけど」
「ははは、なんだかしんみりしてしまってな」

「せっかくのめでたい日なんですから、ビシッとしてくださいよ、ほらネクタイ曲がってる」
「ああすまない、なれてないもんでな」
仕方ない、俺は今までネクタイなぞ着けた例しなどないのだ

今日は船橋と空歌の結婚式の日だ、なんだか色々あって長かった…
本当に長かった…
いつか、こんな日が来るとはわかってはいた
それを望んでもいた、しかし
いざとなると複雑な気持ちになるものだな




船橋鷹大、空歌の選んだ男
あの日、自殺を図る空歌を止めに家に乗り込んだのは船橋だった
俺には止める事ができなかった
俺には何も出来なかった、だが船橋は違った

あれから空歌は少しずつ変わっていった
空歌の男を選ぶ目は確かだったようだ
あのおっちょこちょいの空歌がいまやMk3だ、なにかはわからんが凄い事だ
「恋は女を変えるとはよく言ったもんだな」

以前は、あの男に空歌を任せられるか、などと嫌がらせをしたものだが
今は純粋に二人の幸せを祝える


船橋…お前がナンバーワンだ
空歌の未来は任せたぞ




そんな事を考えていると、俺達の姿に気付いた空歌が走りよって来た
コラコラ、ウェディングドレスでそんなに走ったら転んでしまうだろう


「もう、ともちゃん!どこ行ってたの?せんきょとくーも!」
「ガウ」「にゃあ」「にゃあ」

いらぬ心配だったか、転ぶどころか、足取りはしっかりとしている
顔を見るかぎり、凄まじく緊張をしているようだが

「良かった、皆にも参加して欲しかったから…家族だもんね」

満面の笑顔を浮かべる空歌、家族…か、優しい娘だ

「こ、このドレスどうかな?鷹大くんと一緒に選んだんだ」
「にゃにゃ」「にゃんにゃー」
「・・・・ガウ」
ジェスチャーで最高だと表す、伝わっただろうか?




ブーケがどうの、花火がどうのと騒がしい教会内の様子を遠くから眺めていた
不思議と穏やかな、それでいて寂しい感覚

「幸せになるんだよ、空歌」
「先輩、なーに、俺の役目は終わった的な顔してんすか」
「そーですよ、まだまだこれからですよ」

「はぁ…しかしだな」
正直、ただでさえ影の薄い私には最早役目など…
「国もまだまだ物騒だし、しばらくしたら家族も増えますし」

家族が増えるか…?そうか、2人に子供が出来ればそうなるのか
しっかりしてきたとはいえ、あの空歌に子育てなど出来るのだろうか?
船橋なら、船橋ならきっとなんとかしてくれる・・・ハズ
ええい!いささか不安になってきた

「よし、決めたぞ私は2人の子供を守る!そのまた子供もだ!」
「その前に寿命…なんでもないです」
「その時はお前達が為すのだ」

「へいへい、言われなくてもそのつもりですよ」
面倒そうに言うせんきょだが、心の内では固い決意をしたのだろう、その目が輝いていた

「そだ、俺らも子供作って代々やらせるか?」
せんきょはくーに顔を擦り寄せながら言った
流石は猫だ、切り替えが早い
「まぁ考えとくわ」




2人の男女が愛を誓い合ったこの日、3匹の獣は守護の誓いを立てた。

2つの誓いが永遠に守られる事と、この家族の幸せを願い
今一度、おめでとう

おまけ 船橋家結婚式会場 室内花火事件


○概要
船橋夫妻結婚式当日、式の最中に教会内にて、何者かによる花火発射事件が発生
出席をしていた管理12宮の注意により事件の拡大は防がれたが
実行犯は逃走、その後の足取りは不明
当時、結婚式を羨んだ怨恨の線で調査が行われたが有力な情報はなく
結果として時効、同年の管理機構の壊滅も影響して、迷宮入りとなる



○当時容疑者として浮かび上がった藩国民の供述
以下・当時の取調べ記録より抜粋




1・高畑鋼一郎
事件当時のアリバイは?
「家族と食事をしてたな、ログあるだろログ」

今回の事件は管理機構への牽制という見かたがあるが?
「対管理機構に関しては、家族は乗り気だけどね、猫が特に、俺はまだ時期じゃないと思ってる」

いずれは決起すると?
「4月1日辺りに何かあるんじゃないか?」

#補足
事実、同年の4月1日に管理機構との全面対決が行われた
高原氏が事前にこの事を知っていたのか、偶然なのかは不明
この取調べ自体が何時行われたものか曖昧な点がある為
近年になって、この記述自体が捜査撹乱の為のものではないかとの声がある



2・スカーフの人
お前がやったんだろう!
「なめんな!ちゃんと仕事しろ!」

AR教団てホントにあるんですか?
「事件関係ねぇ!」

#補足
この後、幸運にも?取調官に別件で急用が入った為、この時点で取り調べは中止されている
ただし、取調べる側もスカーフの人氏の幸運は当然把握しており
取調べの段階でスカーフの着用を許可していたとは考え難い
故にこの供述の信憑性も疑われる



3・はる
事件当時のアリb
「俺の歌を、聴いてくれ」

#補足
一時間に亘る弾語りリサイタルが行われた、調書内容及びリサイタルの曲目等は不明
内容が録音されたテープは裏マーケットでプレミアが付き
ダビングされたものですら高値で売買されたという



4・桜城キイチ
何故、式に参加しなかったのか?
「DVDを延滞しそうになったので返却しに行っていました」

それ結婚式よりも大事な事か?
「のっぴきならない事情があったのです!仕方なかったのであります!」

で?何借りてたの?
「笑ってはいけない感じのヤツ2004年版と○獄少女ですが何か?」

ジュウシマツ和尚か?
「ジュウシマツ和尚です」

#補足
事件とまったく関係ない雑談が繰り広げられた為、省略



取調べ内容が上記の様ないい加減なものであり
現場に残された燃えカス等の物的証拠も、有力な手かがりとなりえず
その後の調査の甲斐もむなしく有力な情報は無かった…

この国には何かがある、常識を超えた何かが・・・
その何かが何なのかはわからない
誰かこの事件の真相を解明して下さい
それだけが私の願いのような気もしたが、そうでもなかった





「こんな感じでどうでしょう」
「ボツだろ、要点満たしてないし」
「or2」



お粗末ですが、個人的に室内花火がツボで気になってたので
何となく書いてしまいました
お遊びと言うことで一つご容赦を。


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最終更新:2009年04月15日 08:26