×霊願寺
+ ...
たった今、霊願寺は恥辱にも変えがたい思いをしていた
本来押さえ込むべきである存在、幽霊の西村守に体の自由を奪われ、がんじがらめに縛り上げられ動けないのだ。
もちろん霊願寺もこの西村が正気でないことはわかっている、何らかの強い瘴気に当てられてるの、だろうと予測するがそれだけではなにもできはしない。
「霊ちゃんの事、一度味見してみたかったんだよねえ」見た目は小学生並みの西村守からは反面妖艶なオーラが醸し出され、それは、いくらか修行を積んだはずの霊願寺に
「性欲」を再び沸かせてしまう程に蔓延されていた、
「このままではチームにも被害が…」そうなるならば自分の体ひとつでこの西村の性欲を押さえよう、
霊願寺はそう覚悟した。
「それじゃあ、たっぷりと味見させてね♪」
ユニフォームの上から霊願寺の胸が露になる
西村は手を触れてなどいない、霊圧で吹き飛ばしたのだ、つまり今の西村にはそれほどの力があった。
白い肌に薄ピンクの乳房、それを西村は優しく包み込むと、指の先でぐにぐにと先端部分をこする。
「あぁっ…」「どうしたの?気持ちいいの?」
気持ちよかった、しかしそれを表に表すのがプライドに耐えられない
そんな気持ちを読み取ってかフフっと不気味な笑みを浮かべ、今度は歯で直接噛んだ。
「……!!」信じられない快感に、
霊願寺の口からは思わずよだれがこぼれる。
「さて、次は…首だね」
その口を上に押し上げ、今度はその歯を首もと、うなじにもって噛む
「ひぁっ…」さらにその中から舌
本人は耐えてるつもりでも、霊願寺の体は西村の虜へと当に姿を変えていた。
このままでは意識も持っていかれてしまう
なんとか耐えようと霊願寺は足掻くも。
「この手、入れちゃうね」
西村は待たせる間も与えないで瞬時に霊願寺の秘部へと指を食わせ込む
「ああああああああああああああああああああ!!!」はじめての感触でついに霊願寺は堕ちてしまう。
「へへへ…後は、いただきます…」

その後目を覚ますと、液にまみれ、あられもない姿でベッドに寝かされている自分の姿を見て、霊願寺は敗北感を味わうのだった

終わり

×山田(美夜城)
+ ...
「ヒクッ…ヒクッ…ごめんなさい…ごめんなさい…」
少女が一人、裸で泣いていた、
その体には複数の「何らかの痕」がついている
「ううん、謝るようなことじゃないのよ…」
その少女の震える目が見据える先には、さらに小さな少女の姿があった。
「ならなんで…わだしをこんな風にするんですか…


西村先輩!」

少女の名は美夜城…と本人は名乗っている、
実の名字は山田。
少女はまだ大人と子供の間て精神が揺れ動いている思春期状態で、仮の自分を名乗ることにより自身を安定させているのだ、
周りの大人の選手たちも、ほほえましくそれを見守っていた。
目の前にいる少女もその中の一人だった。
「山田ちゃん…これは「勉強」なのよ」
少女の名は西村守、実に1世紀近い時を生きる「幽霊」
その身は小さいのに、胸は豊満と言うアンバランス。
対して美夜…もとい山田は貧相な体、いや年相応の胸をしている。
しかしその身は今、西村の手に委ねられているのだ。
山田は目隠しをさせられ、手は縄で縛られ上に吊るされている。
口にはかましをくわえさせられており、時おりヨダレが隙間の穴から垂れ流れる。
少し体は浮きそうな位の高さに固定されていて
足もがっちり、いわゆるフリーフォール状態。
山田はいつこうなったのかはわからないが、
声で相手はわかる。
ピシッ!ピシッ!
「いだだだ!!いたいです!いたいです!」
「ふーん、そう」何らかの痕とは

鞭の痕だったのだ

「がっ…ごっ…」「まだ宙吊りにもしてないのに、いつもの強気はどうしたの?」
「山田は弱いんです!山田はぁ!美夜城になったら負けません!ひあっ!」
強がる少女の股には振動する物体が差し込まれる。
「あっおっあっあっあっあ」声が、出なくなる。
「絶頂したら…宙吊りね」
何があるかはわからないが、漏らせない。
山田の本能はそう悟る、
しかし、勢いはだんだんと波打つように増していく。
「おおおおー!うああー!あっ…あ!」
少女とはいえ山田も立派な女、感じるところはあるのだ。
足を動かそうともがくも、動かない。
そしてついに
「あっ…………」「やっちゃったね」
山田は足に滴る自分の液の感触を感じ、泣いた。
何てことなんだ、それをしかも他人に見られるなんて…と。
「うああ…うあああ…」「……」
そう感傷に浸ってるのも束の間、山田の体はゴムの糸にがんじがらめにされる。
「!?やめてくださいゆるしてください!私が悪かったです!」浮きながら、必死に謝る、
西村はとぼけたように返す。
「あなたは悪いことしてないじゃない?言ったでしょ?「勉強」なのよ、これは、だから…」



受け入れなさい


朝目覚めると、山田は宙ぶらりんになっている自分のあられもない姿を自分で見る事となった、
手は解放されてたので、そこからロープをほどいて、
西村に話にいくと、すっとんきょうな言葉を耳にする
「へ?昨日の夜?私昨日は疲れたから早く寝たよ?」



山田の脳は昨日の夜のことを日常の記憶からは削除することにした

終わり

×牧野
+ ...
西村「さて…寝よっかな」
…………
牧野は不思議がっていた、さっき見た目の前の人物は寝巻きで、いかにも眠たそうにしてたのに。
「……ほえ?」今自分の前にいるその人は
木刀をもってニッコリと見つめているのだから

「何するんですか?…西村先輩」
自分も寝巻きで、もうすぐ寝ようとしていた。
そんな牧野は今両手両足を鎖で繋がれて体が前のめりに来るように固定されている。
全身バネと言われたからだは今錆び付いたバネと化したかのように動かない。
「これは新しい練習ですか?」牧野は純粋な女の子で、疑うなんてことを知らない。
「……そう、これは「練習」なのよ」
プチプチと牧野の寝巻きのボタンを外しながら、そっとほくそ笑む西村、少しずつ露になる幼い影を残した牧野の裸。
山田のように特別貧相でもないが、
ほどよくついた肉と胸、腹の腹筋が牧野の瞬発力をもの語らせる。
「このバネみたいな体がどこまで跳ねるのか…試させてもらいましょうかあ」
バキッ!
「ぐうっ!?」牧野の腹部に来る痛み、木刀での打撲である。
「い、いたいです……!!」
次の瞬間には自分の股にその木刀を突かれ、ぶら下げられた、今下ろされたら間違いなく骨盤直撃だろう。
「な、なんでこんなことするんですかぁ!」
涙で目はポロポロである、しかし打撃は収まらない、するとそのうち牧野はそれを快楽に例えるよう考える。
収まらない打撃から自分の意識を少しでも遠くにやりたかったのだ
股の下からは木刀
腹部には打撃、それでも牧野はニコニコしていた。
これはきっと何かの意図があるんだと…信じて。
すると西村は木刀を抜き、叩くのをやめた。
「合格よ、これからは快楽のみそぎの時間」
するするぅっと西村の手が牧野の寝巻きの下へはいる、直には触ってこない、パンツから刺激を与えてくる。
「やめてくらしゃい…漏れちゃうよぉ…」
「パンツなら恥ずかしくないのよ?」「そんなわけなーーい!!」
指はパンツ越しに秘部を引っ掻き回していく、
大股開きの牧野にはどうすることもできない。
自らの股から流れるぐちゅぐちゅとした音を聞かされるのみである
大きな音をたてる自分の汁
ああ、こんなに自分はイヤらしい子なんだなあ、
されながら牧野はこう思っていた。
「どう?自分のことどう思う?」
「イヤらしい…子です」「……それが人間なのよ」
突然の言葉に耳を疑う
「快楽を求めるのが人間、だからこれは、授業であり、救いなのよ♪」
しかしこの言葉が牧野の耳に最後まで届くことはなかった、西村がおまめさんをうっかり握っていたのだ
「あ」「」

翌朝、お菓子と共にはだかで寝かされてる自分を牧野は発見した
怒鳴り混むように西村の部屋にいくとまた驚いた
昨日西村は外泊届けを出していたと言われたのだ
昨日見た西村はなんだったのか?


