【名前】筧凌(かけい りょう)
【容姿】緑髪、赤目、実際はCカップだがナベシャツ等で押さえつけている
【生年月日】1991年9月13日
【所属】
新潟レンジャース
【利き腕】右投右打(オープン97)
【守備位置】投手以外どこでも守れる(実戦以外でなら捕手も可能)
【能力】2E(45)B(70)C(66)C(61)D(59)E(47)
メイン守備位置:二塁 サブ守備位置:三塁・遊撃・一塁・外野、捕手(適正△)
満塁男、ハイボールヒッター、盗塁B、対左B、流し打ち、三振、キャッチャーF、積極盗塁、チームプレイ○
【背番号】46(2010-2017)
4(2018-)
【球歴】世田谷南ボーイズ→国士舘高校→
新潟レンジャース(09D6)
【性格】
一人称が『俺』で、言葉遣いは荒いが意外と人のことをよく見ており
髪型の変化や、道具の痛みなどにすぐ気づく
人物
東京都世田谷区出身
身長172cm、本名は筧涼香(かけい りょうか)
所謂宝塚歌劇男役のような顔立ちで、女性ファンの方が多く
バレンタインデーも一部の男性選手より多くチョコを貰うこともある
性同一性障害に関しては下記に記述
その反動からか、男性よりも男性らしい部分も垣間見られたり
かっこいいものに惹かれているような面も見られる
口が悪いのも過去が起因していると思われる
しかしその口の悪さの割には、多少のことでは怒らない寛容な心を持っている
実は喫煙者であるが、ここ数年は色々考えて電子タバコに変更
試合前後の様子から日常的なことまで、Twitterを頻繁に更新する
それもひとえに、LGBTへの興味関心を持たせることも意味合いとして含ませている
「彼女は欲しい」と時折口にしているものの
現在の日本の制度において同性同士の結婚は法的に認められておらず
結婚まではいけないのは当人も覚悟の上だが、そういう相手がいるかどうかと言ったところになるだろう
ならば性転換をしろとの声も一部で上がるが
男性ホルモン注射などをしなければならず、野球選手である間はドーピングに該当するからと、『彼』は今のままでいる
むしろ性転換手術を出来ない人に向けて何か活動できないかと
積極的に動いている節がある
乳房摘出手術も行わず、ナベシャツと呼ばれる乳房を潰して小さく見せる下着のテスターとして、メーカーと協力している
過去
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父親は商社勤めの筧凌太
母親は読者モデルである島田彩香(芸名:AYAKA)
顔は母親似らしく、ツリ目なのも母親譲り
両親それぞれの名前を取る予定であったが
『凌』の字は男性的だとのことで、『涼香』と命名された
2、3歳頃からどことなく男性的な部分があり
お人形遊びより車や飛行機の方に興味を示していた
保育園や幼稚園でも男子とボール遊びをして遊んだりすることが多く
母である彩香に叱られていたという
父・凌太は休日にキャッチボールをしようとするなど、なるべく本人の意思を尊重していた
一方で母・彩香はおままごとなど女の子らしいことばかりをやらせようとしていたり、当時から一人称が「俺」だったものを「私」に矯正しようとしたり、女子として生きるよう躾けようとした
しかし彼女にとってはそれがどこか苦痛になってきており
母親には反発するような様子も見せていた
この当時『LGBT』という言葉が定着していなかったため、周囲からも次第に稀有の目で見られ始めていた
一方、彼女自身も体育の授業や宿泊行事で女子グループに入れられることに違和感を覚え始め
“性別違和”に気づき始める
中学以降になると第二次性徴や制服の違いなどそれらが顕著になり
両親と診断を受けた結果、性同一性障害(FtM)と診断される
それでも女として育てたい母親
心の性である男として育てたい父親が衝突し
いよいよ離婚にまで発展してしまう
涼香本人は母に強く反発、父親の元で過ごすことになった
学校にも診断書と共に性同一性障害を告白も逆効果となり、周囲の目は悪化し、暴言を浴びせられたり性的イジメにまで発展することもあった
(逆に彼女に協力的になった生徒もいた)
ストレスから具合を悪くし、保健室に通うことも多くなっていたが
野球だけは辞めるわけにはいかないと、部活には半ば根性で出続けていると
それがまたサボりだと言われる原因にもなる負の連鎖となっていた
彼女を良く思わない女子グループからのイジメもエスカレートしていくなど、自殺を謀ろうとしてしまう
(父や親友の説得で何とか踏みとどまる)
男手一つで育てられながら野球を始めるようになり
父の協力のもと野球にのめりこむようになった
父や親友に活躍するところ見せたいという決意の元、地元の強豪校である国士舘高校への進学を決めたのだった
