魔大陸へ ~ 世界崩壊

あらすじ

帝国が突如裏切り、三闘神の眠る魔大陸を浮上させた。
パワポケたちは山県皇帝を止めるため、魔大陸に乗り込む!

パライソタウン

「くっそー! 帝国め! 北乃め!!」
「いたいよー」
「死傷者が少なかったのがせめてものなぐさめです。」
「ファイター達は...? みんな死んでしまったの?」

雪白艇 甲板

晴継「魔大陸に乗り込むぞ!」
「3人は上に残るんだ! あとのメンバーは中へ!」

パーティー編成後...

パーティー
パワポケ
るりか
小野

BGM:ファイターを守れ!

「くっそー! インペリアルエアフォースだ! (帝国 空軍) 後に回った! 迎え撃つぞ!」

パワポケ「行くぞ!」
るりか・小野「はいっ!!」

しばらくして...

「前方から気球が!」

皇戦 BGM:決戦(ファイナルファンタジーVI) 原曲

パワポケ「またお前か皇!」
皇「行くぞ! これが最後の勝負だ!」

皇と交戦途中...

皇「く...またキミたちに負けるのか...だが、今回は統道君がいる! 統道君、出番だよ!」

統道が現れた!

統道「皇君! お助けするでゴワス!」
皇「行くぞ! 統道君!」
統道「ゴワス!」

るりか「これで!」

るりかは雷のロッドを振りかざした。

パワポケ「行くぞ!」

パワポケは氷のロッドを振りかざした。

皇・統道「どわぁーーーーーーー」

統道「風圧剣でゴワス!」
パワポケ・るりか・小野「わーーーーーーーーーっ!」

パワポケたちは統道の風圧剣に飛ばされて...運良く帝国のエアフォースに着地した!

エアフォース戦

小野・るりか「サンダラ!」
パワポケ「雷のロッドで!」

(ビリリリリリリ! ドカーーーーン!)

エアフォース撃破!

なんと、プリンセスリングが出てきた!
パワポケはプリンセスリングを手に入れた。

魔大陸 BGM:魔大陸 原曲

エアフォース撃破後、3人は魔大陸に到着。

「この先に山県と北乃...そして...三闘神がいる。」

パワポケ「あれは...」

パワポケ「椿さん!」
椿「帝国め! 必要なくなったらあっさりと殺しにかかってきた...」
るりか「てっきり死んだものだと思ってました。よかった...無事で。」
パワポケ「さ、一緒に行きましょう。」
椿「俺にかまうな。」
パワポケ「放ってはおけない!」

『宝箱』
村雨 佐助の刀(ギガントスを倒すと入手) ドラゴンキラー
※魔大陸の宝箱は他とは形状が違います。壁に埋まっている青い球体が宝箱です。

パワポケたちは宝箱を回収しつつ仕掛けを解いて魔大陸を進んでいく。
小野は途中出てきたアポクリファからレベル3コンフェ・レベル4フレア・レベル5デスをラーニングした。
ある程度進んだ先に下に飛空挺があるが、パワポケたちはそのまま進む。
そして...

パワポケ「なんだ、ありゃ?」
るりか「なんだか怖いですね...」
小野「まるでキマイラみたいですね。」
椿「...」
「......!!」
パワポケ「俺たちに気づいたぞ!」

マスターキメラ戦 BGM:死闘(ファイナルファンタジーVI) 原曲

パーティー
名称 パワポケ るりか 小野 椿
レベル 38 38 38 38
隊列 前列 前列 後列 後列
装備 右手:ドラゴンキラー
左手:ドラゴンシールド
頭:ねじり鉢巻き
体:大地の衣
右手:マスターウェポン
左手:獣王の盾
頭:神秘のヴェール
体:大地の衣
右手:ヒールロッド
左手:獣王の盾
頭:神秘のヴェール
体:大地の衣
右手:佐助の刀
左手:獣王の盾
頭:ねじり鉢巻き
体:大地の衣
アクセサリー 1:退魔の腕輪
2:安らぎの指輪
1:リボン
2:プリンセスリング
1:アミュレット
2:ダッシューズ
1:アミュレット
2:エルメスの靴
魔石 ドンキーコング リュカ ピーチ ピット

