神代 宿(かみしろ やどり)
誕生!穢れの現人神
- 由緒ある巫女の血筋を持つ少女。しかし現代では意味薄であろう事は否めない。宿は、巫女であるなら、神を降ろせなければ自身の存在意義は無いのではないか?と考える様になっていった。そんな時にQBが現れる。
巫女ではなく魔法少女という違いにはかなり悩んだが、願いが叶うならと「神様を私の体に降ろしてほしい」と願って契約し、確かに神の器となった。
しかし、魔法少女という歪な器に宿った神様は…神社的な問題もあり、なんと禍津日(まがつひ)の神だった…!
神は宿の話しを聞くと、SGや魔女の正体にはすぐに察しが付いたが、その事は口にせず、こう答えた。
「ふむ、そうか。直毘(なおび)の奴は一緒でないようじゃから、穢れを祓う事は出来んが。久方振りの肉体をもろうた礼じゃ。お主が変わるまで、なるべく長く生きていられる様、力を貸してやろう」
「それに、儂以外が災厄を司るというのが気に食わんのでな」
という理由で、神様が魔女退治(狩り)に協力してくれる事になった。
体の主導権は、基本的に禍津日様に譲っているが、いつでも変える事は許されている。家族はいきなりの事に戸惑うが、相手が神様という事で無下には扱えず、困っている。
手に入れたGSは、禍津日様がギリギリまで使わせたものを(宿の肉体のままでだが)飲み込み、自身の力として吸収するという方法を取らせている。中々にイケるらしい。
- SGは翡翠色。変身後は勾玉の首飾りに。
- 衣装は、動きやすそうに改良された巫女装束。
- 宿は清楚な性格。禍津日様は、おどけた態度をする冷笑家。
- 武器は玉串。紙垂(しで)を伸ばして鞭のように使ったり、自由に操作する事が出来る。これは宿のイメージから作られたもので、禍津日様の方はこれを使いたがらず、肉弾戦や神力でもって戦う。
- 固有魔法は内的存在の固着。
対・相手用。対象の魔力やエネルギーを、対象の内部で固定し、放出系・幻覚系・操作系(固有武器の操作は別)等、外的作用の行動を不可能にさせる。身体強化等、元々内的な作用の魔法に対しては意味が無い。ちなみに、禍津日様はこの魔法で固着させられているのではなく、願いで宿っているので行動の阻害はされない。
宿が死んでも願いは継続されるので、その後は体を自由に使って良いという約束を取り付けてある。歪好きな禍津日様は、自分で出ていかない限り、死ぬ事も老いる事もない魔法少女の体は、結構気に入っているようだ。
魔女 神代 宿/大禍津日神(カミシロ ヤドリ/オオマガツヒノカミ)
最終更新:2013年01月05日 23:24