【かきかけ】クリステンセン,クレイトン「イノベーションのジレンマ」(2001)
原題:The Innovator's Dilemma
評価
ひとこと
気になりながら長らく手にとっていなかった一冊
分類
目次
序章
- ジレンマ
- すぐれた経営が失敗につながる理由
- 失敗の理論の検証
- 破壊的イノベーションの法則との調和
- 破壊的技術の脅威と機会を正しくとらえるために
- 優良企業が失敗する理由
- 1章 なぜ優良企業が失敗するのか ハードディスク業界に見るその理由
- ハードディスクのしくみ
- 初期のディスク・ドライブの誕生
- 技術革新の影響
- 持続的イノベーション
- 破壊的イノベーションのなかでの失敗
- まとめ
- 2章 バリュー・ネットワークとイノベーションへの刺激
- 組織とマネジメントにみる失敗の理由
- 能力と抜本的な技術にみる失敗の理由
- バリュー・ネットワークと失敗の原因に関する新しい見方
- 技術のSカーブとバリュー・ネットワーク
- 経営上の意思決定と破壊的イノベーション
- フラッシュメモリーとバリュー・ネットワーク
- バリュー・ネットワークの理論がイノベーションに対して持つ意味
- 3章 掘削機業界における破壊的イノベーション
- 持続的イノベーションのリーダーシップ
- 破壊的な油圧技術の影響
- 実績ある掘削機目―カ―による油圧式への対応
- ケーブルと油圧の選択
- 油圧式の普及の影響と意味
- 4章 登れるが、降りられない
- ディスク・ドライブ業界の上位市場への大移動
- バリュー・ネットワークと一般的なコスト構造
- 資源配分と上位への移行
- 一・八インチ・ディスク・ドライブの場合
- バリュー・ネットワークと市場の可視性
- 総合鉄鋼メーカーの上位市場への移行
- ミニミルによる鋼板の薄スラブ連続鋳造
- 破壊的イノベーションへの対応
- 5章 破壊的技術はそれを求める顧客を持つ組織に任せる
- イノベーションと資源配分
- 破壊的ディスク・ドライブ技術における成功
- 破壊的技術と資源依存の理論
- DECとIBMとパソコン
- クレスギとウールワースとディスカウント販売
- 自殺による生き残り:ヒューレット・パッカードのレーザージェット・プリンターとインクジェット・プリンター
- 6章 組織の規模を市場の規模に合わせる
- 先駆者はほんとうに背中に矢を射られているのか
- 企業の規模と破壊的技術のリーダーシップ
- 事例研究 新しい市場の成長率を押し上げる
- 事例研究 市場がうまみのある規模に拡大するまで待つ
- 事例研究 小規模な組織に小さなチャンスをあたえる
- まとめ
- 7章 新しい成長市場を見いだす
- 持続的技術と破壊的技術の市場予測
- HPの一・三インチ・キティホーク・ドライブの市場の見きわめ
- ホンダの北米オートバイ業界への進出
- インテルによるマイクロプロセッサー市場の発見
- 実績ある企業による予測と下方移動は不可能
- 8章 組織のできること、できないことを評価する方法
- 組織の能力の枠組み
- 資源-プロセス-価値基準の枠組みと持続的・破壊的技術への取り組みの成功との関係
- 能力の移行
- 変化に対応する能力を生み出す
- まとめ
- 9章 供給される性能、市場の需要、製品のライフサイクル
- 性能の供給過剰と競争基盤の変化
- 製品はいつ市況商品になるか
- 性能の供給過剰と製品競争の進化
- 破壊的技術のその他の一貫した性質
- 会計ソフト市場における性能の供給過剰
- インシュリンの製品ライフサイクルにおける性能の供給過剰
- 製品競争の進化のマネジメント
- 正しい戦略、誤った戦略
- 10章 破壊的イノベーションのマネジメント 事例研究
- 技術が破壊的かどうかはどうやって知るのか
- 電気自動車の市場はどこに
- 電気自動車を販売している自動車メーカーの現状
- われわれの製品、技術、販売戦略をどうするべきか
- 破壊的イノベーションに最も適した組織とは
- 11章 イノベーションのジレンマ まとめ
メモ
参考文献
本書を引用している文献
最終更新:2011年06月11日 20:42