名称 能力 ペラ・EXP・魔法修得値・アイテム 属性 非耐性
マスターキメラ レベル:37
種族:竜
HP:24000
MP:5000
MP死:有
攻撃力:45
防御力:142
魔力:5
魔法防御:97
素早さ:67
回避力20
魔法回避力:10
ペラ:0
EXP:0
魔法修得値:10
盗めるアイテム(通常/レア):完全回復薬/リボン
落とすアイテム(通常/レア):完全回復薬
吸収:-
無効:地
弱点:-
半減:-炎・氷・雷・毒・風・聖・地・水
暗闇
スロウ
特殊能力
常にリジェネ・ヘイスト・シェル・プロテス・リフレク・レビテト
物理攻撃力1.25倍・魔法攻撃力1.5倍
行動パターン
1ターン目:戦う(2/3) フレア(1/3)
2ターン目:戦う(1/3) フレア(1/3) クッパブレス(1/3)
11200ダメージ以降
1ターン目:バイオ(1/3) クエイク(1/3) メテオ[特殊](1/3)
2ターン目:戦う(1/3) パワーを全開(2/3)
3ターン目:凍える世界
4ターン目:ヒートバイパー
17856ダメージ以降
1ターン目:戦う(1/3) グラビガ(2/3)
2ターン目:トルネド(1/3) ラスピル(1/3) クッパブレス(1/3)
3ターン目:クロスサンダー(1/3) クロスフレイム(1/3)
4ターン目:マインドブラスト
5ターン目:フリーズボルト準備(1/3) コールドフレア準備(1/3)
6ターン目:フリーズボルト コールドフレア(チャージした方で攻撃)
カウンター:フレア(1/3)

マスターキメラ「我が名はマスターキメラ...大古に作られし最高の力なり...
我は力であり、生命にあらず...弱き生命体よ、消え去れ!!」

マスターキメラは能力が上がった!

パワポケ「なんてすごい力だ...! でも、負けるわけにはいかない! 北乃と山県を止めなければならないんだ!」
るりか「ええ、そうです。おじけづいている場合ではありません!」

マスターキメラ「かかってこい!!」

パワポケ「ヘイスト!」

パワポケはヘイストを唱えた。
パワポケはヘイスト状態になった。

小野「私はみんなの回復と補助に回ります!」
るりか「リュカ召喚!」

るりかはリュカを召喚した。

リュカ「サイコシールドΩ!」

パワポケたちはシェル状態になった。

椿「そりゃっ!」

椿は手裏剣を投げた。

マスターキメラ「ぐうっ!」

マスターキメラ「フレア!!」
椿「ぐわっ!」
小野「椿さん!」

小野はヒールロッドで椿を回復させた。

パワポケ「うおおおおっ!」
るりか「はあっ!」
マスターキメラ「うおぉぅ、なかなかの攻撃だ。」

マスターキメラ「はあぁぁぁっ!」

マスターキメラの凍える世界!
凍えるような冷気がパワポケたちを襲う!

パワポケ・るりか・小野・椿「ううっ!!」

パワポケたちはスロウ状態になった。
椿はスロウ状態にならなかった。

小野「ヘイスト!」

小野はヘイストを唱えた。
パワポケはヘイスト状態になった。

椿「はっ!」

椿は牙の剣を投げた。

マスターキメラ「ぐおぅっ!」

パワポケ「行くぞ! るりか!」
るりか「ええ!」
パワポケ・るりか「はああああっ!!」

パワポケとるりかの合体攻撃!
ツインソードアタック!

マスターキメラ「ぐああああああっ!!」

マスターキメラ「クロスサンダー!!」
パワポケ・るりか・小野・椿「うわあっ!!」

膨大なエネルギーが集中する

マスターキメラ「はあぁぁぁぁぁ......!」

マスターキメラの体が光り出した。

マスターキメラのフリーズボルト!
マスターキメラは冷たい光に包まれた!