牧野の脳は処理をやめた

終わり

×美角
+ ...
「こんなの…先輩じゃない、あなた、だれなんですか…先輩の偽物ですか?」
「私はあの子であり、あの子じゃない」
美角は裸に剥かれても堂々と目の前の人物に話しかける、昔からそういう性格なのだ、気になったら質問する。
今気になっているのは「目の前の偶像」
本人が人と語る「何か」
そしてそれがなぜ自分を襲うのか、
広瀬は気になってしかたがなかった。
広瀬「!?」
広瀬は美角に頼まれ撮影を頼まれていたが驚く現象が起こった。
目の前にいた二人が、消えたのだ。
そしてしばらくして自分は、外にいた。
気になるが、再びあの場所に戻るのは怖い、
山田はともかく、あの霊願寺さえやられた相手。
二人でも、敵う気がしなかった。

「さて、邪魔物は消えたことだし、楽しむこととしよう」美角の腕はバッテンにクロスさせられ、その豊潤な胸を隠すことを許されない。
「意外にあるんだねえ~♪」「はぅん…あっ…」
その胸にためらいなくしゃぶりつく西村
口から覗かせる舌でさらに追撃をし、美角に思考する暇を与えない。
「~!」「はぁぁ…あ!」
思いきり、まるで赤ん坊のように胸を吸い、噛む。
皮肉なのは、その赤ん坊の胸の方が大きいことだろう。
「先輩は自分のを…おっ、おっおっおっ」
「誰が口を開いていいっていったかなあ?」
しゃべれば甘噛は強くなり、美角は思わず顔をしかめる
「この胸は筋肉の塊なのさ、私が丹念を込めて育てたからね」そう言い西村が美角の胸に自分の胸を当てる、美角の胸には暖かくも固い肉の感触が入る。
「ふぁ…あ」
「今日はこれも使っちゃおう」「?」
ぬるっとする、最初の印象はそれだった、そしてそれがローションだと感付くのにそう時間はかからず。
「ふふ、楽しもうね」「ひぁあん!やぁ!あ!」
乗っかるような形で、丘サーフの板にされたかのように西村が美角の上で自由気ままに動く。
体の様々な部分が触れあう度に美角の体はびしょびしょになる。
「でも逝っちゃダメ」パチンと西村が指をならすと、秘部は感じているのに、それを放出できなくされる。
美角からすれば無限の地獄でしかない。
「おっあっあっあっ!あーーーー!!」
本来ならもう噴いてるところで、噴けない。
完全に女としてやられてしまった。
西村は耳元でこう呟く
「股ぐら開いて、自分で開けて、「自分はもうどうしようもないです、どうにかしてください」っていったら、逝かせてあげるよ?」
美角はすぐに返答した
「やーです」西村は少し歯軋りするが、すぐに笑顔をみせ、後悔するなと言わんばかりに、ありとあらゆるものを詰め込んだ。
言葉に表すのもためらうほどに詰め込まれ、それらのスイッチを同時に押されても、美角は怯まなかった。
霊願寺が堕ちた時間を過ぎても、まだ笑っていた。
おかしく思った西村はスイッチを止めないまま美角の近くに顔を寄せる「ああ、もうとっくに終わってたんだ」
美角はとっくに気絶していたのだ。
「勝ちにしておいてやるよ、美角」


翌朝、目覚めると同時に美角は全開で逝ってしまった、「あっちゃー」と言い始末を終えると、
西村の部屋に向かい、皆が訊ねるあの言葉を発した。
「先輩は昨日のことどう思ってますか?」
「西村」の答えもいつも同じだ
「なんのこと?」純粋な否定
これが余計に事を深くさせていっている。
結局のところ美角も、やられたのだ。

終わり

×蘭
+ ...
いつもは巧みな言葉と妖艶な雰囲気で場を魅了する女
蘭聖園、しかし今は、ただひたすらあえぐのみ。
「こんな事がっ…許されるとでも思って?…偽者さん?」
女子選手の順番からして、次は自分だろうと薄々蘭自身思っていた、そして今日風呂から上がると意識がなくなっており、次に目覚めた蘭の目には、荒縄で締め上げられ、亀甲縛りされている自分の姿が写し出されていた。
「これがあなたのやり方ね?…愉しくともなんともないわ」見下ろされながらも誰が犯人かは見当がついている、みんなそうであった
西村守である。
「ダンナが来ればあなたなんてあっという間よ?」
「来る前にけりをつけてあげよう」
西村は手に持ったスポイトのようなものを取り出す
「あなたはいつも白いのにしか興味がないでしょ?…黄色いのも、悪くないんじゃない?」
冗談じゃない、そんなもの指されたら一生ものの恥だと蘭にしては珍しく焦りの表情を見せる。
「指されたくない?よね?旦那様がついたときにそんな姿見せられないもんねえ?」
すると指の方を秘部に突っ込んできて、ほくそ笑み
「まあそう焦らない、焦らない」
完全にペースは西村に握られた状態。
蘭は考えた、鴇田が来るまであと10分、その間我慢すれば…と
しかし、それは甘い考えだったと即座に改めさせられることとなる
「思えばこの西村守の体もよくぞこの美体を保っていたもんだ、他の土着神ではこうはいかん、それをいっぱしの幽霊風情が…この力がほしいのだ」
「何をいっているの?」
まるで別人のような語り口、蘭のなかでも疑惑は確証へとかわった。
「あなた、何者?…先輩の体で何をするつもり?」
目の前の西村守は一寸考え、すぐ口を開く
「私の名前は、如月、ただそれだけだ」
「如月…?」「この人と共に生き、そして死んだのだ」何を言い出したのか、全く蘭には理解ならない。
「考えたことはないか?…こいつの若さ、美貌の保たれ方のおかしさを……少し話しすぎたようだ、すぐに逝かせてやろう」
如月と名乗った目の前の人物は、蘭の股ぐらを開いたかと思えば、自分の股にそっと寄せる。
「……ただのかいあわせえっ!!」
蘭の体に衝撃がビリビリと伝わってくる
それはまるで…「男の…あれじゃ、ない」
西村はクスクスと笑い出す「幽霊になら、産み出せるんだよ」そのままゆっくりと腰を動かし出す、
そしてそれは普通の行為とはまた違っていた。
「体が…痺れる…?」蘭の手足からは力がなくなっていった
「最近の道具ってのは便利だね♪…さあ、あと五分でけりをつけよう」
そこから先は蘭にとっての地獄であった、
突きに突かれ、時に大きさを変えられ、更に刺激をあたえられた。
それでも蘭は必死に耐えた、鴇田が来るのを待ち続けた

