死滅した世界 ~ よみがえるもうひとつの翼

あらすじ

三闘神の暴走から数ヶ月後、世界のあちこちが荒れ果ててしまった。
希望を持った白瀬は仲間たちを探すために一人歩き続ける。

関東地方・ワールドマップ BGM:死界(ファイナルファンタジーVI) 原曲

白瀬「みんな...パワポケ...どうか、無事でいて...私は希望を捨てないで歩き続けるから。」

世界中には数々の魔物やハタ人間たちが徘徊している。
世界は今、北乃によって暗黒の時代を迎えてしまっていた。
白瀬はまず静岡の町に向かう。

静岡の町 BGM:あの日から...(ファイナルファンタジーVI) 原曲

「あの塔を見たか...」
「塔の上には、三闘神の力を持った北乃様がいる...この世界の神だ...」
「世界が引き裂かれた日。世界中のガレキが吸い取られるように
八ヶ岳に集まってきた。そうやってできたのがあの塔だ。」
「こんな世界になるとは...商売どころじゃありません。」
「この前空を飛ぶデスゲイズを見た! 飛空艇なんかで、もしあいつに出会いでもしたら...」
「1000年前の古文書に、こんな文を見つけました...
「この強すぎる力を、8人のレジェンドファイターに封印する。
その名はジハード...8人のファイターを倒すとき再び力はよみがえらん...」」

「あら? あなた...ごめんなさい。
この前、ここに立ちよった体の強い男の子が、探していた人に似ているものだから...
その子なら、山梨の町に向かうと言って、町を出ていったわ。」
白瀬「もしかして...青野...?」

「世界は引き裂かれた...もうすべては終わったんだよ...」
「もし北乃様に逆らおうものなら「裁きの光」がその町を焼き尽くす...逆らえないのさ...」
「世界が引き裂かれ、あちこちで封じられていたいにしえの怪物がよみがえった。
デスゲイズやフンババ...そして8人のレジェンドファイターが...」

「おぬしの、その目のかがやき...この前、この町をおとずれた体の強い高校生によく似ておる...」

白瀬「青野は山梨の町にいるのね。」

青野が生きているかもしれない。
白瀬は早速、山梨の町へ向かった。

山梨の町 BGM:あの日から...(ファイナルファンタジーVI) 原曲

「「蛇の道」と呼ばれていた谷が海底からその姿を現したんじゃ...不吉な姿じゃ...
そこに北乃の狂信集団たちが塔を建てたらしい...」

町に入るといきなり...

(ドガーーーーーン!!)

白瀬「キャッ! な、何なの...!?」

BGM:許されざる者(ファイナルファンタジーVI) 原曲

「北乃に逆らったんで「裁きの光」が家を狙ってきたんじゃ。」
「早くしないと、家が崩れ落ちるぞ!」
「北乃に逆らったばかりに...」
「家の中には怪物がいるぞ! 石化してくる奴だ...アクセサリーで...!!」

宿屋

白瀬のHPとMPと状態が回復した。

「とりあえず回復だけ! お願いです、家に取り残された子供を助けてやってください!」

家の前の母親「私の子供が中にいるの! お願いです。助けてください!」

白瀬「青野!」
青野「おっ...白瀬!」
白瀬「今助ける!」
青野「まてっ!! 俺が動けば...家が崩れ落ちる。
まず...中にいる子供を助け出してくれ...
あまり持ちそうにない...早めにたのむ...くっ...」
白瀬「ええ!」

(タタタタタタッ...)