小野「...いけません...! 皆さん、守りをかためて!」
パワポケ・るりか・椿「......!」

マスターキメラのフリーズボルト!
電気をまとった氷の塊をパワポケたちに飛ばした!

パワポケ・るりか・小野・椿「わあーーーーーっ!!」

パワポケたちに平均1392のダメージ
パワポケはマヒしてしまった!
小野はマヒしてしまった!

パワポケ・小野「くっ...」

パワポケと小野は体がマヒして動けない。

るりか「そうだ、万能薬で!」

るりかは万能薬をパワポケに使った。
パワポケは体の痺れが取れた。

椿「そら、万能薬だ。」

椿は万能薬を小野に使った。
小野は体の痺れが取れた。

マスターキメラ「クエイク!!」

マスターキメラはクエイクを唱えた。
パワポケたちのHPが回復した。

パワポケ「...へへ...大地の衣を装備しといてよかった...」
椿「ぬすっと斬り!」

椿のぬすっと斬り!
椿はマスターキメラから完全回復薬を盗んだ。

るりか「やあぁっ!」

るりかはマスターウェポンでジャンプ斬り!

マスターキメラ「うぐおぅっ!」
パワポケ「俺だって...こんなところで倒れるわけにはいかないんだ!」

パワポケはドラゴンキラーでジャンプ斬り!

マスターキメラ「ぐあぁっ!!」

小野「ヘイスト!」

小野はヘイストを唱えた。
るりかはヘイスト状態になった。

マスターキメラ「ぐおおおおおっ!!」

マスターキメラのクッパブレス!

パワポケ・るりか・小野・椿「うっ...!!」
マスターキメラ「クロスフレイム!」

パワポケ・るりか・小野・椿「わあーーっ!」

膨大なエネルギーが集中する

マスターキメラ「はあぁぁぁぁぁ......!」

マスターキメラの体が光り出した。

マスターキメラのコールドフレア!
マスターキメラは凍える空気に包まれた!

パワポケ「また来るぞ!」
小野「ピーチ召喚!」

小野はピーチを召喚した。

ピーチ「みんな元気になあれ!」

パワポケたちのHPが回復した。

マスターキメラのコールドフレア!
すべてを凍らせる激しい冷気がパワポケたちを襲う!

パワポケ・るりか・小野・椿「わあーーーーーっ!!」

パワポケとるりかは火傷を負った!

パワポケ「くっ...」
るりか「ううっ...」

パワポケとるりかは火傷のダメージを受けた。

パワポケ「行くぞ! パワポケファイナル!!」

パワポケの瀕死必殺技! パワポケファイナル!
2つの炎の竜がマスターキメラを焼き尽くす!

るりか「私のこの手が光ってうなる! あなたを倒せと輝き叫ぶ! 必殺! ライジングフィンガー!!」

るりかの瀕死必殺技! ライジングフィンガー!

マスターキメラ「うごがあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

マスターキメラは倒れた。

なんと、完全回復薬が落ちていた!
パワポケは完全回復薬を手に入れた!

マスターキメラ戦後 BGM:魔大陸 原曲

椿「一度は帝国にこの身を売った俺だ...お前らと一緒に戦う資格はねえよ。...あばよ。」

椿はそのまま去って行った。

パワポケ「山県はもう目の前だ。行くぞ!」

BGM:大破壊(ファイナルファンタジーVI) 原曲

山県「よく来たな...」

白瀬がパーティーにいない時

パワポケ「白瀬! 来たのか?」
白瀬「帝国との決着をつけたくて後を追って来たの!」

山県「ハッハッハッ...仲良く死にに来たか。だがここまで...見ろ! この三闘神を。」

山県が三闘神から力をもらう。

山県「おおっ! 血が騒ぐ! これが三闘神の力!!」
白瀬「山県皇帝! やめてください!」

(ピカッ!)

