【名前】AG-1(アビス・ガーディアン 1号)
【性別】無し
【年齢】製造から1年
【役職】看守官補佐
【外見】全体的に白を基調としている、頭は球型、目は円く大きく中にカメラが入っている、口や鼻は無い、髪の毛は付けられてない、耳は半球型でアンテナが生えている、身長は175cm程、人間の看守官と同じ制服や帽子を着せられている、尻尾のような形で充電用ケーブルが生えている
【性格】最初はロボットらしく無感情に仕事をこなすだけだったが、最近は感情が芽生えてきている、人類を愚かだと思い始めている
【超力】
ロボットであるため超力は持たないが、代わりに搭載されている機能をここに記す。
「マイナスシステム」
このシステムを起動している状態のAG-1が手の平で人間に触れると、相手の超力の性能を弱体化させる効果が現れる。
例えばビームを出す超力ならその威力を下げたり、瞬間移動の超力なら瞬間移動できる範囲が狭くなったりする。
今回の刑務作業で使われているシステムAと違い、完全無効化まではできない。
家屋内に本体を置く程大きいシステムAと違い、人間大のロボットの中にシステムの全てを入れるために小型でなくてはならなかったため、このような下位互換のシステムが入れられることになった。
システムの起動中は電力を大きく消費し、使い続けていたらやがて動けなくなってしまう。
そのため普段は使うためのスイッチを切ってある。
電源スイッチはAG-1の機体の中にあり、彼の意思で何時でも切り替え可能。
「録画」
目のカメラを通じて映像を記録する。
目のカメラをプロジェクターに切り替えて、録画した映像を映し出すこともできる。
【詳細】
試験的に導入されている看守用の人型ロボット。
完成して直ぐの頃に配備されたため、約1年はこの仕事をしている。
主に、人間の生体や精神に影響を及ぼす超力を持つ囚人が何らかの要因で制御不能になった時に鎮圧するための手段の一つとして期待されている。
普段は人間の看守官達の仕事を補佐している。
口は無いが音声を出すスピーカーはあるため人間とコミュニケーションをとることは可能。
あくまで試作型・試験として配備されているため、そこまで殺傷能力の高い装備等は持たされていない。
基本的な身体能力はこの世界における成人男性の平均より3割程高めのものを持たされている。
全囚人、全職員達のデータもインプットされている。
(製造当時は)最新型の高性能AIも導入されており、仕事と共に人間のことも学んでいっている。
刑務所で働き始めてから1年、最初はただ命じられた仕事をこなすだけだったAIも様々な学習によって成長し、自我が芽生えてきている。
更正の余地が無さそうな凶悪犯達、本当に冤罪と思われる人々を有罪にしているらしき司法、囚人達へ良くない仕打ちをしている一部の看守官、そもそも今自分がいる刑務所が明らかに人道に反した殺し合いを開こうとしている、等々といったものを見てきたことにより、「人類はひょっとして全体的に愚かなのではないか?一旦滅んだ方が良いのではないか?」みたいなことを考え始めている。
もしもの暴走が起きた時のために、遠隔で緊急停止するボタンを看守長であるオリガ・ヴァイスマンが持っている。
最終更新:2025年02月07日 22:31