白瀬は家の中に駆け込んでいった。

タイマーが回る 6分

崩れかけた家

『攻略法』
普通なら白瀬一人なので敵といちいち戦うと時間が足りなくなるため、逃げ続けましょう。
ゾッカは死に際に「ロック」で石化してくるので、
石化耐性を持つジュエルリングやリボンかプリンセスリングを装備すること。
青野が支えている間(制限時間6分以内)に、家の中に取り残された子どもを助けて
脱出しないとゲームオーバーになってしまいます。
家の中でありながらモンスターが出現し、戦闘中以外でテレポも使えないので、
ダッシューズを着けて迅速に行動しましょう。
脱出後は全壊して二度と入れなくなるため、宝箱のアイテムは少々困難でも
すべて回収しておきたいところです。

要注意モンスター

スコーピオン
「死の棘」で死の宣告状態にしてきますが、もともと制限時間イベント中なので気にせずに。
HPは低いので物理攻撃だけで簡単に倒せます。

ゾッカ
倒した時に「ロック」を使って石化状態にしてくることがあります。
白瀬1人で石化状態にされると即ゲームオーバーになるので、
必ずジュエルリングかリボンかプリンセスリングを装備しておくこと。

宝箱:ヒールロッド ホーリーロッド ハイパーリスト ハニーシロップ ブラッドソード 魔石のかけら
※1階の階段横と地下の横の宝箱はナイトウォーカー入り

白瀬「家が崩れそうね...急がなくては!」

家の中は石化してくる敵がいるが、ジュエルリングとリボンとプリンセスリングで防げる。
しかし、戦っているひまはない。
白瀬は敵を突破しながら急いで子供を助けに行った。

子供「こわいよう!」
白瀬「大丈夫よ。さあ!」
子供「お姉さん...うん!」

白瀬「お姉さんにしっかりついてきて。」

子供を救出した白瀬は子供を守りつつ家の外へ向かう。
そして天井が傾けてきた。青野の力が弱ってきたためなのか。
白瀬は急いで家の外へ走り去った。

時間切れになった場合

青野「くっそー! もう持たない... き... りゅ... う... 後のことは頼んだぜ...」

暗転

BGM:レストインピース(ファイナルファンタジーVI) 原曲

白瀬は死んでしまった...

ゲームオーバー

成功

青野「まったぜ!」

青野と白瀬たちは崩れかけた家から離れた。

(ゴゴゴゴゴ...)

家が崩れ去った。

白瀬「青野! 生きていたのね。よかった...」
青野「当たり前よ! たとえ、裂けた大地に挟まれようとも、俺の力でこじ開ける!」

BGM:青野・夏菜のテーマ

白瀬「もうみんな死んでしまったかと思っていた...希望は絶たれてしまったと思っていた...
けど...あきらめちゃいけないわね。生きているかもしれない。みんなを探して...そして...」
青野「ああ。北乃を倒し、平和な世界を取り戻す!!」

BGM:あの日から...(ファイナルファンタジーVI) 原曲

「静岡の西に行くと、中部地方に出る。さらに西に行くと岐阜の村がある。
「裁きの光」によって、すべて焼きつくされたあとじゃがな...」

母親「この子の命を救っていただいて...! 本当にありがとうございました。」
子供「えーん...こわかったようー...」

「「ハタ人間化」や「石化」などのステータス攻撃をしてくる怪物や頭に変なハタが立った人たち...
ちゃんとアクセサリーを身につけていれば、怖くありませんよ。」
「北乃に逆らえば殺される...あの塔の上から「裁きの光」で世界を焼き払う...」
「北乃に見はられてると思うと...ブルブルブル~ こわい~」
「わしは見たんじゃ。西にある岐阜の村が、
北乃の「裁きの光」によって焼かれるのを...大人は子供たちをかばってみな...」

白瀬と青野は、ハタ人間やモンスターたちと戦いながら西にある岐阜の村へと向かった。

パーティー
名称 白瀬 青野
レベル 37 37
隊列 前列 前列
装備 右手:マスターウェポン
左手:ドラゴンシールド
頭:神秘のヴェール
体:エルフのマント
右手:バーニンナックル
左手:獣王の盾
頭:ねじり鉢巻き
体:力だすき
アクセサリー 1:リボン
2:退魔の腕輪
1:アミュレット
2:ダッシューズ
魔石 ネス リザードン