「……やれやれ、参ったもんだ、これが婚約者の力ってもんか」
「……胸にしゃぶりつきながら言うことかしら」
蘭の胸は特別大きいと言うわけではないが、美しい整った胸をしていた、鴇田も、蘭の胸が好きである。
そんな蘭も鴇田のが好きである。
「それにしても、やられてると反応できなくなるんだね、蘭」「……」蘭は思い出していた
はじめて試合でエラーをして、監督に怒られた後、西村が慰めてくれたことを。
「本物の先輩はね、私を自由にあえがせてくれたわよ?…あんなに暖かいレズプレイはないってくらいにね」動けない蘭の、せめてもの口撃。
「……そうか、そんなに私をバカにするか、私も西村守であるというのに!」
指先で乳首を転がす、縛った荒縄をキツく絞める、それでも蘭はべーっと舌を出すのみである。
「……」もう時間が来ようとしていた。
「参ったよ、蘭、あなたは本当に強かったね、おめでとう」「……愛がなければ私を犯すことなんて出来ないわ♪…あなたに愛があれば、次はできるかもね♪」
言い終わるか終わらないかのタイミングで西村は去っていった。


翌朝
蘭は西村に訊ねなかった、あれが偽物だと確証しているからである。
そしてその西村のステージは

東京へと移される。




「あなた来るのが遅いのよ!」「悪かったって!ごめんって!」「結構きつかったんだからね!みてよこのアザ!」「え、なにやられたの?」

「軽くロウをね…あなたもやられなさい」
「えっちょっまっ…アッーーー!」



終わり

×倉見
+ ...
倉見は見た、今朝また寝坊しているだろうなと部屋にお越しにいったとき。
牧野があられもない姿で、さらに腹にはいくつものアザがあるのを。
慌てて警察に連絡しようとするも、電波が通じない、やがては牧野自身にも止められ、断念した。
しかし今日その原因がわかることとなるとは、
倉見も思っていなかった。

空港に西村を見送りにきた倉見は空港の休憩所で一休みをとっていた。
「西村さん遅いなあ…」自分がいち早く来ていたのもあって西村の姿はまだ見当たらない。
すると「……?…なんだか…眠気が…」
首筋に衝撃がきたかと思えば、倉見の意識は暗闇へとおとされていく。
「……あれ、ここは」「トイレだよ?…倉見ちゃん」
聞きなれた声がするが、姿はまだぼんやりとしか見えない、それよりも自分のからだがすすうっと冷えている方が倉見には気になる。
「ひゃっ!」意識が鮮明になるにつれ、自分の体が裸に剥かれていることに気がついた。
そして、牧野の事を思い出す。
「……あなた、だったんですね、西村さん」
「……」「さいっていです!」
親愛なる牧野を襲った目の前の人物を倉見はただひたすらに罵倒する、だがその人物は怯むどころか笑う。
「……倉見ちゃん、今自分がドンな状況なのかわかってる?…トイレですっぽんぽん、プロ選手がだよ?」
「ぐぅっ!?」「服返してほしかったら」
そこまで言うと西村は自分の股ぐらから本来生えてはないはずのモノをぶら下げる。
「なめて、満足させてみてよ」
「ぐっ、こんなもの、くわえられますか」
倉見だって無知識な訳じゃない、何をさせられようとしてるのかくらい理解している。
お構いなしと言わんばかりに押し付ける西村
「服返してもらわないと、倉見ちゃんが……いや、牧野の方もヤバイと思うよ~」
「牧野の…」「そらそうじゃん、日ハム女子に被害及ぶよ?」「……卑怯もの」
しぶしぶ、涙をこらえ、噛みきりたい気持ちを抑え、
倉見は西村のモノをくわえる、
「んんっ、んっん、あむ…」「なかなかうまいじゃん、誰かとしてた?」「ぷはっ…そんな馬鹿な」
はじめてらしいたどたどしい手つきと上目使いで
慣れないものをしごくのは倉見からすると地獄でしかない。
そんなたどたどしさ、初々しさにさすがの西村もそう長くは持たず、あっという間に絶頂へとたどり着いた
「……それじゃあ、東京行ってくるよ…」
西村は軽快に挨拶するも、今の倉見には届くはずもなかった、その後倉見が我を戻すのは数時間後の事で、なぜか服は着せられていたと言う

北海道編終わりンゴ

×梅宮
+ ...
西村は辺りを見渡す、関東はまだ雪が降っておらず、冷たい風が直接肌に当たる。
しばらくして、
遠くから胸を揺らして自分の名前を呼ぶ人影を見つけた
「西村さーん!」彼女の名前は梅宮拓海。
横浜のタンクと呼ばれる中継ぎ投手である。
その呼ばれがガソリンタンクなのかミルクタンクなのかはお任せする。
「関東一発目はあなたね♪…悪く思わないでね、これは「勉強」なんだから」
空港を出るやいなや途端に梅宮の意識は遠退いてく、
次に目覚めたときは、シティホテルのベットの上に裸で寝かされていた。
いや、ローションマットの上と言うべきか。
「関東に来たばかりで疲れてるから、あなたは軽めに済ませてあげる♪」
「ちょちょ、いきなりなんなんで、ひゃっ!?」
ピンクのローションが梅宮の体の上を這うように流れていく、川の流れのように。
梅宮も体を動かそうとするが、動かない。
そのうち西村自身もローションに濡れていた。
しかし今日は手になにかを持っている。
「じゃじゃーん!双頭ディル○だよ!沼風ちゃんにしか使ったことがない特別品!」
もう胸が擦れてくる、二人とも胸が大きいのだ。
「このデカパイをむしゃぶりつける女は、私くらいのもんだろうね」無造作にむしゃぶりつく西村
梅宮からしたら初の快感、あっという間に昇天。
「さあて、キスももらおうか」
「はむっ…んんっ、あむっ、あっ」
もう梅宮の目はとろんとして、にしむらのなすがままとされてしまっているが、硬直しているわけではない、単純に快感を得てして「もっと」と言う気持ちになっているだけのこと。
キスで舌を入れられようとも、双頭ディル○を入れられようと、梅宮は快感のるつぼで泳ぐのみになってしまったのだ。
「もっとぉ、くりゃしゃい!」「……これが、関東?」

朝目覚めると、非常にスッキリした姿の梅宮が発見されたと言う…裸で寝かされていたが


おしまい

×狩沢
+ ...
狩沢は体を怪我をすることはあっても
自分の心の中まで犯されることはないと
そう信じていた、今日までは
「ふぅ、はぁ…ぁ」
ずるずると自分のからだのなかに入る異物、
それが自分を犯しているものなのだと、
わかっていても取り除けない。
神宮という聖地で今、彼女は聖域を犯していた。
「やぁ、めて、西村、さん」
相手は、自分よりずっと小さな小さな、悪魔のような純粋な笑顔を浮かべる女
西村守

狩沢自身、いつからこうなっているのかわからない
おれた骨は宙で別の方に曲がっている。
そこをじわりじわりと舐めてくる
舐められると、痛さと同時になにか新しいような快感を得られるのだ。
しかし狩沢はそれを受け入れてはいけないと思う、
自分は異性が好きなのであって、プラトニックラブには理解しえない、と
だが「体は正直だよ?」
西村の甘い言葉と、自分の中のバールが、そう思う心すら歪ませていく。
思えば怪我ばかりで、こういった性行為とは無縁だった狩沢にすれば、西村のプレイは新しいものばかりでしかない、
こっそりしていた自慰行為よりも、何倍もの快感がやってくる、受け入れがたくも心地よい感覚。
「あぁ、や、いっ!うう…」「言いたいことはそれだけ?」「ちがっ」言葉を出そうにもろれつも回らない。
「関東に来てからは…何て言うか受け入れるのが当たり前みたいな子が多いねえ」

