一 子々 (むのつぎ しげるこ)
蓮里の姉であり、彼女の項の通りトンでもなレディーズ総長。父親が男の子が欲しかったため、「しげる」の名前がそのまま付けられた。
ある意味キラキラネームとも言えるが、本人は両親が愛を持ってつけてくれた名前を大切にしたいと、この名前に誇りを持っている。
両親は頭が良い方ではなかったが、何故か子々自身は非常に頭が良く、本人は全く勉強をしなくとも偏差値は軽く60を超えていた。
ブラジャーよりもサラシを巻いていた時間の方が圧倒的に長い程若い頃から族として単車を乗り回し、喧嘩三昧の日々を送っていた。
両親が事故で先立った後もその生活スタイルに変化はなかったが、残された妹の身も養うべく、一人で家の事もきちんと守っていた。
まんが時間よりも週刊王様の方がぴったりと言うべき性格で、己の拳でどこまでの事が出来るかを試すべく様々な相手に素手の戦い、
最終的になんと首相官邸に殴り込みをかけ、数多の警備員警察を素手でぶちのめし機動隊まで出動する大騒ぎを起こし、逮捕される。
まだ未成年に国家の中枢が打ちのめされそうになったという前代未聞の大事件の為に国家反逆罪等は適用されず、殆ど公務執行妨害、
及び傷害の罪で、驚きの懲役5年と言う短さの刑だけとなる。ちなみに刑に服す前にちゃんと妹には大量の生活費を残してる。無論、
全額合法的なやり方で集めた金である。特別女子少年院では後から来た人間であるにも拘らずあっという間に院生達のトップに立ち、
模範囚として持て余した時間に法律関係の勉強に打ち込み、司法試験にも合格して弁護士資格を取っている。後の彼女の出院時には、
数百人以上の族の舎弟達が出迎えに来た程であり、この事からも分かるように人脈の幅は非常に広く、警察関係や病院関係、その筋、
堅気となった舎弟達から紹介される形で、出所後に開いた法律相談事務所には多くの人が訪れ、かなり繁盛している。
実はまだ彼女が服役する以前、喋る謎の白い四足歩行生物に「魔法少女にならないか」と、しつこく勧誘された経験があったらしく、
願いを叶えるだの、魔法少女だのと言った話に全く興味のなかった彼女は、神出鬼没の存在を悉くを無視していた事があったと言う。
なお未確認の情報ではあるが、彼女が収監中に院内で魔女の結界が発生した事件があったらしく、結界に彼女が取り込まれたものの、
結界を作り出した魔女と素手で戦い、叩きのめして生還したらしいが、話の真相は定かではない。
魔女 なし (そもそも魔法少女ではない為)
最終更新:2013年01月16日 11:40