岐阜の村

風が吹きすさぶ

入ろうとすると犬が吠えて子供が飛び出してくる。

「うわぁ! 誰か来た!!」

BGM:あの日から...(ファイナルファンタジーVI) 原曲

子供がいっぱい。入ろうとすると

「ここから先には行かせないぞ! ボクたちだって戦えるんだ!」

「まって!」

白瀬「るりか!」
子供「ママ! この人たち、ママの友達?」
るりか「ええ。」

るりか「白瀬さん...青野君...生きていたのですね。会いたかった!」
白瀬「るりか。いっしょに行きましょう! 北乃を倒さなければ、世界は破滅してしまう...」
るりか「ええ...」 

「パパもママも、ボクたちをかばって死んじゃった...」
「大介さんと京さんは、ぼくたちの中で、一番年上なんだ。
るりかがママで二人はお兄ちゃんとお姉ちゃん!」
「るりかお姉ちゃんのことみんな、ママって呼んでるんだ。」
「るりかがいてくれるならボクたちがんばれる!」
「この村にいた、ケガをした兵隊さんも死んじゃった...」
「大介さんと京さんがキスしてるとこ見ちゃった!」
「光がみんなを... みんなを... ... 父さん...、母さん...」
「るりかママを...連れていっちゃうの...?」
京「瑠璃花さんはみんなの心の支えなんです。瑠璃花さんがいてくれたから皆がんばってこれました。
大介「ここは俺達の国だ。勝手なことされちゃ困るぜ。」

るりか「私... ... 戦う力が消えてしまったの...
世界が引き裂かれた日...この村の大人達は、
北乃の裁きの光から子供たちを庇ってみな死んでしまった...」

回想

三人の子供と一匹の犬を連れて逃げようとしている男女

「こっちを狙ってる! 子供たちを!!」

光が走って地割れが起き、子供を安全な場所におしやって落ちていく二人

「パパー!! ママー!!!」

回想終了

BGM:目覚め(ファイナルファンタジーVI) 原曲

るりか「ここは子供たちだけの村...そして、ここに辿り着いた私を子供たちは必要としている...」

大介「瑠璃花を取るな!」

京「大介さん...ごめんなさい。でも瑠璃花さんがいなくなったら私たち、支えを失ってしまう...」

るりか「あの子たちがなぜ私を必要としているのかは分からない...
私があの子達を守らなくてはならない理由なんて無い。でも何か変な感じなの。
そして...この感情が私に芽生えたとき私から戦う力がなくなってしまった...」

るりか「何か分かりかけているような気がするの。はっきりとは言えないけど...
でもその答えを見つけようとすればするほど、私の中から戦う力がなくなって行く...」

白瀬「るりか...」

白瀬たちが村を後にしたあと...

子供「たいへんだー!フンババがこっちにやってくる!!」

BGM:許されざる者(ファイナルファンタジーVI) 原曲

剣と盾を手に取り、フンババと戦うるりか。

るりか「大地が引き裂かれたときそこから蘇った、いにしえの怪物フンババ...この村は私が守る!!」

フンババ戦 BGM:決戦(ファイナルファンタジーVI) 原曲

るりかの装備
右手:ドラゴンキラー
左手:獣王の盾
頭:司祭の帽子
体:大地の衣
アクセサリー1:
アクセサリー2:

※このバトルは絶対に勝つことはできません。るりかがやられるとイベントが進行します。

るりか「えいっ!」

るりかはドラゴンキラーで攻撃!
フンババはダメージを受けなかった。

フンババのみぞおち!

るりか「きゃっ!」

るりか「まだまだ...っ! バイオ!」

るりかはバイオを唱えた。
緑色の毒液がフンババに侵食していく!
フンババはダメージを受けなかった。

フンババはサンダラを唱えた。

(ピッシャーン!)

るりか「あぁーーーーっ!」

るりか「うっ...くぅっ...」

(バタッ)

るりかは倒れた。
全滅した...

