【名前】瀬戸内 有働(せとうち ゆうどう)
【性別】男
【年齢】四十五歳
【罪状】三十二件の殺人
【刑期】死刑
【服役】三年
【外見】180cm 133kg 禿頭で肥満体。威厳や貫禄を出そうと思えば出せたりする。
【性格】
僧侶の身で有りながら、酒と女と博打をこよなく愛す破戒坊主。僧侶の修行は全くした事がなく、般若心経すら暗誦出来ない
【超力】

『招来・不動明王』

頭上もしくは背後に、全高2mの不動明王を現出させる。
不動明王は自律して動き、手にした剣や、全身に纏う迦楼羅炎で攻撃してくる。
この時有働も不動明王と同じ炎を帯びている為に、格闘戦に於いてかなり強化される。

当人の戦闘技能ZEROだけど。

有働の持つ欲望だとか苛立ちだとか嫉妬だとかいった感情の強さにより、不動明王の戦闘能力や帯びる炎の威力は変動する。
当然の事ながらこの不動明王は有働の超力の産物でしか無く、仏教五大明王のの不動明王とは全く関係ない。

【詳細】
元々は霊能力者として、悪霊退散や厄除けを行なっていた僧侶。
……当然詐欺である。
それっぽいことをやって、それっぽいことを言って、善男善女を騙して金銭毟り取っては、酒飲んで女抱いて肉喰らって馬券買ってた生臭坊主である。

『開闢の日』を迎えて、有働の詐欺師…もとい、霊能者としての活動が終わりを迎える事となる。
人類全てが手に入れた『超力』により、既存の霊能力者や超能力者の存在意義は消滅。
霊感商法というものが成立しなくなってしまったのだ。
しかして旧来の霊能力者や超能力者にも、等しく『超力』は発現した。
有働の様なインチキ生臭破戒僧にも平等に。
有働は自身の得た超力を、御仏が仏道に背く者に仏罰を与える為に、己に与えられたものだと思い込み、手始めに偽りの不動明王像を使って、日頃から有働の事をインチキと批判していた近所の男を殺害。
その後は金銭と引き換えに、悪しき人間を誅戮する日々を送り、反社から依頼されて、とある刑事に仏罰を下しにいったところ、その刑事が予想以上に強かった為に激戦を繰り広げる事となり、刑事が呼んだ応援により袋叩きにされてお縄となった。

裁判でも『自分は御仏の意思を受けている』などとトチ狂った発言を繰り返し、刑務所でも他の囚人に難癖付けて殺害するなどして、アビス送りになる。

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最終更新:2025年02月02日 11:31