【名前】愛原 叶和(あいはら とわ)
【性別】女
【年齢】17
【職業】学生(休学中)
【外見】明るい髪色のボブカット。痩せ細っている。
【性格】元々はギャルとしての闊達さがあったが、今は心を閉ざし気味。
【異能】
『線香花火(せんこうはなび)』
対象(自分又は他者)の肉体を活性化させる。戦闘時における身体能力の向上のみならず、肉体の自然治癒力も一時的に人間の限界を超えて活性化するため、肉体損傷の回復のために使うことも可能。ただし、代償として、活性化の度合いに応じて叶和の寿命が減る。
【詳細】
6歳の頃まで山折村で過ごしていたが、小学校入学と共に両親と共に都会に引っ越す。その後は至って平凡な生活を送っていた。校則が緩い学校だったので髪を染めて、いわゆるギャルとしてスクールカーストの上澄みで交友関係を広げていた。中学・高校と演劇部に所属していたが、ある日、演劇の練習中の息切れが異様に早いことに違和感を覚え、病院で検査したところ心臓の病気が発覚。余命1年であると告げられた。
その後、同じ演劇部の親友、哀野 雪菜に事情を話した。返ってきたのは、ありきたりな同情の言葉。毎日お見舞いに来るとか、これからいっぱい思い出作ろう、とか。
「――アンタが生きてくための思い出作りにあたしを巻き込まないでよ。この先アンタが何十年生きるのか知
らないけどさ、そんだけあってもまだ不満なわけ?」
昨日まで同じ場所で生きてきたはずの彼女の言葉が、どうしようもなく遠く感じられた。気が付けば半ば八つ当たり的に酷い言葉を浴びせて、追い返していた。
その後、後悔や自己嫌悪に苛まれながらも、雪菜からの着信を見るのが怖くて、携帯の電源は一度も入れられていない。
そして、叶和は病院での闘病を拒み、余生を生まれ故郷の山折村で祖父母・両親と共に穏やかに生きることを選択。それが、本編開始より一ヶ月前の話である。

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最終更新:2022年12月05日 20:56