るりかが力尽きた後 BGM:許されざる者(ファイナルファンタジーVI) 原曲

白瀬たちがるりかの所に駆けつける。

白瀬「るりか! 大丈夫!?」
青野「白瀬、来るぞ!!」

フンババ戦 BGM:決戦(ファイナルファンタジーVI) 原曲

白瀬・青野「バイオ!」
「グアァッ!」

「グオオオオッ!」
白瀬「来る!」
青野「うむ。」

フンババのみぞおち!

白瀬・青野「とうっ!」

二人は攻撃をかわした!

白瀬「行くわよ、青野!」
青野「おう!」

白瀬は力を溜めた。

青野「メテオストライク!」

青野はフンババを上空へ放り投げ...

青野「おりゃあぁっ!」

フンババを地面に叩きつけた!

白瀬「そりゃあぁっ!」

白瀬はマスターウェポンでジャンプ斬り!

「グワァォゥ!!」

(タタタタタタッ)

フンババは逃げ出した。

フンババを追い払った後... BGM:なし

るりか「やっぱり、もう戦う力が無い...」
子供たち「ママ! しっかりして!!」

るりか「私、ここに残ります。一緒に行っても足手まといになる。
それに、子供たちは私を必要としてる...」
白瀬「でも、るりか...」
るりか「もう少し時間が立てば...今、私の中に芽生えようとしているものの答えが出れば...」

BGM:あの日から...(ファイナルファンタジーVI) 原曲

るりか「ごめんなさい...私はここに残ります。子供たちが、私を必要としているの...」

「ママも死んじゃうの...ボク、ぜったいイヤだよ!!」
「ママを連れて行っちゃイヤ!」
「ママ、しっかりして!」

出ようとすると子供がお礼をくれる。

「フンババを追い払ってくれてありがとう! 奴の首飾りからこれが外れて落ちてきたのを拾ったの! あげる!!」

魔石「ルカリオ」を受け取った!

白瀬は岐阜の村をあとにして神戸市へ向かった。

神戸市 BGM:戒厳令 原曲

神戸市に入った直後、男性が白瀬を呼び止めてきた。

「キミ、知ってるかい? この世界には幻の4つの魔石があるんだってさ。
世界中を探し回れば見つかるかもしれないね。」
白瀬「ふーん。」

「北乃に見つからないようにひっそりと暮らしています。」

「ジェフっていう盗賊のボスに口説かれちゃったわ。ちょっと女の子らしくてかわいい...ふふ」
「雪白邸が何者かに襲われたというニュースがあったそうだよ。」

「ボスは雪白邸に乗り込む気だ。俺達の宝が雪白邸の倉庫にしまってあるからな。」
「雪白邸が大ミミズに襲われた。それを機に宝を手に入れるのさ。」
「前のボスはあの日に死んじまったよ。今はこの町で出会ったジェフがボスさ。」
「俺達だけで雪白邸に乗り込むのさ。」
「そろそろ行こうかのおー!」

盗賊達は市内を後にして船へと乗り込む。

ジェフ「なんだお前ら?」
白瀬「も、もしかして夏菜じゃない?」

ジェフは無視して移動し、白瀬はそのジェフを追いかける。

白瀬「夏菜?」
ジェフ「わけのわからない事を...店長さんこれを買うよ。」

ジェフ「これから東京湾行きの高速船に乗るのにいそがしいんだ。」
白瀬「とぼけないでよ夏菜? それとも......記憶をなくしたの?」
ジェフ「あたしは生まれた時からあらくれ者のジェフって名さ、フッキー。」
白瀬「フッキーなんて言うのはリコとユイとエリと夏菜とナオだけよ。」

