【名前】浜菱 裕実(はまびし ゆうみ)
【性別】女
【年齢】43
【罪状】誘拐・監禁・殺人
【刑期】30年
【服役】2年
【外見】年齢相応の穏やかな研究者といった風貌。身長165cm。髪は茶髪の緩やかなポニーテールで、目を細めていることが多い。
【性格】
冷静で論理的で協調性も高くしっかりしている。
間違ったことや無駄なことは遠慮なく指摘するが、収監されてからは個性が強い犯罪者や強権的な看守たち相手に諦め気味。
収監されストレスが溜まっていることもあり鬱屈としているが、本来は努力家であらゆることに活発に取り組む。
【超力】
『2億3000万年の系統樹(ママルス・ジャーニー)』
動物(人間も含む)に触れた上で変化先の動物のラテン語学名を口にすることで、別の動物へ変化させてしまう能力。
意識はしっかり元のまま残る。
彼女が触れた食料を餌として食べ続ける限り、効果は継続する。
他の食物で過ごせば効果は切れるが、後遺症で変化先と元の姿が混ざった姿になる。人間の場合は獣人みたいになる。
その後も数日の間彼女からの食料を絶っていれば、いずれ完全に元に戻る。
変化元として使える種類、変化先に指定できる種類は動物(哺乳類)に限る。
この能力により自分に足がつかないように注意しながら人間を動物化させ、ペットや実験動物や虐待の対象として扱って反応を楽しんでいた。
動物化後に直接殺害した数はそれほど多くない。なぜなら小動物は寿命が短いので、変化させられた場合数年から十数年で自然死してしまうため。
【詳細】
元は生命科学系の研究者。リケジョのモデルケースとして持て囃されていた時期もある。
研究者として真っ当に実績を残したい、真っ当に家族を持ちたいという心もあり、既婚者で子持ち。
所属組織の研究倫理の監査の役職にも就いており、後輩研究者からも尊敬されまともな社会人だった。
裏で犯罪をしていること以外は。
自分がまともな人間ではないという自覚があるため、加虐心は普段表に出ることはない。
子供の頃は周りから浮いた存在で同年代の男女にいじめられており、野生動物を遊び相手として触れ合っていた。
しかしストレスで怒りをぶつけてしまい傷つけたり殺したりするようになり、精神がねじ曲がっていってしまった。
彼女の記していた暗号化された観察ノートのパスワードは完全には解読されておらず、解読されれば刑が死刑に引き上げられる可能性もある。
最終更新:2025年01月26日 20:41