曾根城(和気)


城主

明石氏

別名

北曽根城

遺構

曲輪・石垣・堀切・井戸・虎口

歴史



概要

 地元では和気富士と呼ばれる端麗な山の山頂部に主郭を置き北と南に曲輪を階段状に配置してある連郭式山城。北西に守護代浦上氏の居城天神山城があり、城の眼下には旧山陽道が望め平野部を一望することができ、現在でも非常に眺望がよい場所に築かれている。
 現在は電波塔などが立ち並び東面は破壊されているため虎口のようなものが確認できるが、主郭周辺は破壊が著しい。
 城の主郭は12×10mの五角形をしており南西部に丸いくぼみ(井戸のようなもの)があり主郭西面には石垣が残っている。
主郭の北部にある犬走り状の曲輪には井戸があり、その井戸の北にもやや広い曲輪群が存在する。この曲輪群の北の尾根には二条の堀切がある。
 主郭南にも階段状の曲輪群が6段ほど存在する。

縄張り図



所在地

和気郡和気町和気

交通

自家用車



登城口

和気駅方面から橋を渡り突き当たりの信号を山に沿って左の細い路地を歩いていくと、和気富士登り口をいう標識が見えてくる。その標識に沿って進むと登山口が見える。目印は神社。

注意

松茸山なので松茸シーズンは登らないほうがよい。

写真

遠景写真

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和気駅より  

城内写真

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登城記録・感想等

ぴっちゃん 10/12/29(曇)

 石垣がきれいと言われる曽根城に行く機会ができましたので登ってみました。冬場でしたので草も生えてなく山頂まではきれいな登山道があったので20分くらいで山頂に。
山頂は(電波塔がある関係かどうかしりませんが)木が伐採されていたため眺望はよく、かなり遠くまで見ることができます。
さて城跡の状態ですが、地デジの電波塔とかあり一部はかなり破壊されていましたが、それ以外の場所はほとんど手が入ってない状態だったので大まかな曲輪の配置は確認することができました。北の堀切がある場所から少し尾根を下ると断崖絶壁の場所や風化して砂利だらけの痩せ尾根とかあったりして山容から創造してたとおり峻険な地形の場所も・・。
 この城跡は期待してたとおりそれなりに遺構が残っていたのでうろうろすることができて結構楽しめました。

こた 10/12/29(曇)



居館推定地



参考文献

「日本城郭大系 13」 

更新日

2011年01月15日

最終更新:2011年01月15日 00:42
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