ジェフ「まあいいじゃないかフッキー。」

船に乗り込んだジェフ。白瀬はそれを追いかける。

ジェフ「雪白邸に入る方法はお前らがよくしっているな?」
子分たち「オー」
ジェフ「案内してくれ。潜入してから私が指揮をとる。」

白瀬たちはこっそりと船に乗り込んだ。

東京都 BGM:街角の子供達 原曲

白瀬はジェフに会いに行った。

ジェフ「助けに行く......待ってろよ...... ......? お前達、まだいたのか?」
白瀬「夏菜なんでしょ?」

「ボス、用意ができましたぜ。行きましょう。」
ジェフ「人違いだぜ。あきらめな。」

ジェフは雪白邸へと向かった。

「盗賊とはいえ、目的を持ってるヤツの目は生き生きしてらあ。俺達も負けてられないよ。」
「落ち込んでばかりもいられないよ。町を生き返らさなきゃ。」
「目が回ります...」
「たとえ「裁きの光」で100回町が壊れようとも101回直してやる!」

「六学院 竹助さんが生きていたって? 奥さんがそう言ってるよ。」

竹助の妻「うちの主人生きていたわ! 東北地方の北で修業するって...」

「失う命もあれば、新しく生まれる命もあるはず! よっしゃーがんばるぞ!!」

「もう...あの人ったら。」

白瀬たちは東北への洞窟を抜け、雪白邸に向かった。

東北への洞窟(3)の宝箱:全回復薬 メイプルシロップ ブレイブリング
※崩壊前に宝箱の中身を取っていた場合、宝箱はカラ

雪白邸 BGM:反乱分子

ジェフ「大丈夫か? もうすぐの辛抱だ。」

白瀬と青野は雪白邸に入った。

雪白邸・地下1階 宝物庫前

宝箱:メイプルシロップ 全回復薬 グラビティロッド 朱剛石の兜 ロイヤルクラウン ソウルセイバー

ジェフ「こいつが...からまっていたせいか...」
「ボス! どうしやす? 宝が隠してある部屋はこの奥でっせ!」
ジェフ「私がくい止めている間にお前らが...」
「ボス! 危険ですぜ!!」
ジェフ「いいから行け!!」

子分たちは部屋の奥に入った。

白瀬「夏菜!!」

夏菜「ちょうどよかった!! フッキー! 手を貸してくれ!」
白瀬「やっぱり夏菜ね。」
冬子「うう...あぁ....」
夏菜「冬子お嬢様が触手に捕まっているんだ! 青野も頼む!」
青野「ああ!」
白瀬「わかったわ!」

(そして...)

牧村「この先ですぞ、春継様。」

春継が駆け付けた!

春継「冬子!」
冬子「お兄様!」
春継「すぐ助ける。いくぞ、青野君、白瀬さん、霧生さん。」

触手戦 BGM:決戦(ファイナルファンタジーVI) 原曲

『攻略法』
4体で出現し、白瀬たちと夏菜と春継でサイドアタックのバトルになります。
夏菜と春継の装備は自動的に決められ、その時点での最強装備となります。
「捕獲」はスロウ状態になっているキャラにしか使ってこないため、
エルメスの靴を装備してスロウを防げば捕獲される心配はありません。
白瀬と青野に装備させてからバトルに入りましょう。
夏菜と春継は残念ながら装備の変更ができないため、捕獲を防ぐ手段はありません。
捕獲されたらその触手を集中攻撃して一気に倒すか、
「投げ捨てる」まで待つかは敵の弱点属性などを考慮して決めましょう。

白瀬「やあっ!」
青野「真空刃!!」
夏菜「ショットガン!」
春継「はっ!」

触手は夏菜と春継にからみつき、つかまえた!

夏菜「あっ、あぁぁぁ...!」
春継「ぐうぅぅ...」
白瀬「春継さん! 夏菜!」
春継「か、かまうな! 早く触手を片付けるんだ!」
夏菜「早く...!」
白瀬「ええ! 行くわよ青野!」
青野「おう!」

白瀬「やあぁっ!!」

白瀬はマスターウェポンで2つの触手に回転斬り!