「じゃあこれも…ね?」
「ヒイッ…それは…ぁ」狩沢の感情は快楽から恐怖、そして関心に次次へかわる
二本目が自分に迫ってきているのだ
後ろには三本目、四本目がある。
「それはダメです!…そこはダメです」
「……受け入れなさい、すべてを委ねて♪」
足を一捻りされたかと思えば
即座に二本目がもう間近にあった

スボッ

「ああああああああああああああああああ!!」
気がつくとまた狩沢は病院に戻っており、
隣にいる西村に話を聞いたが「?」といった顔をされた、狩沢もまた考えをやめることにした。

しかし、それを良しとしないものは関東にもいる
神宮の霊その人である
「関東の気が少し乱れてきた…如月か?それも西村さんに取り付くなんて……こっちも試してみるか…そうだな、焼津ちゃんにでも取り付いてみるか」


終わり

×焼津
+ ...
「やめてほしいんだよ…私たちは血が繋がってるんだよ?」焼津の声が西村に届く様子はなく、ただひたすらに下着を脱がせるのみ。
「ねこだけにネコの才能があるんじゃない?」
軽口を叩きながら焼津のはだかを露にする、
鍛え上げた筋肉に、少しだけ膨らみを見せる胸。
その胸に西村が優しく手を当て、まるで心音を聴くかのように頭を当てる。
「ほら、気持ち良いでしょ?…私たちは血が繋がってる、心も通い会える」
やがて胸に当てていた手をするするりと腰に回す。
「ねえ、しよ?」
優しく攻めてくる西村に、つい焼津も気を緩めてしまう。
一度だけなら、と
「……わかったんだよ」
「んっ…」「はぁ…」
互いに唇を合わせ、抱き締めあった二人はまるで一人の人間のように絡み合う。
「あっ」やがて西村が焼津の口の中へ舌を入れ込んで、中をかき回す、焼津の口の唾液と西村の舌が、イヤらしく音を掻き立てあう。
「はう…こんなキス、あの人もしなかったんだよ…」
今は遠く横浜にいる昔の想い人を懐かしみながら、久方ぶりのキスを堪能する
「あれえ?…焼津、泣いてる?」
「……すいません、彼のこと、思い出しちゃって」
あの日あのとき、もう終わったはずの恋が、
今となって自分に降り積もり、それが自然と涙を焼津に呼び込んでいる。
「……そっ、か、じゃあ今日は、彼のこと忘れられるくらいの事してあげるよ」
キスしていた口を離すと、糸がつつーっと引いている。
腰に回していた手を秘部に持っていく西村、
いつものようにしっちゃかめっちゃか掻き回す
「ふぁ……なんか、気持ち良いんだよ」
西村の手は優しく深く何より気持ちがよいので
数回出し入れするだけで、焼津は逝ってしまった。
「もう、ここがトロットロなんだよ…」
みずから股を広げて秘部を明らかにする焼津、
その秘部はすでに液が溢れんばかりにあふれている。
「よし、それじゃ……入れようか」
西村の手にバイブレータが握られた
右手で思いっきりバイブレータを差し込むと、
焼津がビクンと跳ねあがる。
「ひあああ…やんやか、きもちーんだよぉ」
「よしよし…」入れたまま西村が胸を舐めにかかると、いよいよ焼津も西村の体によがり、抱きついた。
「あっあっあっ!」「さあ、素直にぶちまけなさい!」「もう…もう……」
ビクンビクン小痙攣を起こすほどの快感が焼津の脳内から溢れで、ついに
「くきゃああ~」溢れるほどの大噴射が巻き起こった。

「これで、忘れられそう?彼のこと」
事後、西村は彼のことを焼津に、訊ねる
焼津は少し苦いかおで「まだ無理そうです」と答える
しかし「思い出す回数は減りそう」とも答えた、
西村はそっと微笑み、デコに口づけを交わした。

「んー!ああー!」
椎名に焼津が連日連夜パイプ管を突っ込んでいたのも
この日が最後となった。
終わり

×水原
+ ...
「いだああああ!!!!」
有無を言うまでもなく響き渡るのはヤクルトの水原投手の悲鳴。
その姿は裸に剥かれ、火傷のような痕も見える、
しかし何より、スタンガンを秘部に当てられている。
「うヴううう…やぁっ!うぁっ!」
「……」スタンガンを構えてにこやかに笑うのは

西村守

カランと鉄の音が響く、その度に慟哭する水原。
「うおっ、あっがぁっ!くぐう!」
水原は何故こんなことになったのかを薄くなっていく意識のなか、思い出していた。
水原は投げ込みをしていた、そこに西村が来た、それからとたんに眠気が来て、気がつくと鉄の鎖で身体はがんじがらめにされ、
黒い目隠しを被せられ、秘部にはバール
意識が戻るにつれじんじんと痛くなったのを思い出した、さらにそれを西村が引っこ抜くと
快感と痛みが同時に押し寄せるのだ。
「……お灸ですか、これは?」
「あ、うん」火傷のようなモノはただのお灸だったようだが、それでも秘部のスタンガンは完全に痛みしか感じない。
やがて水原の身体は鎖ごと中に浮いた、
鎖に締め付けられ、からだが大きな悲鳴をあげる。
浮いた身体はやがてグツグツ煮えたぎるドラム缶の前で動きを止める
「……まさか、ここに私を…?」
水原は恐怖した、なんせみる限りでも
45℃は有ろうかというお湯が目の前に張ってあるのだ。
「ねえ、冗談はやめてくださいよ!」
焦りがつのり、汗も吹き出す。
それでも西村が顔を変えることはない。
「……大丈夫だから、ね」
やがて水原の身体は静かに静かに沈められていった、とうの水原は、声にならない悲鳴をあげ、痛みを味わっている。
焼けただれるような肌の感覚、火に触れたかのような熱さ、息ができないほどの熱気が同時に襲いかかるのだ。
「ああああ!!!!!……ゴボッ」
やがて全身が浸かる頃には意識などきれぎれになっていた。
「これで熱い?…私が感じた熱さはね、これの何倍かもわからないわ」
そういうと少し影を落とすも、すぐに元に戻る。
引き上げると、白目を剥き、水原はとっくに気絶してしまった。
「……黙って見逃すと思った?」そこに神宮の霊がかけつけ、西村の前に立ちはだかる。
「西村守…いや、如月、お前はいち早くあの世に送り返さないといけない、だんだんと欲望が危険になってきている」
如月と呼ばれた西村はケタケタと笑う
「私は東京がな、嫌いなのだ、西村守とは違ってな、この土地自体がな」
神宮の霊「なるほど…だから巨人に執着を持つ西村守に取り付いたわけだ」
神宮の霊が構えを出すのと同時に西村は姿を消した。
「!?…そうか、力が強まっているのだったな…」
赤く焼けた水原にそっと服を着せ、神宮の霊もその場を去った、

