不完了体から生成される相は以下の相です。
| 相 |
接辞 |
意味(現) |
意味(過) |
意味(未) |
| 瞬時 |
Ø- |
× |
~(するには)した[行為の存在] |
~する[行為の存在] |
| 進行 |
tra- |
~している |
~していた |
~しているだろう |
| 習慣 |
xo- |
(一定の間隔で)~する |
(一定の間隔で)~した |
(一定の間隔で)~するだろう |
| 継続 |
dë- |
~している |
~していた |
~しているだろう |
| 将然 |
ra- |
~しそうである |
~しそうであった |
~しそうであるだろう |
| 影響 |
ër- |
〜していた |
(そのときより前は)~していた |
(そのときより前は)~していたであろう |
瞬時相
瞬時相の過去は、行為の成立を表します。このとき、その行為が起こったということ以外のディテールを無視する構えとなりますが、大体の場合、行為が過去で独立して存在しており、現在に関連していないことを表します。行為の実際の様相に関しては、行為が完結した場合もありえるし、完結しなかったこともあり得ます。
進行相
動作が進行していることを示します。前後との相関にも言及する場合は別の方法で表現されます。
習慣相
動作が一定の間隔で反復されることを示します。恒常的な事実に対しても用いられます。
継続相
未完了形の継続相は、「住む」などの瞬間的な動作から生成される「住んでいる」などの動詞に適応されます。
また、進行相と結合することで、「ずっと~し続けている」という意味を表現します。この場合は、過去から連続していることを含みますが、未来へ接続されるかは不明です。
将然相
近い未来に対する予測を表します。行為の完成を意図しない姿勢になります。
瞬間的動作に対する予測の場合と、継続的動作の開始を予測する場合があります。
最終更新:2013年08月01日 11:41