城主
(伝)島村貴則
別名
遺構
曲輪・堀・井戸
歴史
概要
砥石山が別峰にある高取山の山頂にある連郭式山城。本丸は楕円近い四角形をしており、本丸を四方向を囲むように曲輪群が形成されており、三の丸から二の丸方向には小規模な帯曲輪を形成している。さらに台形に近い三の丸の東にも小さな細長い曲輪がある。本丸北には非常に細長く広い二の丸がある。二の丸からは、眺望がよく北は
香登城を望むことができ、さらに隣の峰にある
砥石城の城内が手に取るように見える。さらに西以外の尾根には曲輪の先に堀で尾根を切って防御に当てている。
井戸は、西側山腹に存在する。
縄張り図
所在地
瀬戸内市邑久町豊原
交通
自家用車
周辺に駐車スペースはない。
公共交通機関
赤穂線『 駅』下車 徒歩 分
登城口
墓地麓に案内板があり、そこから登山道が延びている。徒歩30分前後
注意
写真
遠景写真・碑
城内写真
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本丸 |
本丸下の曲輪 |
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二の丸 |
二の丸の堀 |
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三の丸 |
三の丸の堀 |
登城記録・感想等
ぴっちゃん 08/12/29(晴)
砥石城のついでに寄ってみました。非常に険しい山道を越えると途中に非常に広い場所に出ます。之が城跡かと思いきや(一応ここも城跡の一部かもしれません)まだまだ城跡は先のようです。しばらく進むと、案内板があり浅い堀切を越えると三の丸群があり、それを少しすすむと本丸につきます。(三の丸と本丸の間には帯曲輪があるようですが、見つからなかった。)
そこを少し西進むと(かなり荒れてる)小さな曲輪がありその先にはこれまた浅い堀(写真で見ると堀に見えない)があります。本丸西にいくと井戸が見えてきます。
再び本丸に戻り北の方に行くとかなり崩れた曲輪群がみえ、その先には細長い非常に大きな曲輪が見えてきます。此処が二の丸。
二の丸の下にも堀があるのですが、シダで隠れて降りてみないとよく分かりません。降りてみて分かりましたが、ここが一番はっきり堀だと分かる堀でした。図面も書きましたが、たしかに案内板の通りの図面になりました。
ちいさな城ですが、防御をするところがきちんとしてあって非常に楽しかったです。
こた 09/7/4 (晴)
居館候補地
北西麓に根小屋がある。
近くの観光名所
参考文献
「日本城郭大系 13」「邑久町史」
更新日
2010年03月03日
最終更新:2010年03月03日 04:23