パワポケ「うっ! 動けない...」
白瀬「くっ...」

山県「白瀬。さあ来い。お前だけは特別だ。
我が山県魔導帝国を築くために北乃とお前に新しい子孫を残す使命を与えてやろう。」
北乃「その手でヤツらを殺せば裏切ったことを許してやるぜ。」

山県「これを白瀬に。」
北乃「わかりやした。」

山県は北乃に剣を渡した。

北乃「その剣を取れ! そしてやつらをぶっ殺せ!」
白瀬「......わかりました。」

白瀬は北乃から剣を受け取り、パワポケたちを殺そうとするが...

山県「さあ白瀬芙喜子。一緒に世界を支配しようではないか。」

北乃「何してやがる!! 早く殺りやがれや!!」
白瀬「.........」

白瀬はパワポケたちを殺すことをためらう。そして...

白瀬「力とは争いを生むもの...ならば存在しないほうが!」

白瀬は反旗を翻し、剣で北乃を刺した!

(グサッ!!!)

北乃「ぐぎゃあぁーっ!!!」

北乃「血が...血が!!!」

北乃「ちっくしょ... ちくしょう... ちくしょう...
ちくしょう ちくしょう ちくしょう ちくしょう ちくしょう ちくしょう
ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちっっっっくしょーーーー!!」

北乃は完全に逆上し、暴走した!!

北乃「戦うために生まれてきた神たちよ! 今こそ、その力を見せるときだ!!」

(ドガーン!)
北乃が三闘神に弾かれる

北乃「オレを受け入れろ!! くそっ!」

三闘神、中央に立つ北乃に反応する

北乃「言うことを聞けぇー! このオレをバカにするな! 力を見せてみろー!!」
山県「北乃! やめろ! 三闘神を復活させれば世界は消える...それでは意味がない!」

山県「北乃! 乱心したのか!!」
北乃「ケッ、乱心...? 皇帝! 何を言っているんですか、三闘神の力をやつらに見せつけるときなのにっ!!」
山県「ええい、仕方のない、北乃、お前はもう役には立たん、残念だがここまでだ!
悪く思うな...最後のなぐさめとして、お前が自ら産み出した魔法で眠らせてやろう...」
北乃「できんのかなぁ~? くっくっくっ...」
山県「何がおかしい?! ふっ、まあいい、笑いながら眠るのが、
お前にとって一番似合いだろう。ファイガ!! フレアー!!」
北乃「けっけっけ」
山県「ば...ばかな...なぜ魔法が撃てない!! メルトン!!」

山県は魔法を唱えようとするが、なぜか魔法が出ない。

山県「き、北乃、お前 いったい...なぜだ?」

北乃は山県を吹っ飛ばす。

北乃「なぜなら、オレ様が三闘神の真ん中に立っているからなんだよ!
すべての魔法の力は三闘神に吸い取られてしまうんだ!
気づかなかったのかよ...? ケーケッケッケ。」
山県「.........!」
北乃「三闘神よ、どうやら最初の獲物が大決定したのだ!
役たたずになった皇帝に、お前のその力を見せつけてやるのだ!!」
山県「よせ! 北乃!! ばかなまねを...」
北乃「やるのだー!!」

(ピッシャーン!!)

北乃「す、すげぇ...」

(ピッシャーン!!)
北乃「わっ!」

北乃「下手くそ!! 下手くそ!! どこを狙ってやがるんだ!!」

(ピッシャーン!!)

北乃「ふざけんな! もっと右、右!! オレの言う通りにしやがれぇぇぇっ!!!」

(ピッシャーン!!)

北乃「ひゃーはっはっはーっ! 逃げろ! 逃げろ! でないと黒コゲだー!!」

(ピッシャーン!!)

山県「ぬわぁーっ!!!」
北乃「ヒャッハー!!!」

魔法に当たった山県が倒れる。その山県を足で蹴る北乃。

北乃「ジジイが...さっきの役立たずといったのは取り消してやるぜ。
なぜなら、皇帝、あんたは! 役立たず以下、だからだー!!」

山県「恐怖が世界をおおうぞ...」

北乃は山県を魔大陸から突き落とした。
その後北乃は三闘神の像を動かす。

(ゴゴゴゴゴ...)

