【名前】アマルガム・ドレッドフット
【性別】男
【年齢】46
【罪状】殺人、傷害致死、強盗殺人、強姦殺人
【刑期】死刑
【服役】4年
【外見】全長27m超、体重は1t以上。
スキンヘッドで常に気味の悪い張り付いたようなニヤケ笑いを浮かべている。アマルガム自身の185cm程度の肉体の後ろには、尻に頭を突っ込んだような形で幾重にも人間の首から下が連結されており、それはまるで巨大な『ムカデ』のようだ。"全長”と表記したのは、アマルガムに後続する者達の分も含んでいる。

【性格】一言で言えばド外道のマッドサイエンティスト。他の新人類のことは自分の能力の糧としか思っていない。サディストでもあり、新人類を自分の肉体の一部にしてその嘆きを聞くことを快楽にしている。

【超力】
『ムカデ人間(ヒューマン・センティピード)』

 口、または肛門から人間を吸い込み、肉体と超力を捕食・吸収する能力。
捕食された人間はアマルガムの最後尾の人間の肛門に頭部全体を突っ込んだ外見となり、アマルガムの新たな最後尾の人間として彼の肉体の一部になってしまう。
 捕食する際は口と肛門が人間大の大きさに開き、ブラックホールのように無差別に周囲を呑み込む。
 また、彼に捕食された人間はその超力を奪われてしまい、身体もアマルガムの制御下に入ってしまう。
 これにより、アマルガムはこの殺し合いに至るまでに多くの人間を捕食し、同時に多数の超力を奪っており、それを同時に使うことができる。
 また、捕食した人間の肉体で構築したムカデのような異形の肉体にも関わらず隙のない統率された動きが可能で、見た目からは考えられないような筋力と敏捷性を誇り、物理方面でも非常に強力。
 捕食された人間の生命活動は停止しておらず、今もその肉体の中で嘆き、アマルガムを愉しませている。

【詳細】
 アメリカ出身のマッドサイエンティスト。
 かつては心優しく、『開闢の日』後の世界のために貢献しようと、超力の研究に没頭する科学者だった。
 しかし、超力を利用して悪化していくばかりの世界を見て日に日に彼の心は荒んでいった。
 そしてある日、超力を利用した犯罪者によって家族を殺されたことで、アマルガム自身の心は壊れてしまった。
 その日を境にアマルガムの考えは変わり、

「世界を救えるのは自分だけ」
「世界中の人間を捕食して繋ぎ、掛け合わせた超力で自分が世界の頂点となる」
「腐れ切った新人類など何人捕食しようと世界の危機の前では些末な事」

 という思考を持つようになった。
 だが年月を経て捕食を重ねるにつれて、その目的すらも忘れてしまい、今となってはただ、「捕食した者から吸収した超力で何ができるか」を実験・研究することだけが目的となってしまい、己の快楽のために破壊と殺戮を繰り返すだけになってしまった。
 当然、それを見過ごしてはおけない人物によって彼は捕縛されることになるが、その際にも何人かは捕食して彼の一部となってしまい今も彼の肉体の一部として生きている。
 参加者の中には、親しい者を彼の一部にされてしまった者もいるかもしれない……。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年02月09日 11:02