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骨盤(こつばん)とは、脊柱の下端と両側の下肢をつなぐ、複数の骨が組み合わさってできたお椀状の骨格構造。

概要

左右の寛骨(腸骨・坐骨・恥骨が癒合したもの)と、背骨の一部である仙骨・尾骨から構成され、これらが仙腸関節や恥骨結合で結びついている。

骨盤の役割は大きく分けて三つある。第一に、上半身の体重を受け止めて両脚へ伝える土台としての役割である。第二に、膀胱・子宮・直腸といった骨盤内臓器を保護する容器としての役割である。第三に、股関節や体幹の筋肉が付着する場所として、姿勢の維持や歩行運動を支える役割である。

骨盤の形は男女で異なることが知られており、女性の骨盤は出産に適応して幅が広く、産道となる空間が大きく作られている。一方、男性の骨盤は縦に長く狭い形をしている。骨盤の傾き(骨盤前傾・後傾)は姿勢や腰痛とも関係が深く、日常生活での座り方や運動習慣によって影響を受けるため、健康維持の観点からも注目される部位である。

タグ:

医学
最終更新:2026年10月04日 07:27