翌朝、火傷に苦しむ水原の姿があったという

終わり

×星川姉妹(?)
+ ...
大山千葉、その他ロッテ選手が寮の回りにお札をはって回った。
すべては星川奏多を防衛するためである
すでに姉の琴音は姿を消したとの情報があり、
大山は全方位から西村の襲来を待ち受ける姿勢でいた
「蘭さんはあれは本人の意思ではないと言った、なら余計にたちが悪い…ここで終わらせないと」
そのころ寮の奏多は姉の無事を祈りながらも、西村の襲来に備える状態にしていた。
「大山さんからもらったお札…これで」
バチィッ!
丁度の時だった、お札が一斉に断絶し、屈強なロッテ戦士が気絶したのは。
「来ましたか、西村さん、さあ来るなら…!?」
ゴッ
千葉の下半身に衝動が走る
「ウォッカの瓶…あ…あ」突然と倒れた千葉に気を取られながら、奏多を後ろに潜ませる。
「(何処から来るんだ…上か、下か?それより何故姿すら見えない?)」
「ん~…結界の形は初心者にしてはお見事でした、しかし、形に気をとられて念が入ってない、すかすかの陣でしたよ?」
結界には形も必要だが、何より念力が物を言うのだ。
「野球でもさ、形だけの打ち方より、多少荒くても力があれば飛ぶでしょ?…基本だよね」
「姿を見せたらどうなんですか?」
大山が問いかけると即座に答えが返る、
近くにはいるということなのだ。
「んー…見せたいのは山々なんだけど…」
シュルルル!
刹那、とぐろを巻いた煙が奏多を取り囲んでいく。
「また今度ね」
シュルルル……
大山が振り向くまでのわずかな間に


奏多は姿を消してしまった。

「はぅっ…あ…」「うっ…っ」
遠く離れたとある倉庫にて、星川姉妹は裸でのご対面となる。
今二人は互いの秘部を擦りあっている。
「なるほどねえ、私とするくらいなら姉さんと…か」
面白くなさそうな顔をして見つめるのはここまでつれてきた西村その人。
とぐろを巻いた煙はただの煙幕で、なんの力もないのだが、それは教えないで「こんな力があるんだよ」とうそぶいてここまで無抵抗でつれてきたのだ。
「まあ結界は痛くなかったけど、騙されるのも騙される方ってやつ?」
「でもそれじゃあ私が面白くない」
西村もぐいっと割り込み、奏多の方の胸を噛む、すでに落ちている琴音は動こうにも動けない。
「……絶対に屈したりなんかしませんから、偽者さん」琴音はそんな状況でも舌を出してベーっとしてみせる、元来気も強いのだ。
「そんなこと言って、すぐに落ちるんだから」
西村は胸しか攻めない、しかし
「!?ことねえ、何してるの!?」
琴音が奏多の秘部を舐めてくる、
どうやら我慢できなくなった様子だ。
「おっきくなったねえ…奏多」
「やめ、やめてよ」「これは私も予想外だ…」
西村もこの展開は想像してなかったらしく、呆然となる。
「さあ…楽しもうよ…」「いや…ああ!!」
「はむっ…んっ…」「やっ、あっあっ」
それから秘部を舐められ、
「んんっ、あぁっ!」「やあっ…見ないでえ…そんなところ…」
胸をいじくり回された奏多は
姉に完全に屈する形となってしまった。
「ほらほら、奏多のコ…コ♡すっかり濡れ濡れじゃない♪」指を突っ込まれては体を捻らせ、喘ぐ。
その反応を見て琴音余計に奏多を弄くる、
それを西村は蚊帳の外から見ていた。
「ほらここにいいものあるよ?…なーんだ?……ねえ、一緒になろうよ」
「なんでことねえ……ああああ!!!!!」
「……私、なにもしてない…」
瓶には大量の液が入り、ウォッカの瓶を満たしていったという、
そして琴音は正気に戻ると、服を着ながらベットを降りていく奏多を追い掛けていってしまった。
おいてけぼりの西村は
大山をバールしてスッキリしたという

終わり

×藤村
+ ...
藤村の直感はなにか嫌な予感を感じてはいた、
しかし未知なる動作にはいかなる反射神経や経験動作も意味がなく、藤村の意識はあっという間に途切れた。
藤村は東京に旅行に来ていた、
しかし今いる場所はどこか酒臭い倉庫。
「目が覚めたようだね…藤村ちゃん」
「あなたは…西村先輩?……ヒッ!」
藤村は西村の後ろの光景を見て、その顔を青くする。
「……」瞬間湯沸し器との異名をもつノアが、全裸に白濁まみれであられもない姿になって、目の焦点すらあってないような状態になっていたのだ。
さらには星川琴音がすぐ真横に倒れており、こちらは全身にかすり傷のようなものがある。
「私をどうする気なんで…はむっ!んー!」
口を開こうとすると西村が頭をぐいと引き寄せ、唇をすっと自分の唇と合わせた、ミルク味の柔らかい藤村の唇と少しワインの香りのする西村の唇とが合わさると、思わず藤村がうっとりするような香りになる。
奥までしっかりと絡み合う二人、藤村も唐突なことで頭が混乱したのか、とろんとした表情を浮かべる。
「さてさて…お胸の方はいかがかな?」
その口から白い糸を引かせながら舌を這わせ、腕の両方で優しく腰を抱き、
藤村の小さな乳房を舐める。
「ひぁん!」藤村も思わず反応で反り返るが、すでに腰には手が回っているので舌はそのまま胸を這い回る。
「さあて、下の方はどうなっているのかな?」
すっかり藤村をとろけさせてから、西村は股を開かせた、まだ毛が生えてなく、きれいな汚れのない秘部が露となる。
「へえ…まだなんだ、大山ちゃんはボーボー…まあ比べるのもなんだし、いただきまーす」
藤村は顔を背けて涙を流す、
これが自分でこれが性欲なのかと言う感情が溢れる。
それでも西村は止まらない、
指を2本入れながら自身の舌で藤村の秘部にとことん刺激を与えるのだ。
「あっ…ひゃっ…あーっ!!!…はっ…あっ…」
そのあまりの感覚に微痙攣を起こしながら高調する藤村
「(自分も攻めたい)」という感じがどんどん沸いてくる。
「すいません!先輩!」自らの秘部を舐める西村を押し返すと、藤村は西村のか細い腕を壁に押さえつける。
「若さゆえの過ちか…」「先輩の体もう我慢できません!」藤村はひたすらに西村の胸にしゃぶりつき、
何度もキスを押し付け、自身がされたように指をいれた。
その先は知らないのでとにかく何度も何度も繰り返した、やがて西村が涙目になっているのに気がついて、
「泣いた姿も可愛いんですね」と興奮状態は止まらなくなった、それから数時間藤村はずっと西村の無抵抗をいいことにおもちゃのように襲い続けた。
やがて藤村は保険の教科書の内容を思いだし、
その辺にあったボールペンを自分の秘部に差し込むと
「えいや!」それをそのまま、
西村の秘部に突き刺した。
互いの秘部に深く入るボールペン、たまらず藤村は
何本も何度もボールペンを西村、そして自分の間で入れた、
プラスチックの擦れ合う音も聞こえずただひたすらに藤村の欲は限界点まで突き抜けた。
「んん~あーーっ!」やがて絶頂へと達してその場に倒れこんでしまった。

