第二次電気回路事件(だいにじでんきかいろじけん)とは、某学校で起きた大量カンニング事件である。
第一次電気回路事件での大量不合格者の一部がなんとしても合格しようとカンニングに臨み、また教員の監視体制の甘さなども大規模なカンニングに発展する原因となった事件。
第一次電気回路事件で大量不合格者が出たため、その中の一部がもう後がないこのテストで挽回しようとカンニング行為に望んだ。また、教員の監視体制の甘さが拍車をかけ、カンニングを予定していなかった者もカンニングしたくなる環境が作られていたのが原因と考えられる。
事件の原因と考えられるのは某氏がGにカンペをまわすように脅しかけたことと、試験監督の自主規制氏の監視体制の甘さが主な原因である。ただしテスト内容は非常に簡単で、カンニングをするまでもないレベルであった。
担当教員のとった試験監督らしからぬ行動がカンニング幇助レベルの失態であった。
試験中にも関わらず教員が無言で途中退室するという行動。
試験会場は大きい部屋であるにも関わらず、見回りをせず同じ場所にとどまっていた。
学生の答案の回収中に模範回答を配布する謎の行動。答案は後ろから、模範解答は前からまわすので重なる場所が必ず存在する。その場所でカンニングしほうだいである。
この事件の告発者は謎につつまれたままである。真面目な選抜クラスの人間であったという推測はあるが、真相は定かではない。
事件の原因ともいえるGであるが、この事件を収束へと向かわせたのも彼である。
G氏はテスト終了日に担任から電話があり、学校へ呼び出された。部屋へ入った彼の前には担任と他の教師がおり、「何か隠してることはないか」と威圧的な態度で問いただした。メンタルの弱い彼はすぐに折れ、某氏に脅されカンニング幇助をしたことを告発した。これは名前が上がっていた人物の中からメンタルの一番弱いG氏を選んだ教員側の完全勝利といえるだろう。
本人は「怖かった」から自白した。と言っているが、別に何か要因があったのではないかと言われている。その中で有力なのが某氏の追放である。某氏に色々とされていたG氏はこれを機に某氏を退学に追い込もうという真の目的があったのではないかと噂される。本人は否定しているので真相は明らかでない。
このテストは「無効」となり、再テストが実施されることになった。学生に対する説明会が開かれたが、一方的に学生が悪いというような言い方をしたために学生から怒りを買うことになる。再テストは難易度が上がり、それがさらに学生の怒りを買うことになった。またクラスの担任ら(担任と電気回路の授業を担当する教員たちは管轄がちがう)も対応の遅さや、学生を一方的に批判する説明会を批判していた。また次のテスト以降からは試験監督が2人つくという措置がとられた。
カンニング該当者に対して以下の措置がとられた。
退学:1名 停学:複数名
停学者は再テストを受けることができない。ただしG氏のみ例外で再テストを受けられることになった。