青野「真空刃!」

触手全滅

触手撃破後 BGM:反乱分子 原曲

白瀬「しらばっくれて。」
夏菜「雪白邸に触手がからまって冬子お嬢様がつかまったって話を聞いてな。
助けに行きたいけど屋敷の周りが触手でからんでるだろ。そんな時にあいつらが出てきたって話を聞いてな。」
白瀬「利用したわけね。」
夏菜「秘密の洞窟に案内してもらうまで冬子お嬢様の護衛付きだって事をバラすわけにはいかなかったからな。」
青野「水臭いな。」
春継「冬子!」
冬子「お兄様!」
夏菜「ん? おっとまずい。みんな、春継さん、冬子お嬢様隠れて。」

白瀬たちは隠れた。

「ボス!...? ボス?」
「もしや、あの怪物にやられて...」
「みじかい間のボスだったけど...」
「行こうか...」

白瀬「春継さんいいの? 宝は...?」
冬子「お兄様、宝はいいの?」
春継「宝などなんの価値もない。本当の悪は北乃さ。やつらには罪はない。」
白瀬「いっしょに行く?」
夏菜「そうだね、私も行くぜ、フッキー!」
春継「俺も一緒に行こう。牧村、冬子、雪白邸を頼んだぞ。」
牧村「かしこまりました。」
冬子「はい、お兄様。あっ、そうだ! お父様とお母様の墓の下にお兄様と私が
整備した飛空艇が眠っているの。茨木の村の魂の家に行ってみて。」
春継「わかった、冬子。」

白瀬たちはヘリコプターの所に行き...

「茨木の村に向かいますかな?」
白瀬「はい。」
「かしこまりました。」

白瀬たちはヘリコプターに乗った。

茨木の村の前

「到着しましたぞ。雪白邸に戻りたいときはわたくしに声をかけてくださいませ。」

茨木の村 BGM:あの日から...(ファイナルファンタジーVI) 原曲

「あの美しい日々は、もう帰ってはこない...」

「お花の種を植えたんだけどちっとも、芽が出てこないの...」
「草木もその生命力を失ったよう...新しい芽や花がちっとも咲きません。」

正面から話しかけようとすると

「ふんじゃだめ! かならず芽がでてくる!!」

パーティキャラが飛びのく

「コロシアムにものすごく強いやつがいるそうじゃ。「一撃の刃」を狙ってるらしい。」
「こんな世界でも夢をかなえるやつはおるもんじゃ。
わしの弟はかなえたよ...北の地でこの世界にふさわしい夢をな...」

「夢か...」
「ヒック...もうこの世界は終わりだ...」

「ジャジメントシティは、魔物やハタ人間だらけ...俺は帰るところを失ったんだ...もうだめだよ...」

白瀬「みんな暗い状態になってるわね...」
春継「たしかにね。さ、魂の家へ向かおう。」

魂の家

「おや、雪白家の方じゃないか。どうしたんだい?」
春継「母上と父上の墓に行くため、墓地へ入る許可が欲しい。」
「ご両親の墓に?」
春継「ああ。」
「わかった。許可しよう。」

白瀬「あなたの両親の墓は墓地にたてられているのね。」
春継「ああ、父と母が死んだとき、一緒に埋めてくれってね...」
白瀬「そう...」

BGM:春継のテーマ

春継「雪白家のもう一つの翼をよみがえらせよう、夢を追うために。」

「さっきの話、ぬすみ聞きしていたんだ...俺も...もう一度、夢をおいかけてみるよ!」
「夢か...たしかに...忘れてはならぬものですね!」

「話を聞いてたら思ったんだ。負けちゃあ...いけないって!
ジャジメントシティに行ってみるといい。
氷漬けのファイター...あんた達なら、眠りを覚ませるかもしれない!」

白瀬は茨木の村の離れた所にある墓地へと向かった。

墓地 BGM:迷いの森(ファイナルファンタジーVI) 原曲

白瀬「ここは...あなたの両親の...」
春継「うん。先祖の形見であるこのブローチを供えれば墓石は動くはずだ。」

(ゴゴゴゴゴ...)

