【名前】バルドゥール・シュロット
【性別】男
【年齢】31
【罪状】殺人、爆発物製造
【刑期】無期懲役
【服役】4年
【外見】身長187cm。短く整えられた濃いブロンドの髪に、茶色い垂れ目をした優しさと誠実さを感じさせる顔の男性。
【性格】優しげで落ち着いた声で話し、身長の離れた相手にもしゃがんで目線を合わせようとするなど大柄な割に威圧感を感じさせない。
 その人の良さは演技ではなく素ではあるのだが、その一方で心の底ではいつか世界をめちゃくちゃにしたいという欲望が渦巻いている。
【超力】
『Oedelaeg hele skabelsen(全ての創造物を破壊しろ)』
 頭の中で物体が爆発するイメージを想像しながら手で触れることで、爆弾化させる能力。爆弾化効果は永続する。
 手袋等を通していても、手で感触が得れる程度なら構わない。
 当人にとって思い入れのある物であるほど、触れている時間が短くても強力な爆発が起こせる。
 どれだけの数を爆弾にできるかは当人も把握していないが、自分の最初の予想よりはかなり多かったらしい。
 爆破させたい物体を思い浮かべながら超力の名前を呟くことが起爆のトリガーとなる。
 その性質上、均一な大量生産品を複数爆弾化した場合は一回の起爆で全てを爆破することが可能。

【詳細】
 デンマークのとある世界的に有名なおもちゃの検品、積み込み工程で働いていた男。
 子供の頃からよく遊んでいて大好きだったと言う動機を言って、工場で働くこととなる。

 面接の際には超力の威力を最小限まで調整することで、ちょっと物体を歪ませたり火を付けたりする程度の能力と隠していた。
 しかし大規模な同時爆発事件を起こすことこそが、最初から彼の目的だった。
 それなりに自分が触れた商品が市場に出回った後、天候が悪く子供が家にこもり玩具で遊ぶであろう時間帯を狙って一斉起爆。
 ヨーロッパを中心とし各地で玩具が一斉に爆発、子供を中心として数千人単位の犠牲者が出る事態となった。
 世界のあらゆる工場製品に不安の影を落とし、世界のあり方を少しばかり狂わせた存在と言っても良いだろう。

 組み立てたブロックの建物を壊すみたいに、自分の狙える範囲でできる限りこの世界を壊せる方法を考えたんだ。
 せっかく超力があるのだからやってみたいと思うのは当然じゃないかと、逮捕後に述べていた。

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最終更新:2025年02月07日 00:14