【名前】Dr. リヴン・レイナード
【性別】男
【年齢】43
【役職】特任医師
【外見】高身長で痩せ型、整えられた黒い短髪の白人男性。切れ長の糸目をした胡散臭い見た目。手術で手を動かす時だけ目を開く。
今回の刑務作業に当たっては、医師という身分を示すためいつも白衣を着るようにしている。
【性格】かなりオープンな性格で丁寧語で何でも話してくれるが、それが逆に胡散臭く感じられる。本当は実直なだけ。
可愛いものが好きで、それを隠すことに恥ずかしさを感じていない。逆に怖い。マッドさを感じる。
超力により身体が変化するタイプの能力者を見るたび、CTとかMRIとか採血とかの検査を病気じゃなくても一種の狂気のようにガンガン勧めてくる。
【超力】
『マイ・ビーラブド・ラクーン・アンド・ベア』
雌のアライグマ「ランブラさん」、雄のアメリカグマ「ロッキーさん」の2体を召喚する能力。
リアル感が抑えられデフォルメされ、当人と違い見た目が可愛らしいので、相手に対して警戒を解くのに役立つ。
2体とも当人より仕込まれた高い医療技術を持っている。
ランブラさんは、身体が小さいので力のいる作業は苦手だが細かい作業は得意。イラストを描くのが得意。
ロッキーさんのはその逆。大道芸が得意。

【詳細】
人類は進化し病に関する抵抗力や怪我の治癒力も増したが、それでも治療が必要な場合は幾らでもある。
治癒系の超力を持った人がいればそれで良いのではという論もなくはないが、それでも医師という仕事はなくならなかった。

彼が狂気を感じるほど研究熱心になったのは、一つの出来事による。
超力の発現によって、人間を逸脱した身体になってしまう人々は世界的に存在している。
特に常時発動型の場合は人間の身体に戻ることすらできないのだから、従来の人間向けの手術などの治療方法が適用できる見込みは低いのである。

ファーリー・ファンダムのコミュニティによく入っていた彼は、周りに獣化系の超力を発現する物も多くいた。
コンベンションなどのオフ会イベントは、動物の着ぐるみ以外に超力により理想の身体を手に入れたものも集まり、前の世界よりも明らかに賑やかなものになった。
しかしその中で彼は不安も感じており、それは遂にある時のイベントで現実になる。
常時発動型のドラゴンになるタイプの超力の持ち主が急病で倒れ、架空の生物なこともあり誰も適切な治療の対応ができず死亡してしまった。

この事に心の傷を負った彼は、どのような能力者にも外科分野を中心に適切な治療ができるようになりたいと狂気のように志す。
世界各地の医師、獣医と連携を取り、身体変化系の能力者の身体を調べられる機器を整えていき、積極的に成果も発表していった。
また医師としての技術力の研鑽も怠らず、超力により召喚できる動物2体も同じ志を抱いて技術を磨いていった。
そうして彼は超力を発動した身体の手術、
また加えて、超力によって負わされた特殊な怪我や病気の手術のエキスパートとなっていった。

今回は囚人が恩赦される前に怪我をしていた場合のサポート、また看守に負傷者が発生した場合のサポートのため招集。
また刑務作業により発生した遺体の解剖検査も自由に行っていいことになっている。
医師らしく生命が失われる殺し合いにはあまり良い感情を持っていないが、さすがに自分の信念も及ばない権力者の意思なので飲み込んで従っている。

既婚者で、天馬に変化する超力を持つ妻がいる。
乗せてもらって怪我人のいる現場に向かうこともあるらしい。

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最終更新:2025年02月10日 16:19