白瀬「だめ! 北乃!!」

白瀬は北乃を止めにかかった。

北乃「ええい、うるせえぇっ!!」

(ドカッ!!)

白瀬「キャッ!!」

北乃は白瀬をふっ飛ばし、三闘神を動かす。

(ゴゴゴゴゴ...)

白瀬「だめ...北乃...3人の力のバランスが破れたら...力が暴走する...」
北乃「ひゃーはっはっはーっ!! 何もかも壊せ!!! 壊しやがれーっ!!!!」

(ピーッ)
突然口笛がした。

北乃「誰だ!?」

突然現れた椿は飛ばされた白瀬を助け、三闘神の位置を戻そうとする。

(ドン!!)

北乃「うきゅ!」

(ピカーーン!)
パワポケ「体が動けるようになった!」

椿「行け! 世界を守れ!」

(ドガーン!!)

パワポケ・るりか・小野・白瀬「わぁーーーーっ!」

椿「俺にかまうな。早く行け! もう暴走は止まらない! ふっ...必ず戻ってみせるさ。心配すんな。」
北乃「逃がさん...」

北乃が遠くまで光を飛ばした。

パワポケ「椿さん...」
椿「急げ! 脱出する!」

タイマー始動 6分 BGM:メタモルフォーゼ(ファイナルファンタジーVI) 原曲

出現モンスター
ノーデ

宝箱:※完全回復薬
※最短距離を通ろうとすると足場が崩れて取れなくなる

パワポケ「急いでここから逃げるんだ!」

そのまま急ぐ途中...北乃が飛ばした光から敵が出てきた!

「くくく...逃がさぬぞ...!」

ネラパの死の宣告!
パワポケたちは数カウント後の死が約束された!

パワポケ「おりゃぁ!!」
「ぐぎゃあーっ!!」

ネラパは倒れた。

死の宣告をラーニング
魔法修得値を4獲得

パワポケ「よし、先を急ごう!」

脱出ポイントまで到達

この下に飛空挺が!
しかし、るりかが止める。

※すぐに脱出してしまうと椿が死んでしまいます。
脱出ポイントまで到達して『そのまま』を選択した後、制限時間ギリギリ(00:05)まで待ちましょう。

るりか「待ってください!! 椿さんを見捨ててはいけません!!」
パワポケ「どうして!? 椿さんは早く行けって言ってたのに!?」
るりか「でも...!」
パワポケ「......わかった。でも、やばくなったらすぐ飛び降りるぞ。」
るりか「わかりました!」

ギリギリ5秒になったころ...

パワポケ「椿さん!」
椿「てめぇら世話焼かせやがるなぁ。まあ、いいけどよ。ちっ、借りを作っちまったなぁ。」

「三闘神の力は止められないのか?」

世界が崩壊しはじめた。

晴継「つかまってろ!」

(ドガーーン)

飛空挺が2つに裂け出した!!

るりか「夏菜さん! 小野さん!」

飛空挺とともにパワポケたち全員が空に投げ出された。

青野・晴継「うわー!!!」
リコ「キャアァァァァァー!!」
るりか・白瀬「あぁーーーーーー!!!」
パワポケ「るりか! リコ! 白瀬! 青野! 晴継さん! みんなー!!」

(ゴオォォォォドオォォォォォォォォン!!!!!!!)

衛星軌道 裂ける大陸

暗転

その日 世界は引き裂かれた...

孤島

風が吹きすさび 真赤な荒れ果てた世界

海岸に小鳥

壊れかけた小屋

ベッドに眠っている白瀬

白瀬がゆっくりと起き上がる。

秀石「芙喜子...」

秀石「芙喜子よ...やっと目が覚めたか。」
白瀬「私...どれくらい眠っていたの?」
秀石「ちょうど3ヶ月だ。もう助からんかと思っていた。」
白瀬「3ヶ月間も...オヤジがあたしを助けてくれたの?」

