城主
毛利(穂井田)元清
別名
中山城
遺構
曲輪・石垣・堀・井戸・櫓台
歴史
穂井田元清が、
猿掛城から中山に移動させて居城とした。平山城。
遺構は山頂部に楕円形に近い本丸を置き、本丸北に小さな曲輪群の太鼓丸を配し、本丸南に現在駐車場と小さな社が建つ鎮守丸が存在する。この鎮守丸の側面には石垣が存在する。鎮守丸南は現在は栗林となっているが、ここが二の丸である。二の丸南端には櫓台があり切岸が美しい。三の丸は二の丸の南西に位置し、二の丸とは爺が段を挟んで対岸にある。
本丸東山麓には、茶屋敷跡が存在し井戸も存在する。なおその東には枡形大手門跡があり、それを取り囲むように濠があったとされる。
概要
縄張り図
所在地
小田郡矢掛町矢掛
交通
自家用車
矢掛茶臼山公園に駐車場有り
写真
遠景写真
城内写真
登城記録・感想等
ぴっちゃん 02/03/10
ボーイスカウトの夜間ハイクで登りましたが、特になんにも暗くて見えませんでした。
ぴっちゃん 08/10/11
再度チャレンジを試み車で駐車場まで上りそこから歩いていきました。本丸は駐車場の裏にありますが、現在鉄塔がたっていて城跡のような感じを受けません。その下にもだらだらと小曲輪群がつづいていました。再び駐車場に戻り、鎮守丸に行きましたが道路が遺構を半分壊している感じがします。社がある場所は高いのですが土塁なのでしょうか?途中栗林がありますが、小降りの栗で食べれそうに無いものがたくさんなっていました。その先の二の丸は細長く櫓台のようなものがありますが・・。三の丸も二の丸と同じような感じでした。そもそも二の丸と三の丸にかけて芝が植え込まれていて、ただの芝生と化していたのであんまり城跡っぽくないです。
とまあ、ぶらぶらしましたが、半分駐車場になっていて、他の部分も城跡と言うより公園化が進み遺構がほとんど残ってないように見えました。
参考文献
「日本城郭大系 13」
更新日
2010年01月16日
最終更新:2010年01月16日 00:34