概要
日本駆逐艦ツリーの最終地点。Tier10艦艇。
しかしエリート艦にするにはさらに6万の経験値が必要である。
最大の特徴としてはその速力と魚雷の本数である。
主砲
夕雲から門数・威力・発射レート全て据え置き。一応、艦の速度による回避分だけ砲戦性能は上がっている。
しかし同ティアのハバロフスクやギアリングなどと撃ち合えば即沈するので
撃ち合うのは最後の手段と思うべきだろう。
魚雷
片舷15射線の雷撃能力は頭一つどころではなく他艦をぶっちぎり追随すら許さない。
但し使用可能な魚雷が3種類あり、それぞれクセがあるために注意しなければならない。
1:初期魚雷 610mm Type93
射程20km魚雷が、島風の初期魚雷である。
前線から敵陣奥深くに流し込むことが出来るが、発見距離が極めて大きいため
メインターゲットではない敵艦や航空機に魚雷を発見されるリスクがある。
島風の15射線をもってしても巡洋艦や駆逐艦への命中はほぼラッキーヒットだと
思って良い。艦長スキルの雷速向上でもこの欠点を埋めきれない。
2:後期魚雷 Type93 mod.3
射程12kmという島風専用だった魚雷。
(バージョンアップにより夕雲も装備可能となった)
装填時間がやや長いが速度67ktとある程度早くなり、威力はこのゲーム中最大。
島風の魚雷の中ではクセの小さい魚雷であり、プレイスタイルによっては雷速向上スキルで運用するのもアリ。その場合は射程が9.6キロとなる。
ちなみに。発見距離から着弾時間まではF3蔵王魚雷と同じ時間で到達する。
3:後期魚雷 610mm TypeF3
夕雲も持っていた通称「蔵王魚雷」。
射程距離が8.0kmと極端に短い。
島風の発見距離は最良でも5.6kmであり、隠蔽状態を保った雷撃をする場合は
こちらから離れていく敵艦を攻撃しても届かないという問題がある。
しかし雷速が凄まじくリロードも多少早く、何より発見距離が速度比でまともなので
接近戦では最も有効な魚雷でもある。
対駆逐艦用としては有用である。
機動性
最大速力39ktという高速力は、マッチング中では日独米の駆逐艦に対しては全て速度優位を確保しているものの、高速力がウリのソ連駆逐艦にはOgnevoiを除いて負けてしまう。ソ連については隠蔽を活かして接触を避けるべし。
広い高ティア用マップでも陣地転換は容易なので位置取りをしっかりとしていこう。
隠蔽性能
0.7.4より隠蔽基礎値が7.1km、最大強化で5.6kmとなり
前級より悪化こそしているものの陽炎(5.4km)夕雲(5.5km)に次ぐマッチ帯でも良好な隠蔽値となった。
なお、マッチングするティア帯では以下のようになる
1:陽炎(5.4)晴風、朝潮
2:夕雲(5.5)
3:島風(5.6)
4:チェンムー(5.7)
5:ベンソン、フレッチャー、ヘイシャン、ユエヤン(5.8)
そして島風は他の駆逐艦に対して速度がぶっちぎりで速いので簡単に隠蔽距離に持っていけるだろう。
長射程・大威力・多射線と三拍子揃った魚雷は他のすべての艦にとって大きな脅威であり、逆に言えばヘイトもぶっちぎりで高い。発見されれば射程内のすべての艦から弾が降り注ぎ、空母は艦載機を張り付けてくる。
ここまでの日本駆逐艦の経験を活かし、隠密での魚雷発射を徹底しよう。
総評
高機動力・高隠蔽・高攻撃力を兼ね備え、攻撃に特化した性能である。
実装済みの艦の中でも屈指の戦闘力を誇る強力な艦艇であり、勝敗を決定付けるだけのポテンシャルを十二分に持っている。
しかし主兵装が魚雷であるためある種の慣れと勘が必要。
(うまい人でも魚雷の命中率は6%くらいである。)
基本的に日本駆逐艦に乗る人は水雷屋なのでその経験を総動員して乗るようにしよう。
余談
もし上手く扱えないと感じたならば、T7の暁に乗って練習するといい。
高ティア相手には隠蔽がつらいが、魚雷3射線の流し方が勉強できる。
最終更新:2018年05月01日 22:46