【名前】貴志 美紗樹(きし みさき)
【背番号】17
【容姿】画像参照
【年齢】34才(2016年シーズン)
【所属】
四国マリナーズ
【利き腕】右投左打
【守備位置】先発投手
【能力】画像参照
【球歴】今治西高⇒同志社大⇒四国マリナーズ(大卒逆指名枠)
【概略】
マリナーズ先発陣を支える大卒12年目のベテラン投手。
実績のみならず球界における女性選手のロールモデルの一人として、
人生設計を考える若手女性選手から一定の評価を得ている。
【経歴】
愛媛県松山市出身。今治西高校から同志社大学に進んだ地元生え抜き選手。
高校・大学と素材・実績ともに申し分なかったが、大学時代出産で一年を棒に振るなど
不安材料に他球団が指名に二の足を踏んでいたところを四国が指名した。
大きな怪我がなく、キャリア12年で規定投球回到達6度。
FA制度の導入や逆指名ドラフトのため選手の流出や故障が相次ぐマリナーズにあって、数少ない生え抜きのベテラン選手。
【プレースタイル】
最速147km、平均140km/h前後の直球と高速シュート、スローカーブ、スライダーを投げ分ける。
二度目の出産後に習得した曲がりの大きいスローカーブを決め球にするコンビネーション投手と思われがちであるが、
スローカーブの投球割合はキャリアを通じて全体の2割程度であり、投球全体の半分以上を直球と高速シュートが占めている。
スローカーブと小さいスライダーでタイミングを外し、カウントを整えたうえで内角攻めで仕留めるタイプの投手。
プロ入り後は先発一筋だが、かかとの怪我の手術や出産などでちょくちょく離脱しており、
またこれといって酷使もされていないため肘や肩はまだまだ消耗していない様子。
登板間隔を縮めると露骨に故障し離脱するが、時々中5日程度だと1年通してローテーションを守ってくれる。
体重が落ちやすい体質であり、シーズン前は体重を増やしふくよかな体格になる。
下の娘には「ママ、デブ!」と不評。それでもシーズン後には体重が激減するなど体重の維持にはかなり苦労している。
【性格・人物】
柔和な雰囲気を醸し出す。おっとりしているように見えるが、真面目で几帳面、計画的なタイプである。
結婚・プロ入りを機にすっかり丸くなってしまったが、若い頃は男勝りで気性が荒く、
周囲の人間に謹厳さを要求するタイプの苛烈な鬼軍曹であった。
当時を知る地元の人間にとっては、未だ「こわい貴志さん」のイメージが抜けないらしい。
年俸は出来高抜きで1億円前後(1年契約)と、比較的格安な選手。
託児所設備やキャリアプランなどが充実している四国の環境を気に入っており出ていくつもりはない様子。
勝ち星にはこだわらないが、悠々自適な老後のためお金を稼いでおきたい、というのがモチベーションである。
反面「自分の分を弁える」ということを強く意識しており、無理をしてでもチームをまとめたり牽引していく意識は薄い。
自分のことはたまたま長くやれているだけの選手と思っており、「エースとしてチームを引っ張る気迫が足りない」
といった内外の声には消耗している(消耗すると夫に甘えてストレスを発散する)。
【家族】
既婚者で、三児の母親である。夫とは幼馴染で、小学校から高校まで同じ学校に通っていた。
同志社大学2年の頃に夫との間に娘を設け未婚の母に。当初は妊娠出産を夫には明かさず連絡も絶っていたが、
ドラフト指名を機に告白、入籍へと至った。なおその際契約金の大半を夫の夢であった海外留学の費用として貢いでいる。
夫は無事修士号を取得したのち、現在マリナーズの球団職員として松山市内で働いている。
第二子・第三子はプロ3年目に出産した双子の女児。
一家は松山市内の実家の別棟で暮らしている。叔母は松山市内で喫茶店を経営。
【人間関係】
【年度別成績・通算成績】
最終更新:2016年12月06日 17:17