【名前】西野 光(にしの ひかる)
【性別】女
【年齢】112歳
【罪状】当局が把握しただけで八十七件の殺人
【刑期】死刑
【服役】三週間
【外見】178cm 80kg 告発黒瞳白皙の肌の美女。それも“絶世の”と付く。外見年齢はニ十代後半。
【性格】自分が世界一美しいと思っている傲慢冷酷な女。他者を自分の為に使い潰す事に一切の躊躇いが無い。口調や所作が年寄り染みている。
【超力】
『夜の子供達(チルドレン・オブ・ザ・ナイト)』
自身の影、或いは闇から影もしくは闇で出来た狼や蝙蝠を出現させる。
狼の最大で出せる数は五頭まで、数と大きさ強さは反比例し、和が多い程に小さく弱くなる。
更に影や闇が濃いほどに狼の強さ大きさは増していく。
昼間に己の影から五頭出した時が最小最弱だが、この場合でも大型犬並の大きさと身体能力を持ち、疲労も痛みも感じず、連携して襲い掛かって来る為に、ネイティブでも戦闘向きの超力を持たなければ対応は不可能。
夜の闇で一頭だけ出すものが最大最強で、シベリアタイガークラスの大きさと身体能力になる。
当然の事ながら数を出す程に疲労は増していく。
蝙蝠はさほどの疲労も無く、一度に数十匹を出せる。疲労するが数百体まで同時に出せる。頑張れば千の大台を超える数も可能。
蝙蝠の戦闘能力は極めて低く、どんな条件で出しても現実相応の蝙蝠に劣るものしか出せない。
攻撃手段は噛み付いて血を吸うというもの、狂犬病などは当然だが媒介しない。
但し、この蝙蝠噛まれた時の痛みは、場慣れした大の男が泣き叫ぶ程のものであり、それが数十匹同時に牙を突き立てれば、殆どの人間はショック死する
西野光は、蝙蝠に生命溢れる血を吸わせる事で若さを取り戻し、保てるのだと信じている。
これを只の思い込みと一蹴する事はできない。何故なら西野光は現に若返ったのだから。
【詳細】
生まれ持った絶世の美貌で、多くの男を従え、欲しいものは全て貢がせ、気に入らない者を排除させて来た女。
栄光と栄華を恣にし、贅を尽くした人生を送っていた……。若い間は。
加齢とともに美貌が衰え、男達が手のひらクルーすると、金遣いの荒さを抑える事ができずに即座に破滅。
その後は細々と貧しい生活を送る。
そして迎えた『開闢の日』。獲得した超力を用いて、憂さ晴らしに偶々目に着いた美女を蝙蝠に湯を吸わせて殺害してみたところ、若返った様な感触を得る。
狂喜のままに殺人を繰り返し、気が付けば十代後半の肉体と、往年よりも更に美しい容貌を獲得していた。
だがしかし、この若さと美貌は人の生き血有ってこそ。生き血を摂取しないと一週間程で老化が始まってしまう。
狂喜は狂怖へと変わり、やがて狂気のままに人を殺し、血を奪うバケモノが誕生した。
『アビス』に収監されて三週間経過した時点で、肉体年齢が10年ほど老いてしまった為に焦りまくっっており、速やかに誰かを殺さなければならないと思っている。
最終更新:2025年01月31日 00:39