起きると寮に戻って服を着せられていた藤村、
しかしボールペンが取れなくさせられていたという

終わり

×広瀬・福王寺・岩井
+ ...
広瀬は福王寺と岩井と共に買い出しへ出掛けていた
「今日の買い出しは結構な量になりますよ~」
ここのところ巨大生物が押し寄せてきてたのでろくな買い出しができていなかったので、今日まとめて買いにいくことにしたのだ。
「……」後ろに潜んでいたのは神崎、
霊願寺より、次の被害者候補の偵察をして来てほしいと頼まれ、東京へと来ていたのだ。
西村の行動範囲は東京と北海道のみ、
なので東京へと野球女子が来たとき真っ先に神崎はその野球女子を偵察することにしたのだ。
神崎も後ろを辿るが極めて普通の状態、なにも起こらない。
「西村さんどこなんだ?」
そう思い始めていたその時、
神崎は信じられない光景を目の当たりにする。
「3人が、消えた!?」
神崎の前で買い物袋を持って歩いていた3人が、突如姿を消したのだ。
「確か霊願寺さんは…」
霊願寺はこの状況になることをあらかじめ予測をしており、あるものを渡して「いざとなったらこれを使うように」と先に言っていたのだ、神崎はポケットから
そのあるものを取り出した。
「確かこれは…西村さんの霊気を読み取り、西村さんのいる方角へ連れていってくれる御札…投げて使うんだっけな?」
そこで、フワッと投げると御札はあっという間に移動を始めたので慌てて神崎も移動。

「はあはあ…ここは?」
神崎がたどり着いたのはとある倉庫、
そこの入ってすぐのところにまず岩井があられもない姿で倒れていた。
服は全部無くなっており、秘部からは液がこぼれんばかりに溢れて出ている、目は虚ろでどこか虚空を見つめていた。
とりあえず神崎が先に向かうと
「……!」そこでは広瀬が福王寺と同時にやられているのが目に入った、
広瀬が開いた股を舐められながら暴れており、福王寺はその横で指を入れられていた。
互いに腕は縛られた状態にされ、上に持ち上げられる形となっている。
「はなしてっ…離してください!」広瀬が暴れるのをやめないのを見てか、西村は、いや如月は広瀬の足を外して黙らせた。
「イヤッ!」それを隣で見ていた福王寺も顔をたちまち赤くして西村に怒鳴りたてるも、西村は聞かずに気絶した広瀬から福王寺へとターゲットを切り替えひたすらに盛った、その凄惨足るや神崎が声も出なくなるほどにである。
「……ゆる、さない…西村さんを乗っ取った…偽物…が…」やがて福王寺が我慢に耐えかね絶頂に達すると、西村はすぐにその場から姿を消した。
同時に追いかけようとするが、札は完全に破られ、神崎は二人を起こそうと駆け寄った。
しかし近寄ろうとしたその時にその場にいた3人が同時に消えてしまった、
神崎は目の前で起こったことを把握することが全くできなかった…

神崎の報告を聞いた霊願寺も動き出していた、
すぐに東京行きの飛行機と…
「あ、地球防衛軍の関坂さん?…実はお願いがあって…」関坂に連絡を取り、
如月を成仏させる動きを徐々に広げていく。
その如月もそんな空気を感じてか、次のターゲットの場所へ急ぎ足で向かっていった、
かつてないほどの「おもちゃ」を持っていきながら

終わり

×新谷
+ ...
今日はどんな日になるだろう
そう思っていた朝、そして今は
「…やめて」こんな日になるなんて思ってもいなかった
彼女は新谷、巨人の誇り高きエース。
そんな彼女は今、服に手をかけられ相手のかおを睨み付ける、その相手は
「あなたですか…いや、偽物のたしか名前は…如月」
西村守

薄々感づいてはいたのだ、次は自分だと。
西村守から近い球団の自分が狙われるのは当然だと。
しかしそれでも、怖いものは怖い
だがそれを顔に出すことは新谷のプライドが許さなかった。
新谷はマグロでいることを試みるのである。
「……私はあなたになんの接点もないですから、なにも感じることはないです」
西村は関せずたんたんと服を脱がせる。
「……動けない私を襲って楽しいんですか?如月さん」
しかし、また無視される。
「……」
なぜ無視するんだ?聞いた話では、饒舌に話をしながらこちらを引き込むと聞いていた新谷。
ここで新谷の考えと西村の動きに違いが出る。
服を脱ぐと、他の選手に比べるとやや女を残した体型の新谷の裸が露となる。
白い肌に弾力のありそうな小ぶりの胸、
鎖骨からまっすぐと延びた先にはくびれた腰もある。
さあどう来るか、新谷は考えを広げるものの、
正解は「触らない」
なぜここに来て動かないのか、新谷には全く理解もできず、混乱する、西村はといえばなにかをしきりと操作する動作しか見せない。
「……なんの真似ですか?」
秘部も晒して壁に全裸の状態で縛り付けられている新谷が、思わず西村に訊ねるが、こたえない。
「……いい加減何かしてみたらどうなんですか」
だんまりを決め込む西村、その手にはなにかリモコンのようなものが握られている
西村が手に持ったスイッチを押すと、新谷の体になにかが注入される、それと同時に新谷ががくがく震え始め、それも本人ですら訳がわからなかった。
「何を打ったんですか…!」ギロリとその目を西村の背に向け睨み付けるが、返事は来ない、さらにはもう一回スイッチを押される始末。
「これは…弛緩薬…これであなたの、そうね特に…股の辺りの筋肉から力が抜けていくはずよ」
それがどう言うことかは新谷にそっちの筋の趣味がなくてもわかる。
「うそ…でしょ、そんなことしたら、私……」
しかしもうすでに立ってられない、膝から崩れ落ちてしまう。
「さあ、いつまで持つかな?」
漏らさせられる、その最悪の恥辱に弄ばされながらも、新谷は必死に耐える。
しかし薬と言うのは本人の意思に関わらず効果が進んでいく、やがて新谷の秘部からは冷たい感触が伝わり、新谷は顔を手で覆い隠して泣いてしまった。
西村はそんな新谷をさらに放置し、泣き止むまでなにもしなかった。
新谷には西村の、如月の狙いがなんなのかわかりもしなかった、ひとつ言えるのは、目の前の幽霊に自分がおもちゃにされてることだけである
一通り泣いてしまったところで新谷は如月にある質問をすることにした。
「あなたは私を辱しめたら満足なんですか?」
やれやれといった感じで両手をふりふりし、西村が回答する。
「私はね、昔様々な球団を渡り歩いてきたわ」この時点で偽物であることは新谷は十分に確信する、
西村は日ハム一筋であるからだ
「そうしていくうちにね、関東球団に流れ着いたの、そして私は…ここまでよ、あなたが知るのは」
「なんだ、所詮あなたも逃げるんですね」
「……ん?」
「あなたは西村さんの体を借りるのに相応しくない人間です、早く出てってください」
一度ホームランを打たれたあの日から、新谷は西村を知っている、だからこそ、こんな西村は見たくない。
「……ワタシはまだまだ遊び足りないの!」
写真を撮り出すなど如月の暴走も続く、
しかしすこし、焦りが見えた。
「なんのためにあなたをこんな目に遭わせてるかわかる?…ほら、あなたの恥ずかしい姿、自分で見てみたら?」如月が何を言おうともう、
いまの如月では新谷からすれば全く怖くない。
新谷は堂々と言い返す、もうあなたなんて畏怖もなにもしてない、と
「うるさい!」
如月は突如として激怒した、そして新谷の頬にビンタを食らわせる、
が新谷は切った口の中の血をペッと吐くのみで余裕綽々、こうなれば
如月としてもなんにも面白くない。
「……負けたよ、負け負け」
「ふん、出ていく気になりました?」
「それとこれとは別…後ね、あなた生意気すぎ」
「!?…いやあああああああああああああああ……」