春継「墓の中だからな。いろいろ出るかも知れない。気をつけろよ。」

雪白家の墓・地下1階

出現モンスター
ゾンビハタ人間
アンテサンサン
エナジーデーモン

宝箱:源氏の兜 朱剛石の鎧 プリンセスローブ グロウエッグ マンイーター プレゼンター(撃破後、ドラゴンクロー入手)

墓石には何も書かれていない。文字を刻みますか?
▶はい いいえ

よい言葉が浮かばない...

白瀬は仕掛けを解きながら墓の中を進んでいく。
地下3階の墓には文字が刻まれている。安ら かに 雪白家の 先祖よ
これらを調べた後、白瀬は墓石に文字を刻みにいった。

墓石には何も書かれていない。文字を刻みますか?
▶はい いいえ

雪白家の先祖よ 安らかに

BGM:レストインピース(ファイナルファンタジーVI) 原曲

(雪白家の先祖よ 安らかに)

(地下三階の奥の部屋にグロウエッグを隠す...)

奥の部屋

雪白家の先祖 ここに眠る

白瀬「?」

デュラハン戦 BGM:決戦(ファイナルファンタジーVI) 原曲

『攻略法』
バトル開始時に「レベル?ホーリー」を使ってくるので、
所持金の下1桁の数字に気をつけましょう。パライソタウン(崩壊前)で事前に炎のロッドを
多めに買ってあるなら全員で連発すれば早く倒せるでしょう。

白瀬「これでっ!」

白瀬は炎のロッドを振りかざした。

青野「そりゃっ!」

青野は炎のロッドを振りかざした。

春継「やるぞ、霧生さん。」
夏菜「オッケー!」

春継と夏菜は炎のロッドを振りかざした。
炎の火柱がデュラハンを焦がす!

デュラハン撃破

デュラハン撃破後 BGM:迷いの森(ファイナルファンタジーVI) 原曲

扉が開いた!

白瀬は奥の扉へ入った。

BGM:墓碑名 原曲

階段を降りながら話す白瀬と春継

春継「7年前のあの日...父と母が病で死んでしまったときだ...
母上と父上が死んでしまった後、妹の冬子と一緒に魂の家に行って管理人に頼んだんだ。
父上と母上と一緒に墓に埋めてくれって...」
白瀬「父さんと母さん...あたしは幼いとき、父は仕事で本土に行ってしまい、母は別居してしまった。
そのせいであたしは人と関わることができなくなったの。でも...今は違う。
みんなと旅をしてようやく人付き合いができるようになり、パワポケやるりかとも友達になることができた。
でも、世界がこんな状態ではパワポケは無事かどうか...」
春継「白瀬さん...大丈夫、みんなはきっと無事だ。さ、飛空艇の元へ向かおう。」

飛空艇の甲板

春継「俺は妹の冬子と父が作ったマーチウィンド艇を整備し大地の下に眠らせておいた...」
夏菜「これがマーチウィンド艇?」

BGM:仲間を求めて 原曲

春継「羽を失っては夢をつかむことはできないからね。母上、父上...
あなたたちのマーチウィンド艇は俺と冬子が引き継ぎます。」

春継が柁輪につき 洞窟を走り始めるマーチウィンド艇
浮かんで海の中から水煙をたてながら飛び立つマーチウィンド艇

夏菜「今度は私たちの夢を。」
白瀬「がれきの塔の北乃を倒しに行きましょう。」
夏菜「このマーチウィンド艇で塔の上空まで行き、着陸しようとすれば乗り込めるはずだ!」
春継「ああ そして俺たちの仲間を探そう。冬子...行ってくる。」
夏菜「そう 私達にもまだ夢はある。いや夢をつくりだせる!」

鳥が飛空艇を横切るところを白瀬が見た。

白瀬「あの鳥は?! もしや...」

鳥は名古屋へ向かった。

白瀬「春継さん! 追って!」
春継「どうした?」
白瀬「わからない...けど、あの鳥の行く先に仲間が待っていそうで...」

続く

最終更新:2021年09月23日 01:37