佐藤賢一「カエサルを撃て」(1999)
評価
★★★☆
ひとこと
塩野七生のガリア戦記(ローマ人の物語)を読んだなら、ガリア側からの記述も読んでみたいと思い、手にした一冊。
度重なるの性描写には心底うんざり、そこまで必要か? 返す返すもその点が残念。
本書では、カエサルはハゲを気にする冴えない中年で、
戦場には若き後妻(カルプルニア)も帯同していたという設定になっています。
分類
目次
プロローグ
第一章
- 蜂起
- 帰還
- 民衆
- 奮起
- ガリアの王
- ローマの男
第二章
- 温泉
- 作戦
- 包囲
- 陥落
- 敗軍の将
- 暴挙
- 進軍
- 激怒
- 中年男
- 祝宴
- 花嫁
- ローマの女
- 罠
- 大敗
第三章
- ガリア総決起
- 敵の肖像
- 計画
- 槌音
- 籠城
- 決戦
- 定め
- 投降
エピローグ
メモ
ガリアの族:政治の実権は首長ではなく、長老が握っていた
- アルヴェルニア族(首領ヴェルチンジェトリックス)
- ハエドゥイ族(ガリア第二の大部族。ヴぇルチンジェトリックスの母、妻の出身部族)
- リンゴネス族
- トレウェリ族(首領アッコ。BC53ローマ造反するも失敗)
- カルヌテス族(BC53ローマ造反するも失敗)
- セノネス族(BC53ローマ造反するも失敗)
- ボイイ族
- ビトリゲス族(ローマに城市アウァリクムを包囲される。
- ピクトネス族
- ヘルウェティイ族
- セクアニ族
- ウェリオカッセス族
- レクソウィイ族
- アトレバテス族
- トエブロネス族
- モリニ族
参考文献
本書を引用している文献
最終更新:2011年08月27日 16:52