……
偶然近くを通りかかった北原は驚愕する
「新谷…さん」「……みないで」
今回は現場が完全放置されてしまったのだ。
それだけならまだしも、新谷は鉄で頬にコンを入れられており、痛々しいやけどのあとまで見つかった。
これにたいし霊願寺も本格的な悪霊退治に乗り出すこととなる

終わり

×川上
+ ...
川上が木馬の上にのせられてからいくぶんの時間が流れただろうか、
すでに角はくっきりと食い込んでおり、赤い血と白い液が混じったようなものが流れ続けている。
「……ぁ…ぁ…」目はすっかり変わりはて、光をなくし、ただ目の前の女性を眺めるのみである、
その女性の名は、西村守。
しかし川上が悲鳴をあげることも、恐怖に怯えることもない、簡単な話、すでに感情をフリーズしているからである。
脳が今起きていることを処理しようとしないのだ、それ故に痛みも、恐怖も感じない。
川上の中にあるのは「後悔」のみ、
しかしそれすら、感じない。
今川上の体は木馬の上で、体には今なお鞭が打たれる、その身体中には感度500倍にはなると言われる鉄特性の媚薬を塗られており、それによって一時的な精神崩壊を起こしているのだ。
体を少し傾けられるだけで、木馬からすぐに転げ落ちてしまう、改めて横たわる体をみると
西村が「だいぶん出来上がったね」と誉めるほどに十時間木馬の上で締め付けられた秘部が露になる、
そのくい込んだ痕は深く入っており、見るものの股をヒュンとさせられ、
体に付けられた鞭の痕も両脇腹にしっかりと付けられている。
西村がくいっと足を持ち上げ、熱湯に浸しても、氷水に浸そうとも、川上はうんともすんとも言わない。
しかし西村はそのようすを満足そうに眺めていた。
「最初の五秒間の壊れていく様がとても気持ちよかったからねえ♪」
鉄の媚薬に浸されて、西村に身体中を揉まれた瞬間の川上は跳ねるように暴れ、思わず失神痙攣を起こし、
絶頂し、顔はぐずぐずに壊れていった。
それからはだらりと体を倒し、目からは光を失った。
ここで西村には前々から試したかったプレイがあった
「じょおーさまのローソクやヒールのやつ!」
嬉々として保育園児がおもちゃをおもちゃ箱から探すように道具を取り出す西村、しかし所業そのものは悪魔にしか見えない。
だが西村は初心者なので順番がわからないので
「とりあえずローソクのロウをバケツ一杯に集めて身体中ぶっかけて体をあっためながらヒールで踏む」
事にした。
「まあ2リットルもかけたらいいかなあ?いくよ~」
熱々のロウが川上の全身を包み込む、
さすがに熱かったようで苦悶の表情を浮かべるが西村の方には通じてなき様子。
「あっためあっため~」次に暖房で部屋の温度をぐんぐんあげてストーブをつけ温度をあげていく。
ローソク自体も120℃に熱せられている特注品で
すでに秘部にも当てられている。
「男の子みたいだね…♡」
その状態の川上にそっとキスをしてから
西村のヒールが乳房に食い込んでいく、
「グリグリするんだよね」
とことんSMに無知な西村、体の上でスピンする痛恨のミス
おかげでロウが摩擦で焼け、余計に熱くなっていく。
ここで川上が「あっ…あっ…」とようやく言葉を発し、西村もそれをききとる。
「どうしたの?」「あっ…つ…い」
「熱いんだ!」それを聞いた西村は知らなかったと言わんばかりのオーバーな驚きかたを見せて
「ごめんごめん、じゃあプールにいれてあげるよ」
と言ってすぐ横のプールに川上を突っ込んだ。

それから川上は翌朝目を覚ますと
何があったのかをすべて忘却しており
昨日の夜からの記憶はさっぱりとなくなっていた
西村も覚えてないので、仲良く自主トレをした。

終わり

×春宮
+ ...
いつものように如月は春宮を支配するつもりだった、
しかし今日は様子がおかしい、春宮のが。
気になって駆け寄ったそのときである
「……囮作戦、成功♡」
密室のはずの部屋には神崎が偵察にいて、連絡をすでにしていたのだ。
即座にその場に鴇田が現れる
「西村さんの体を乗っ取った悪魔め!覚悟し」
バキイッ!
唐突なことながらも如月は冷静に鴇田のまたんきを用意していたバールでぶっ叩いてとりあえず悶絶させておく
「奥いくよ、春宮ちゃん」「鴇田さんの役立たず…うわあ!!!」
「モガーー!」春宮も必死でもがく、第二陣が来るまでひたすら我慢する算段なのだ。
途中大山の知り合いのワイさんが居たが同じようにまたんきをぶっ叩いて再起不能にする、
「あなたはここに来た時点で…んっ!ゆあっ!」
「この口は塞いでおくよ♪」如月もさるもの、あっという間に壁に押し付け、春宮にじんわりと口づけを交わした、春宮も屈せず押し返そうとするが合わさった唇は動かない。
「……」「……」長いキス、春宮からすると永遠の時にも感じられるような時間が流れる。
「そろそろ素直になれば?」春宮は黙って目をつむる、反の意を目で表すしかないのだ。
「私はね、こういう娘が堕ちていくのが好きなんだ」
するする如月が右手を胸に会わせたそのときだった。

窓の外から大きな爆発音とともに
蘭と霊願痔そして…
「待たせましたね」関坂がバイクで部屋へと乗り込んできた。
すばやく霊願寺の結界が張られ、その場一体の霊圧が下がっていく、如月も力が落ちるが
「バカじゃないの?…西村は私より力が低いのよ?私を倒すなら西村が先に、死ぬわよ」
如月いわくは西村の現世にとどまる力は如月の力より下回ると言うのだ。
それを聞いて霊願寺も結界を緩めようとするが、
「まって!そんなことしたら逃げられる」
すぐにでも仕留めておきたい関坂の意見が食い下がる。
蘭はどうすればいいのか頭を抱える。
その場にははりつめた空気が流れ込むこととなる
如月は隙をついて逃げようと企んで、様子をうかがうつもりでいた、数秒前までは。
関坂も、逃げだそうものなら足の一本でも撃ってやろうと企んで、懐の銃のリボルバーをセットしていたが
しかし、ホンの数秒で展開はぐるりと変わる。
「やって、関坂ちゃん、霊ちゃん」
西村が、確かに西村守が一瞬現れ、自らを殺せとも言わんばかりの言葉を語りかけたのだ。
霊願寺は迷った、
ここに来るまでにも逆さ釣りの諸富や加賀の姿を見てきたから、如月は倒したい、だが自分の憧れの先輩を手にかけることは出来ない……と
関坂はすぐにでも銃を構えた。
こういう状況場面はお手のものだから当然である
関坂だって、出来ることならどうにかしたいが
どうにもなら無いこともある、
長年の戦闘経験からついた諦めである。
「奇跡なんて起きやしない」
西村はさらに語りかける
「霊ちゃんとかと出会ってからさ、いろんなことあったよね、私は霊ちゃんに友情を感じてるよ、だからこそ霊ちゃんにとどめをさしてほしい」
霊願寺はついには泣き出す、蘭も静かに泣いた、
無論蘭の場合は(夫が早くけりをつけておけば)もあったが。
「私と霊ちゃんとの友情ってこんなもんなの!?」
「そうじゃ…ない!」
ついに霊願寺が結界を限界まではりつめた、
「ぐああ…己西村…」
たまらず如月は外に飛び出し、外へと逃げ出そうと駆け出していった。
すぐ西村のそばへと霊願寺が駆け寄るも、結界の力で開いた胸の傷は塞がりそうにもない。
「ああ…やってしまった…うあ、うああ…」
関坂も蘭も目を伏せ、ただ横たわる西村に泣きつく霊願寺を見つめるしか無かった。
抜け出した如月の体もすでに捕らわれていた、
沼風並みに低い背の如月は足掻くこともなく、これですべてが終わるはず、しかし西村はもう…