高校時代では中学時代のイジメのトラウマから、性同一性障害であることを隠し
『男っぽい女子』として過ごし、男女問わず交友を広めていった
あまりに男っぽい言動から「本当は男だったり?」と冗談半分で言われた言葉に動揺したことはあるものの
ごく一部を除いて真実を告げたことはなかった
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彼女の性同一性障害について
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身体は女性だが、性自認は男性
FTM(Female to Male)と呼ばれるトランスジェンダーである
恋愛対象も女性であると語っている
第二次性徴の時期に自身の身体に違和感を覚えたものの
野球という性差のあまりなかったスポーツに打ち込んでいたため、気にすることはなかった
当初は稀有な目を向けられたり、苦労も多かったと語る
自分の身体を恨んだこともあったが
LGBTに関して認知され始めたここ数年はあまり気にしなくなった
それどころか過去のエピソードを語り草にしている
仕方ないとはいえ女性的な名前が好きではなかったため
プロ入りに伴い即座に父親の名前を1文字取った『筧凌』に登録名を変更した
故に「涼香」や「涼ちゃん」などと呼ばれることを好ましく思っていない
身体目当ての男に言い寄られることもあるためか、女性と話す方が気楽と語っている
一方、男性とは言え気心知れた友人であればその方がもっと楽とも語っている
前述に過去のことは語り草にしている一方
現在でもトイレや銭湯など、数えきれない問題に直面しており
特に新潟レンジャースのファンからは彼女を応援・支持する声もある
かっこいい男になりたいと願望を口にすることが多いが
性同一性障害と戦ってきた反動だとも言われている
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経歴
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世田谷南ボーイズ時代は、二塁を中心に守っていたが
当時は多くを守れたわけでも、特徴的な選手だったわけでもなかった
高校は国士舘高校に進学
高校時代では様々なグローブの特徴を勉強するべく
内外野、一塁、捕手、投手のグローブと購入した結果
多くのポジションを守ることができるようになる
しかし起用は二塁が多かった
高校の3年間で打力が急成長し、中軸を任される
3年の夏に全国大会への出場を果たすも、延長の末敗れる
ちなみに高校当時はベリーショートにしており、より男性的な外見であった
2009年ドラフトにて新潟レンジャースにドラフト6巡目で指名を受ける
背番号は「46」
登録名を『筧凌』にすることを発表
同級生は筒香嘉智、菊池雄星、今宮健太、 広瀬絵美などスター選手が多い
プロ入り後、ファームで二塁を中心に守ってはいたものの
高校時代の研究を活かし、出番を増やすためにありとあらゆるポジションを守るようになる
当初は芝の違いや球足の速さに失策も目立ち
ファンの中で「筧が守備に就くのは不安」と言われる程であったが
キャンプや実戦で経験を積んでいくうちに、無難に守れるまでに成長すると
そのユーティリティぶりを遺憾なく発揮し、野手の怪我の穴を一人で埋めるようになっていく
県内の番組にて自身の特集が組まれた際に
インタビューで性同一性障害であることを打ち明ける
応援してくれているファンになら、と悩んだ末の告白となった
2018年シーズンから背番号「4」を着用するようになる
2019年シーズンでは一塁手としてスタートしたが、序盤にフェンス激突し負傷
シーズン終盤に復帰を果たし、来季での復活劇が期待される
年俸は昨年5500万から推定5000万へのダウン提示を受ける
2020年シーズン中では昨年の反省を活かしてか、怪我をしないよう丁寧に身体をケアしながらシーズンに挑み
スーパーサブとして様々な守備位置でスタメン出場果たし、自慢の打力も損なうことなく
通算100本塁打を達成し、3年目の20ホーマー超えとなった
無事ケガから復活したこともあり、500万増額の推定6000万の査定を受けるなど首脳陣の評価も上々
登場曲がメッセージ性の強い曲が多く、本人曰く「歌は歌詞が重要」
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個人成績
年度 |
球団 |
試合 |
打率 |
本塁打 |
打点 |
盗塁 |
2010 |
新潟 |
0 |
.--- |
0 |
0 |
0 |
2011 |
新潟 |
2 |
.000 |
0 |
0 |
0 |
2012 |
新潟 |
12 |
