【名前】哀野 雪菜(あいの せつな)
【性別】女
【年齢】17
【職業】学生
【外見】黒髪ショートヘア。ところどころ手足に包帯。
【性格】温和かつ天然。有事には行動力がある。
【異能】
『傷跡(きずあと)』
雪菜の体液は、腐食性の酸と同等の性質を有する。この体液が自身に悪影響を及ぼすことはない。血液が最も腐食性が高く、鉄を溶かすことすらも可能である。
【詳細】
放任的な浮気性の父親と、感情的で暴力的な母親の下に産まれた。全身に虐待の痕を刻み込み、洗剤の味すら覚えてしまった。死にたいと願ったことは数え切れないが、そんな日々の中でも楽しみはある。親友の
愛原 叶和との交流はそのひとつだった。出席番号が近くて席が隣だったのと、同じ演劇部に所属しており共通の話題もあったので、自ずと親友と呼べる仲になっていた。
ある日、叶和に不治の病が見つかった。そのことを伝えられた時、頭が真っ白になって、どう声をかけたのか覚えていない。だけど、気が付けば叶和が声を荒らげていたことだけは覚えている。そして次の日、叶和の病院を訪ねると、叶和は余生を田舎で過ごすために退院していた。
その後、まともにお小遣いも貰っていないいち高校生に可能な限りの情報網を駆使すること約一ヶ月、ついに叶和の住んでいる山折村を突き止める。会ってどうしたいのか、何を言いたいのかも定まっていない。だけど、このまま終わるのは嫌だと、その一心で山折村を訪れた。
最終更新:2024年06月23日 23:17