八重山 舞葉(やえやま まいは)
声優を目指す少女。
あるとき、インターネットの匿名掲示板で
「架空のアニメ新番組の予告編を制作してアニメファンを騙そう」という
企画が行われているのを発見し、面白そうと参加したところヒロイン役に抜擢される。
結果完成した短いアニメは動画サイトに投稿され、その完成度は大きな話題となった。
しかし「釣り企画」はいずれ種明かしをしなければならない。
種が明かされたあとは飽きっぽいネットの住人のこと、その企画やアニメの存在も
急速に忘れ去られていこうとしていた。
が、彼女は自分がヒロインとして輝いた作品が忘れられていくことに耐えられなかった。
そんなときにQBと出会い契約、願いは「あの作品を釣りじゃなくて本物にして」。
その願いが叶った結果、「釣り企画」だったはずの作品は本物の制作会社の手で
アニメ化され、彼女もヒロイン役として声優デビューを果たす。
しかし、この経緯から「奇跡のヒロイン」的に持て囃されるようになった彼女は
次第に傲慢な態度をとるようになる。
固有魔法は「嘘を現実にする」
荒唐無稽なイメージをすればするほど、強力な形で具現化する。例えば武器など。
魔法少女姿は彼女が演じたアニメのヒロインそのままのコスチューム。
ソウルジェムの色は赤、変身後は上腕部に埋め込まれるような形で装着。
- そもそも、釣り企画が本職の制作会社(=商業ベース)でアニメ化されること自体がネットでは賛否両論だった。
- アニメ化にあたって、安価内容が捻じ曲げられたりしたこともあってますます荒れる。
- そんな中だというのに、願いが叶って舞い上がった彼女が調子づいた発言を繰り返したので、
当然彼女は叩かれて最悪板に個人スレが立ったりする事態に。
- あるとき彼女は魔女結界に迷い込んだ一般人を救出するが、正体に気付かれてしまう。
叩かれて参っていた彼女は自分が魔法少女であること、今の状態を招いた理由が自分の願いだということを吐露。
- しかし翌日掲示板を見ると、自分が助けた相手の書き込みと思しきものが。
恐怖ゆえか魔女結界のことはすっかり記憶から抜け落ちてしまったらしく、彼が覚えているのは
「八重山舞葉がコスプレで魔法少女だのなんだのわけのわからない電波を吐いている」ということだけだった。
- 助けたはずの相手から更に叩かれたことで遂に絶望→魔女化。
最終更新:2013年01月05日 22:56