.205 |
0 |
3 |
2 |
2013 |
新潟 |
20 |
.233 |
1 |
7 |
1 |
2014 |
新潟 |
83 |
.277 |
16 |
48 |
13 |
2015 |
新潟 |
101 |
.253 |
14 |
56 |
10 |
2016 |
新潟 |
98 |
.266 |
17 |
67 |
8 |
2017 |
新潟 |
121 |
.258 |
20 |
69 |
11 |
2018 |
新潟 |
135 |
.243 |
24 |
80 |
14 |
2019 |
新潟 |
33 |
.247 |
5 |
19 |
5 |
2020 |
新潟 |
115 |
.251 |
22 |
67 |
18 |
簡易プロフィール
名前 |
筧凌 |
身長・体重 |
172cm、66kg |
投打 |
右投げ右打ち |
出身 |
東京都世田谷区 |
球歴 |
世田谷南ボーイズ→国士舘高校→新潟レンジャース |
守備位置 |
二塁・三塁・遊撃・一塁・左翼・中堅・右翼・(捕手) |
趣味 |
人間観察、アコースティックギター、遊戯銃収集 |
座右の銘 |
泰然自若 |
好きな色 |
黒・赤 |
好きな選手 |
G中島宏之 |
好きな芸能人 |
新垣結衣、吉岡里帆、L'arc en Ciel |
好きな食べ物 |
ステーキ、カップアイス |
嫌いな食べ物 |
キノコ類、ソーセージ |
苦手なもの |
女性として見られること、温泉、窓の無い狭い空間 |
自分を動物に例えると |
カタツムリ? |
好きな異性のタイプ |
自立できている人 |
苦手な異性のタイプ |
複数人でしか強がれない奴(騙したり脅迫したり) |
自分の好きなところ |
ないかもしれない |
直したいところ |
山ほどある |
アピールポイント |
どこでも守れる |
ウィークポイント |
打率 |
今後の目標 |
新潟優勝、日本一の『便利屋』 |
交友関係
広瀬絵美とは家が近所で、面識がある
しかし当時はお互い顔見知り程度で、噂を耳にしたことある程度
彼女には当時から「誰よりハチャメチャ」という感想を抱かれていた
男性選手からは共通の話題が多く、女性選手からは抵抗なく話しかけられると
男女問わず話しかけられやすい存在のためか、球団問わず広く浅い交友が非常に多い
選手としての特徴
+
|
... |
幅広いポジションを守れるユーティリティーで
守備力は平均的ながら、投手や捕手以外は無難に守れ
求められるなら緊急で捕手をやることもできなくはないが
肩は強くないため盗塁阻止は期待するなと語っている
一方ブルペン捕手程度なら可能であるため、自チームの投手の球質を分析したがる時もある
足も遅くなく、トップスピードに乗るのが早いため盗塁数を稼げる
肘を高く上げ、ヘッドを寝かし、左足を開く独特な打撃フォームは
現巨人・中島宏之を参考にしたもので
足の開きは両目でボールを見る意識づけからのものでプロ入り数年後に身に着けた
飛ばせばスタンド中段・上段に持っていくパンチ力もある
だが打率が決して高いと言えず三振率もやや高いのが悩み
対戦投手のクセを見抜くため、盗塁の成功率が高く
積極的に仕掛けることで相手バッテリーにプレッシャーを与える
一部のファンからは「トリプルスリーを狙えるのでは」と囁かれているが
それに対して本人は打率の低さや30本塁打未到達などを挙げ
「そんなに甘いプロ野球界じゃないぜー」とバッサリ切り捨てたが
やるだけやってみるということには変わりない様子
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登場曲
+
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... |
第1打席
VOODOO KINGDOM/SOUL'd OUT(1:07~)
第2打席
ray/BUMP OF CHICKEN(1:08~)
第3打席(2022年~)
Habit/SEKAI NO OWARI(1:18~)
第4打席(2020年~)
HEART/東京ゲゲゲイ(0:47~)
日曜日限定、奇数打席
夜に駆ける/YOASOBI(1:15~)
日曜日限定、偶数打席
2020年オープン戦
Yes or No/東京ゲゲゲイ(1:05~)
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応援歌
振り抜け強く 守り抜け広く
駆け抜けろ速く 全てを凌駕しろ
かっとばせー!筧!
愛用品
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最終更新:2022年07月21日 01:45