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ウラン(U)とは、放射性重金属。

概要

原子番号は92、周期表ではアクチノイドに属する。

自然界に存在する元素の中で最も原子番号が大きい天然元素のひとつであり、地球の地殻中に微量ながら広く分布している。

主要な産出国にはカザフスタン・カナダ・オーストラリアなどがある。

ウランの最大の特徴は核分裂を起こす能力である。

天然ウランは主にウラン238とウラン235の混合物で、核分裂しやすいウラン235の割合は約0.7%程度。

原子力発電所では、ウラン235を数パーセントに濃縮した低濃縮ウランを燃料として使用し、核分裂の連鎖反応で生じる熱でタービンを回して発電する。

一方、高濃度に濃縮したウラン235や、ウラン238から生成されるプルトニウムは核兵器の材料になるため、国際的な核拡散防止条約のもとで厳しく管理されている。

また、ウランは放射線を放出するため、長期間の被曝は健康リスクをもたらす。使用済み核燃料は高レベル放射性廃棄物として、安全な最終処分方法の確立が世界的な課題となっている。

タグ:

化学
最終更新:2026年08月09日 15:31