【名前】シビト
【性別】不明
【年齢】不明
【罪状】殺人罪、死体損壊罪
【刑期】無期懲役
【服役】5年
【外見】やせ細った体。猫背。ギラつくような瞳。体中傷だらけでそれを隠すかのように包帯を巻いている。
【性格】狂気。他人との意思疎通こそ可能であるが、あくまでそれだけ。何かに駆り立てられたかのように混沌を世界にもたらす。
【超力】
『屍魂饗宴(ネクロ・カーニバル)』
死んだ生物を自在に動かすことが出来る能力。
操作可能範囲は半径1メートル。操作できる死者には単純な命令しか出来ない等制約も多い。
ただし『死んでいる』ものであればどんな生物でも思いのままである。


ただしこれは彼が脳に大きな怪我を負い、能力が大幅に弱体化した結果。
本来ならば完全な形での死者の蘇生、もしくは死者をゾンビ状態で仮蘇生させての使役も可能とする。
少なくとも今回の刑務作業中に能力が完全復活することはない。


【詳細】
『開闢の日』から間もない頃の混迷期、人々の間で噂された「死んだ人が蘇る」という都市伝説。
その噂を現実のものとしたのは、どこからともなく現れた住所不明の謎の異能者。
徐ろに死者を蘇らせ、都市伝説として独り歩きし、立ちふさがるものを殺し蘇らせ、時には己の手駒とする。
「死者の完全な蘇生」という世界の在り方をひっくり返すような神の御業を齎す異能者を放っておけないと、秘密裏にありとあらゆる国・組織による共同の捕獲作戦が実施された。
数週間に及ぶ激闘、多数の死者を出し、勇気ある青年の一発の銀の銃弾が彼の脳を傷つけ弱体化させたことでようやく捕縛に至った。
殺害ではなく捕縛になったのは、彼の能力を利用しようと考えた各国の権力者や富豪たちの思惑によるもの。


本名不明、暫定的に「シビト」という名前を付けられ、アビスの奥深くに封印されている。
情報を聞き出そうと何度も聞き取りが行われたが、「神」という単語以外、重要な情報は聞き取れなかった。
彼の存在を知るものはアビス関係者でも一握りしか存在しない。


今でも確認されていないだけで、シビトが蘇らせた「蘇生者」たちは世界各地に存在する。

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最終更新:2025年02月04日 21:44