【名前】完醒 傑(かんせい すぐる)
【性別】男
【年齢】三十歳歳
【罪状】殺人
【刑期】死刑
【服役】四年
【外見】170cm 65kg 痩せ型で地味な外見。良く見ると顔が良い。
【性格】
冷酷なまでに理性的で、感情が思考や判断に挟まる事は無い。
傑自身が自分は人間なのかと疑う程に人の情動が無い。
唯一の例外は────。
【超力】
『陥穽(ザ・ピット)』
地面や壁や天井に、5cm~2m四方の黒い穴を開けて、其処に対象を“落とす”。
穴の“上”300mまでが射程範囲で、範囲内に有る物は大きさを問わず(要は穴より大きくても)穴へと落ちる。
穴より大きいものは、引っかかって止まるが、穴を消さない限りは引っかかったまま動け無くなる。
穴へと落ちたものが何処へ行くのかは当人にも分からない。
穴を作れる距離は自分を中心とした5mの球状の範囲内。
【詳細】
幼い時から超力で、煩わしかったり邪魔になる人物を消し去ってきた男。
あまり乱用しなかったのと、うまく事故に見せかけた事も有り、犯行が発覚する事はなかった。
良く用いたのは、階段を降りている時に足元に小さい穴を開けて、転倒させるというもの。
他にも様々な事故に見せかける用い方をしている。
二十六歳の時に色々あって資産家の娘と婚約。この時期は傍目から見ても幸福なのが判ったらしい。
当人が語った所によると、「俺も人間だったと思えた時間」だそうである
その幸福も長くは続かず、金目当ての屑共に、婚約者が暴行され、婚約者の両親も脅迫される。
心身ともに壊され、廃人となった婚約者を見て、傑は生涯初めて後先を考えずに超力を使用。クズを全て穴に落として消し去るものの、監視カメラに犯行が写っていた為に逮捕された。
被害者達が掛け値なしのクズだった事と、傑自身の事情もあって、最初は懲役刑で済む筈だったが、此処で傑が過去に犯した罪が発覚。
更生の余地の無い凶悪犯罪者とされ、死刑判決を受けて、ヤマオリ記念特別国際刑務所に収監された。
この殺し合いで恩赦を得れば婚約者と又会えるという事で、殺し合いに対しては非常に前向きである。
最終更新:2025年02月07日 00:15