永山嘉昭「【シーン別】図解活用の技術」]](2007)

評価

★★☆☆

ひとこと

図解をどのように使うかにフォーカスした書。
切り口はシーン別。「主張」「内容」の切り口の方が私にはあっていたかも。
同氏の「わかりやすい図解」の基礎トレーニングの方が良い。


分類

目次

序章 そもそも、なぜ図解するのか
第1章 図解の基本技術を知る
  • 1-1 図解に取り組む前に知っておくこと
  • 1-2 図解の基本図形と基本パターンを知る
  • 1-3 フレームワークを利用する
第2章 図解をさまざまな業務に活かす
  1. 相手に何かを伝えたいシーン
    1. 「連絡文書」で図解を活用する
    2. 「企画書・報告書」で図解を活用する
    3. 「業務の見える化」で図解を活用する
    4. 「新規構想の説明」で図解を活用する
    5. 「法律文の要約」で図解を活用する
    6. 「システムや仕組みの説明」で図解を活用する
    7. 「会社案内・広報活動」で図解を活用する
    8. 「教材作成・啓蒙活動」で図解を活用する
  2. 何かを分析したり整理したいシーン
    1. 「文章の理解」に図解を活用する
    2. 「メモ書き」に図解を活用する
    3. 「文章の作成」に図解を活用する
    4. 「文章の展開」に図解を活用する
    5. 「文章の推敲」に図解を活用する
    6. 「スピーチ」に図解を活用する
第3章 図解を会議の活性化に活用する
  • 3.1 図解で議論を可視化する
  • 3.2 図解で会議を滞りなく進行させる
  • 3.3 図解で板書のレベルを高める① 基本編
  • 3.4 図解で板書のレベルを高める② 表現方法の工夫編
  • 3.5 図解で板書のレベルを高める③ 内容の整理編
  • 3.6 図解で板書のレベルを高める④ 印象の深め方編
  • 3.7 図解で板書のレベルを高める⑤ 議事録作成効率化編
  • 3.8 半完成の図解で議論のスピードを加速させる
第4章 図解でプレゼン効果を高める
  • 4.1 プレゼンに図解を活用しよう
  • 4.2 プレゼンへの図解活用術① 【構造について】
  • 4.3 プレゼンへの図解活用術② 【視覚的に訴える方法】
  • 4.4 プレゼンへの図解活用術③ 【カラーの使い方について】
  • 4.5 プレゼンへの図解活用術④ 【注意事項について】
第5章 図解で考え図解でまとめる
  • 5.1 問題の整理・解決に図解を活用しよう
  • 5.2 ロジックツリーで問題を整理し、対策を練る
  • 5.3 ピラミッド構造で課題抽出を行う
  • 5.4 マトリックスで分析・分類・検討する
  • 5.5 座標図で新たな発想をする
  • 5.6 シェア分析図で基本戦略を検討する
  • 5.7 ABC分析で重点的に取り組む範囲を決める
  • 5.8 フローチャートや時間軸で整理・分析する
  • 5.9 アイデアを出し、グループ化してまとめる
  • 5.10 ブレーンストーミングの成果を図解で整理する
  • 5.11 マインドマップで自由に発想する


気になる表現


メモ

  • 図解の目的
    • 文章全体を要約
    • 文章と同じ内容を示す
    • 文章の一部に対して、詳細情報又は補足情報を付け加える

  • A→Bで表現できる内容
    • AがBに変わる
    • AからBに移行する
    • Aの次にBが発生する
    • AはBに関心を示す
    • AからBが発想できる
    • Aの作業を終えたらBの作業を行う
    • Aが原因でBになる
    • AをBに適用する
    • AによってBの結論が得られる
    • AがBに関与する
    • AはBに影響を与える
    • AはBを支持する
    • BはAに連鎖する

  • 文章の展開に図解を活用
    • ツリー構造
    • 時系列
    • 三角形/階層を意識
    • マトリックスで整理する
    • フローを解説する
    • 包含関係をわかりやすく説明する

  • 板書・図解の注意点
    1. 箇条書き主体の内容を視覚的に整える
    2. 記号の種類と用途を決める
    3. 枠を使い分ける
    4. 強調の仕方を考える
    5. カラーを使い分ける
    6. 水平・垂直線をきちんと引く


参考文献

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最終更新:2011年05月01日 20:34