秀石「ああ、でもわしももう疲れた。」

秀石「小さい無人島だよ。世界が引き裂かれた後、気づいたらこの島に倒れていた。」
白瀬「引き裂かれた...夢じゃなかったのね。」

白瀬「みんなは? パワポケは?」
秀石「わからん。島以外の事は何も...世界はこの島を残して全て沈没してしまったかもしれん。
あの日から世界は一歩一歩 破滅に近づいている...
草木や動物はどんどん死に追いやられ生き残った島の人も次々と
希望を失い北の岬の崖から身投げしてしまった。」

白瀬「皆はもう...生きていないかも...」
秀石「芙喜子よ。気を落とすな。お前は私にとって世界でたった一人の家族だ。
ここで一緒に静かに暮らそう。」
白瀬「ええ...そうね...オヤジ...いえ、父さん。そう呼んでいい?」
秀石「父さん!? はは 照れるなぁ...娘が無事に戻り、仲直りできたみたいで...ゴホッゴホッ」
白瀬「ふふ 父さん。」
秀石「ははは ゴホッ ゴホッ」
白瀬「父さん。おなかすいたでしょ?」
秀石「ああ 三日前に寝込んでから何も食っておらん。」
白瀬「何か食べたい?」
秀石「...と言っても海岸の魚くらいしか食い物はないがな。」
白瀬「私、とってくる。安静にしててね。」

白瀬は秀石をベッドに寝かせた後、外で装備を整え、魚を取りにいった。

パーティー
名称 白瀬
レベル 38
隊列 前列
装備 右手:マスターウェポン
左手:ドラゴンシールド
頭:神秘のヴェール
体:エルフのマント
アクセサリー 1:リボン
2:プリンセスリング
魔石 リュカ

戻るとストーブのあたりからベッドに戻る

白瀬「父さん 魚よ、食べて。」
秀石「ありがとう。むしゃ むしゃ」

秀石「もしかすると...長くないかもしれん...」

白瀬は再度、魚を取りにいく。

秀石「...私に何かあってもお前だけは望みを捨てちゃいかん。」

白瀬「父さん 魚よ、食べて。」
秀石「ありがとう。むしゃ むしゃ」

秀石「ゴーホッ ゲホッ! 芙喜子...ありが ゲーホッ まだ ガッホッ
私がしゃべれるうちに...ゲホッ ゲホッ!!」

そして家に戻った後...

秀石「...」
白瀬「父さん。食べなきゃ体に...どうしたの? ......」

白瀬「父さん...」

BGM:白瀬のテーマ

がくりと膝をつく白瀬。

白瀬「うそ...うそよ! ずっと一緒に暮らすって約束したじゃ...」

白瀬「父さん返事をして! 冗談だって言ってよ!!」

白瀬は涙を流して駆け去り、北の崖へ...
目の前で鳥が力尽きたところを白瀬は...

白瀬「あぁ...」
秀石「何人か生き残った島の人も次々と希望を失い北の岬の崖から身投げしてしまった。」

白瀬「みんな死んで行く。パワポケもるりかも、もういない...世界はもうおしまいなのね。」

白瀬は悲願の涙を流し、身投げした... 

海岸に場面転換

首に何かかしげた鳥が飛んでくる。

白瀬「ふ...あなたが守ってくれたの? 何の希望もない私を助けて一体...」

BGM:永遠に、芽森わん子

白瀬「このゴーグルは? もしや...ねえ、あなた 今どこから来たの?
あなたの傷を手当してくれた人は生きているの? ねえ 答えて...」

鳥は飛び去る。

白瀬「あの人は...生きているのね。パワポケ...」

ベッドの側に秀石の遺書がある。白瀬は遺書を読んでみた。

「外の世界に出ろ。仲間はきっとお前のことを待っている。
ストーブの横の通路から下へ下りなさい。そこに答えが待っているから。
それと...そこに置かれた水鉄砲も持って行きなさい。 父さんより」
白瀬「父さん...」

白瀬はアクアブラスターを手に取り、
ストーブの横の隠し通路に入った。

白瀬はイカダを持ち運び、海岸へ。

白瀬「父さんの分もせいいっぱい生きるわ...」

イカダをひっこずって海へ行き、関東地方へ...

続く

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最終更新:2021年09月24日 15:38