その時だった
「あれ?皆さん揃って何を?」「狩沢…さん?」
「こんなのナノマシーンでちょちょいのちょいですよ」狩沢の手によってあっという間に西村の傷は塞がった。
しばらくすれば西村は自然と目を覚ました。
「あれ?みんなどーしたの?うわっ!」
目を覚ましたとたんに野球女子と言う野球女子が西村に抱きついて涙を流した。
「よかったで…いきてたんやな…にしむらちゃん」
「わっ、私より先に死ぬなんて認めないんだから!」
「……よかった」
西村が事情を聴くと、かんらかんら笑って「私の力が低い?…霊力?…私って一応地縛霊でね、その土地から力を預かり受けてるようなものだから、強くはないけど無限に力はあるようなものなのよ?」
その場の全員がポカンとして
「如月に騙されたあ!!!」もう顔中真っ赤である。
霊願寺も「西村さんのことだから…」と冷静になりきれなかったことを自戒し、また山籠りすることを決意した、が
「もう少しだけ、西村さんの近くでいてもいいですか?」「さびしんぼーなんだからー」
如月とは違う、本当の優しさがそこにはあり、
それを取り戻せた野球女子たちは、その日しばらく西村のそばを離れられなかった。

エピローグ
+ ...
如月「……」
大山「さあ、あなたの裁判の時間ですよ?安価とりますからね」
千葉「go!」
…………
大山「というわけで、厳正なる審査の結果」
柏木「クドクドクドクド…」
大山「終わりのなき柏木ちゃんの説教を受け続け、さらにそのようすをビデオに撮影されながら」
千葉「本人は顔を狙ってるんだけどかなしきかなストレートがストライクにならない川上ちゃんのストレートを背に感じながら」
大山「と り あ え ず バールうちな」

如月「ギャアアアア!!!!!痛い痛い!!ごめんなさいごめんなさい!!」鉄「ギャアアアア!!!!!」ワイさん「ギャアアアア!!!!!」
延々と繰り返されるバールうち、その作業は延々と続いた、概念である如月だが痛みを感じること数時間、やがて精神は崩壊していき、永久機関送りとなることとなった。

金村が珍しく本気で鉄にキレて
「越えてはいけない壁もなくなったか」と正論を吐き散らす場面もあったがご愛敬。
関坂の訴えもあり鉄の処罰は軽いものとなった
鉄「山田さんのポエムを大声で24時間朗読ですか」

それから
霊願寺は山籠りの前の日に西村と会うことにした
「……西村さんに、お願いがあります」
「……なあに?」霊願寺からすれば、あの事件からずっと思っていたこと。
「本物の、優しいキスをしてください」
西村は「まいったな」と言う様子だったが、
頬にそっとキスをして、微笑んだ。
「本当の優しさが…思い出せました」
そうして、霊願寺は山籠りへと旅立った、
西村もまた、練習の日々へと帰っていくのであった。


本編完



×大山
+ ...
人望に溢れ、実力もあり、容姿端麗。
いわゆる人気者、そんな選手が千葉に存在した。
「ううーん…今日はいい天気だなあ、えへへ」
彼女の名前は大山舞、
たった今目覚め、朝日に向かって笑顔を見せているその人である。
ベットから降り、着替えを済ませるとまずキッチンに向かい、朝食の準備を始めた、時刻は7時を回ったところ、人が動き出す時間帯。
大山もコンロに火をともし、今は味噌汁の準備をしている。
「今日はどんな一日なのかな~♪」

彼女の食卓に並ぶのはごく普通の日本食、
味噌汁、目玉焼き、白ご飯。

「いっただっきまーす!」
それらを素早く平らげると、日課のランニングへ向かう
「あっ千葉ちゃーん!」寮を出るともうすでに後輩の千葉選手がランニングを始めていた。
千葉選手は大山選手をとてもリスペクトしており、いつものように行動を共にしている。

「先輩、今日も早いですね」「千葉ちゃんのが早かったじゃーん」
いつもこのように掛け合いをしながらゆっくりと寮の周りをひたすら回る、二人だけの時間。
他愛のない話や野球の話をしてまったりとする、
大山にしても、千葉は大切な存在なのだ、
もちろん他のロッテ戦士のことも気になっている、
特に最近は…

「…千葉ちゃん、如月さんには気を付けてね」
大山が如月と呼ぶ人物は西村守、
なぜこういうことになっているのかと言えば、
単純に言えば西村が悪霊の如月に乗っ取られているのである。
その如月は女性選手を襲い、北海道を全滅させ。
ついには関東へと上陸した。

「…奏多ちゃん、まだ怖くて西村さんに会えないっていってましたもんね…」
千葉ロッテからも星川奏多が被害にあっており、肉体精神ともに深い傷を負った。
そのとき守れなかったこと、今でも大山は悔やんでいる。

ランニングを済ませ、練習場の千葉QVCにつくなり、
大山の行動はスタートする、まずは球団職員に「EDFの戦ってるところ行ってきて」と指示をして、それから女性選手らを集め、如月対策の話を始める。

「えー…知らない子はいないと思うけど、うちの星川奏多が噂の如月さんに襲われました、そこで…」
「すいませーん、質問です」話を遮り質問するのは
元気はつらつ千葉の爆弾娘、赤城結衣。
「なあに?結衣ちゃん」

「襲われるときっていったいどうやって注意するんですか?」「え?」
「いやだって、何も知らない相手にどうしろって」
赤城の純粋な質問は大山を多いに困らせる、
どうしろと言われても「要心してほしい」としか言えないのが現状なのだ。
結局この日はこの質問の回答を考えるとして、一時解散して、練習に励んだ。
ハゲはふくうry

大山は自分がやられる立場になることを全く考えておらず、今の状況を把握できていなかった。
目の前にはバールが244本ある、そしてそれらを眺めてにやにやする女性の姿がある。
西村守、いや如月と呼ぶ方が正しい。
「さてさて…あなたには色々と面倒なので」


「快楽に落ちてもらいます♪」


「まあ私を落とせると簡単には思わないでくださいね♪如月さん」大山の強いところは精神力、もちろん本人もそれを自覚している。

しかし、未知なる相手との手合わせでそれは単なる油断にしかならない、
如月が笑顔でまず片手に3本ずつかさねてバールを握っている、そのままバールを降り下ろすものかと大山は予測するが、実際は。

「えーいっ!」
「ぎゃあああああ!!!…っっ…ああ…ああ…」
それをまるごと秘部に突っ込まれ、ぐるりと一回しされた。


しかし、ここで屈するわけにはいかないと血のでる股を無視し、なお、如月を煽る。
「…そんなんで落ちるとでも…思いましたか…っっぁ!」
今度はもう片方の手から5本突き刺される、これで8本、骨盤の歪む音がはっきりと聞こえる。
大山もこれほどの痛みははじめてのようで、気を失いそうになっていた。
「うう…」

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最終更新:2016年05月30日 00:19