【名前】高原藍寿(こうはらあいす)あなたらしく、美しくありながら、長く生きて欲しいという意味が名前に込められている
【性別】女
【年齢】11
【役職】1日看守官
【外見】ピンクゴールドのロングヘアーの右サイドに三つ編みお団子、前髪は七三分け、瞳の色は黄色と水色のオッドアイ、服は看守官の普段着のうち1番小さい服を借りている、そして小学生の割に身長はかなり高い方
【性格】
大胆不敵の自信家、そして母がアイドルとして莫大な金を稼いだ為に大金持ちでもあり、優しさもしっかりある才色兼備の美人さん、余っ程の事では揺るがないメンタルも持っている。そしてママの事も大好きで本当に尊敬している、ママと同じように高校生になったら学生アイドルもやる予定、問題ないわが口癖
【超力】
PHOENIX
炎のように赤く燃え盛る不死鳥のオーラを纏う事が出来る(肉体が変わっている訳では無い)、このオーラを纏っている間、彼女は絶対に死なない(傷も再生する)上、炎の翼を飛ばす事による攻撃、翼による防御、そして飛行も自在に可能である。指から不死鳥のオーラを飛ばす事も出来る。
【詳細】
高谷千歩果の子供達、5女1男のうちの次女で、彼女が学生アイドルを辞め、普通のアイドルとして世界に伝説を残した後に30歳で引退し結婚、その結果産まれた2人目の娘である。
高谷千歩果は事件の事を知った時、大切な故郷、大好きな村が事実上滅びてしまった事、そしてそれに友達になったばかりの岩水鈴菜を巻き込んでしまった罪悪感、そして八雲 朝菜、岡山 美森 、犬山 うさぎ 、環円華等の大切な親友や村人達が死んでしまった事等、全てに絶望し錯乱しながら首を括って死のうとしたが幼馴染の海坂侑が辛うじて発見しどうにか自殺を思いとどまった(それでも半月寝たきりになったが)。
その後山折村の名前を多くの人に刻んでみせる事を9人で誓い、学生アイドルとして本気で取り込み、有名な大会にも大きな記録を打ち出した。
そして高校卒業後、彼女はそのままアイドルをする事にした同じ山折村を故郷にしていたチームメンバーの2人と共にTHREE MOUNTAIN ×THREE ANGELSを結成し、20年前には一大ブームを築き上げた。…あの山折村の関係者というのも理由かもしれないがそれでもアイドルとしての実力もかなりある方だと追記しておこう
だが開闢の日、彼女はあの山折村の近くへ向かっていた
彼女は世界が終わるのならば山折村のすぐ近くで終わりたいと考えたのだ。そうすればまた大切な人達に会えるかもしれないとも考えたのかもしれない
その結果、彼女もまた山折村の人々に関する力を得ていたがそれはまた後述する。
それと同時に近くで倒れていた…実は妹である澁咲帆歌夢を発見、勿論彼女は妹の事を全く知らず、ごく稀に自分と似ているという声をファンから聞いた事がある凶悪殺人者である事だけを把握していた為即座に通報し、彼女が捕まるキッカケになった。
その後彼女は超力が当たり前になった世界において自分の能力を自覚し、使用出来た。
その名前は『ヤマオリライド』
それを使うと山折村のパンデミックで犠牲になった異能を所持した人物のうち知っている人物限定だが5分だけ本人を現世に召喚出来る(1度召喚すると2度と召喚をする事は不可能だが)。彼女ももし異能を得ていたとしたら違う力だったかもしれない。
妹には山折村で死んでいった人の呪いが、姉には山折村で死んでいった人の想いが集まったのかもしれない
勿論召喚した存在は異能は使えないが、話しをする事は出来た。その結果死んでしまった大切な人達と束の間の再会と会話を楽しむ事が出来たと同時にパンデミックの時に何が起きたのかを断片的だが知る事が出来た。
それらをとある1冊のノート『山折村で懸命に生きた人達の想い』という物に彼女は纏めた。
そしてその後もメンバーを増やしながらアイドル活動を続け、30歳で後継にグループを継承してもらってから引退し結婚、6人の子供に恵まれた。
そして13年後、次女である藍寿の運命は12歳の姉である高原菜々子の下記に書かれている超力によって動き始める。
彼女の超力を利用したいと考えて高原家にスカウトが来たが当然万が一菜々子が刑務に巻き込まれてしまった場合を考えてママである千歩果が猛烈に反対、友達を似たような物で失っている以上当然であろう、父である焼きとうもろこしが大好きな元医者である高原幸和(ゆきかず)も勿論反対していた
だがこれは世界の為であると詳細を話されると反対の口調は弱くなり、そこへ藍寿は菜々子と話し合いをした上で、以下の条件を飲むなら自分達が両親に許可を取る事を申告してきた。
- 万が一の時の為に高原藍寿も護衛としてついていく
- 高原藍寿は高原菜々子の護衛以外はこの刑務において基本的に誰も守らない
- 万が一の時はすみやかに2人を最優先に脱出させる
- この事は口外禁止にする
- 2人に看守官達は必ず危害を加えない
- 誰に能力を行使したのかは高原菜々子には分からなくさせる。
スカウト達はこれを飲み、二人は両親を説得し両親と妹弟達に必ず2人揃って帰ってくるという約束をした上でアビスに招待された。
藍寿は刑務について聞かされた時、確かに酷い話ではないかと感じた、殺し合いなんて自分としても到底認められるものではないし、してはいけないと、非道にも程があるとも
だがもしこの刑務が失敗に終わると刑務で死んだ人の命も無駄になる上、もっと酷い殺し合いが世界で起きて罪なき人が犠牲になるかもしれないとなると話は変わる。
藍寿達家族はママから山折村への想いを沢山伝えられていた、そしてその度に母はいつも泣いていた。
ママにはもう二度と辛い思いをして欲しくない、こんな泣き顔を見たくない、故に世界間での大規模な戦争など起きて欲しくない。
だから私達が協力出来る事だけならやった方がいい、そしてその上必ず戻ってくると決心したのだった。
その上ママの友達がどんな世界で生きたのか…少し興味もあり、それを見届けた上で、自分なりに本にしてみたい気持ちもある。勿論極秘にする約束もする予定である。
最終更新:2025年02月02日 11:28