【名前】ファン・コジ・フェロン
【性別】男
【年齢】27
【罪状】国家反逆罪、扇動罪
【刑期】無期懲役
【服役】5年
【外見】肌色は薄め、黒目に太めの眉。黒髪で後ろに逆立ってややツンツンした髪型。普段はやる気のなさそうな表情だが、煽てられてやる気を出すと気合が入った吊り目になる。
【性格】事なかれ主義の現実主義者で、世の中への不満はあっても現状を受け入れてそれなりに生きようとする。
一方で他人におだてられるのに弱く調子に乗りやすい。熱血っぽくなってキャラが変わる。
【超力】
『Planeador abajo』
巨大な黒い合金製のスーパーロボットを召喚し搭乗し操縦する能力。
光線を放ったり腕を飛ばしたり胸の放熱板から熱線を飛ばしたりする。
【詳細】
ベネズエラでは独裁政権が支持層から強力な超力持ちを囲い込むことに成功し、石油産業にも強力な能力者を護衛に付けることで経済もある程度は回復。
凶悪化したマフィアや海賊の脅威を度々受けながらも、クーデターも起きず、完全な民主主義にもならず、なんだかんだグダグダと同じように独裁政権が続いている。
親世代が見ていた日本のロボットアニメを子供の頃によく見せられ、その影響を受けていた青年。
超力もそれに関した物を発現するが、さすがにそこら辺で試しに使うわけにも行かないものなので普段使うことはなかった。
やがて成長していく中で趣味も変わるし、自分の超力の存在すらも普段意識しない生活を送るようになる。
成人した彼は本来は消極的な野党支持者で選挙の時は入れるくらいで、デモとかは特に参加しないタイプの技能労働者。
しかしこの能力の存在を野党の反独裁政権の有力者に目をつけられてから、彼の運命が動いた。
巨大ロボットをデモのシンボルとして使うとう言う話に最初は消極的だったが、周りから煽てられもしかしたら行けるのではと思い始めてしまう。
そうしてある時反政府デモとともに長らく忘れていた超力を発動、その力は圧倒的で緊急出動してきた政府側の軍の通常兵器は何一つ通用しない。
"M〇z〇n〇e〇 Z salva a Venezuela!"
それを見かねた軍は早々と撤退、デモは大成功しこれで反政府派も勢いづくだろう……とはいかなかった。
政府側も秘密裏に同じような巨大なメカを操れる超力の使用者を抱えており、対抗として呼び出してきたのだ。
一時は調子に乗った彼も不安を覚えるが今更引けず、周りに被害の出ない場所で一騎打ちとなる。
しかし相手の機動力の高さ、そして軍で訓練してきたことによる練度の高さには敵わずロボットは半壊となり投降しアビスへと収監された。
今後政変がなきゃ最悪一生ここで過ごすのか……と思いつつも死刑は母国で廃止されていて無いだろうから死の恐怖に怯えることもない。
模範囚として過ごし、看守に媚び売って娯楽品をたまに貰ったりとかして生きている。
自分を持ち上げてきた奴らに恨みを吐きたいくらいの気持ちはあるが、一度は志を共にしたし復讐したいと思うような気持ちはない。
最終更新:2025年02月01日 22:48