【名前】刑部 来栖(おさかべ くるす)
【性別】男
【年齢】四十三歳
【罪状】殺人
【刑期】死刑
【服役】半年
【外見】
191cm 84kg やや痩身に見える穏やかな笑みを絶やさない青年。どんな時でも誰が相手でも丁寧な言葉遣いをする。何処と無く頼りない感じがする
【性格】
穏やかかつ信仰心の篤い人物。正しきは讃えられ、悪しきは罰せられるべきと信じている
【超力】
『主よ 憐れみたまえ(キリエ・エレイゾン)』
発火能力(パイロキネシス)
触れたものか、20m以内の睨みつけたものを燃焼させる。
特殊な形態として、来栖が罪人と認識した者へは火力が増す。
自ら罪を認めている者に対し、接触してこの超力を用いると、身体の内側から燃え上がって死ぬ事になる。
『罪を認める』という判定はかなりガバガバで、公開や贖罪意識といった本心からのものや、拷問やリンチの結果で罪を認めたとしても、ともに等しく認めた扱いになる。
来栖は拷問やリンチにより、罪を認めさせてから焼却していた。
【詳細】
『開闢の日』以降に出現した無数のカルト宗教の一つを率いていた男。
慈善活動や寄付を行い、世間からの評判は上々だった、
その裏で『ヤマオリ』に穢された世を糾す。という教義を掲げ、超力というヤマオリの穢れた力により、人を傷つけ世に悪を為す者達を私刑に掛けて惨殺していた。
取り分け、世界を穢した『ヤマオリ』に纏わるものは全て滅ぶすという意志は強く、山折村と少しでも関係が有れば速やかに拉致し、凄惨な拷問やリンチの果てに、『己の存在そのものが罪である』と認めさせてから、超力で焼却して塵に変えた。
直接殺害した人数は、当局が確認しただけでも五百人を超え、リンチや拷問で死んだ者を含めると二千人を超えるという。
山折村関係者の認識もかなり無茶苦茶であり、結婚相手や親が山折村出身だったという者以外にも、山折村出身者の友人だった者、果ては山折村出身者が良く通っていた居酒屋の経営者だったというだけで殺害していた。
常に笑顔で愛と平和と献身を説き、笑顔で信徒達を率いて慈善活動に取り組み、笑顔で凄惨なリンチや拷問の様子を見守り、笑顔で罪を認めた者を焼殺してきた狂人である。
今回の『刑務』に対しては殺る気に満ち満ちている。
最終更新:2025年02月05日 09:29