エピソードオブフェンリル2

次の瞬間魔獣の足が振り降ろされ、凄まじい衝撃とともに二人を踏み潰した。

フェンリル「透伊!!ヌシ!!」

フェンリルは二人の元へ駆け寄ろうとする。が、すぐ異変に気づいて足を止めた。

フェンリル「な、何だ……?」

踏み潰された二人の身体には、まるで割れた鏡のように、無数の亀裂が走っていた。そして二人はバラバラに砕け散り、後にはその破片だけが残った。

フェンリル「…………!?」

 

作者:パラソル

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最終更新:2014年05月21日 22:35