作者:名無しさん
怜「あー、暇……ん?迷子?」
痴女「……?」怜の方へ歩く
怜(こっちきた、保護するべき?)
痴女「あなた誰?」
怜「私は怜だけど……お嬢ちゃん迷子?名前は?」
痴女「まいごじゃない。なまえ……ない」
怜「一人なの?」
痴女「……」首を振る
痴女「さらさといた」
怜(さらさ……あぁ、更紗か)
痴女「さらさどこ?」
怜「はぐれたの?」
痴女「……」コク
怜「それを迷子って言うんじゃ……」
痴女「……」
怜「……」
痴女「さらささがしにいく、ばいばい、れん」怜から離れる
怜「ん…………あ゛ー」頭を掻く
怜「待って、私も行く」痴女を追いかける
痴女「れんも?なんで?」
怜「一人にして死なれても、寝覚めが悪くなりそうだから」
痴女「しんぱいってこと?」
怜「まあ……そうかもしれない」
痴女「ありがと、れん。いがいとやさしいんだね」ニコッ
怜「褒めてるのか貶されてるのか微妙だけど……ありがと」
痴女「てつないでもいい?」怜の手を握る
怜「別に……ってもう握ってるし」